ビジネスにおけるITの重要性は増すばかりであり、IT担当者には、システムをただ管理するのではなく企業価値向上や競争力強化に結びつくIT環境を整備することが強く求められている。しかし、定常運用でリソースの大半が割かれることを理由に、こうした「攻めのIT」に転じることが叶わないケースは少なくない。特に中堅・中小企業の場合は一人でIT運用をまわしていることも珍しくなく、いまある業務を回すので精一杯なのが実情だ。多忙のなかにあっても改善を進めるために、企業は何をすればいいのか。

本稿ではこの疑問に対するアンサーとして、「伝説のひとり情シス」として知られる黒田光洋氏へ行ったインタビューを紹介したい。

インタビューレポート
中堅企業における 伝説のひとり情シスのIT運営術
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黒田光洋

1968年生まれ。大学卒業後、大手POSシステム開発ベンダーに入社。海外システム開発部でUNIXとC言語を叩き込まれる。

その後、ユーザー企業のIT部門に転職。IT部門の消滅後、「ひとり情シス」として同社のIT運用管理を一人で立て直した経験を持つ。

同経験がコストとIT活用の両立で悩む企業を救うと信じ、得られた知見の普及に努めている。

情シスの役割を明確化することが最優先

ひとり情シスの現場では、システムを管理するだけでも膨大な仕事量をこなさなくてはならない。インフラやシステムを整備して自動化を推進すれば、仕事量を減らすことはできるだろう。ただ、そのための時間を確保するには、今ある仕事を減らさなければならない。結果として、多くの企業が、悪循環から脱することができない「鶏が先か卵が先か」の状況に陥っている。

黒田氏はインタビューのなかで、ひとり情シスのIT運営がうまくまわらない理由として、今述べたような「情シス自身のIT化が足りていない」可能性を指摘。一見打つ手がないようにみえるこの問題について "すぐにできる有効な手段" があるとし、このように説明する。

「それは、情シスの役割の明確化です。情シスとして何を目的とするか、将来の自社のIT 環境をどうしたいかを、経営者の視点も絡めてイメージできれば、今やっている仕事をそれに照らし合わせて判断きるようになります。それを上司や経営層と共有することが重要で、その後の役に立ちます。情シスとしてやることや優先順位を決め、ルール化・定型化することで例外対応や過剰なサービスを減らせば、情シスの仕事量を減らすことができます」

  • 上司や経営層と情シスの役割について共有することで、「ルール化・制度化・定型化」といった形で定常運用にかかる作業を減らすことができる。インフラやシステムの整備と比べて迅速かつ大きな工数なしに推進することが可能だ。

    上司や経営層と情シスの役割について共有することで、「ルール化・制度化・定型化」といった形で定常運用にかかる作業を減らすことができる。インフラやシステムの整備と比べて迅速かつ大きな工数なしに推進することが可能だ。

会社が良くなる話なら、上司や経営層は前向きに話を聞いてくれる。それによって、少しでも仕事が減らせれば、そのリソースを使ってインフラ整備やシステム構築に臨むことができる。それを繰り返すことで、「攻めのIT」側に使える時間が増えていくだろう。

では、上司や経営層からの理解を取り付けるにはどうすればいいか。また、どんな視点をもってインフラやシステムの整備を進めていけばよいか。リンクからダウンロードできるインタビューレポートでは、下記の章立てのもと、多忙のなかにあっても改善を進めるためのIT運営術について解説されている。

[Index]

  • 過酷なひとり情シスはまず仕事を減らさないと何も始まらない
  • 忙しいから改善が進まないという状況から脱却するには
  • 自分の作業を客観視できているか
  • 経営層と情報共有は大きな後ろ盾となる
  • 情シスのための統制かた、経営のための統制に
  • ひとり情シスだからこそ統制がしやすい現実
  • 情報を集めていけば、自社の現実解が見えてくる
  • 統制の意識が、個別最適なシステムでも統合共通化しやすくする
  • ちょっとしたツールの適用で慈雨間をかせぐ
  • J-SOXは一通り目を通した方がいい

多くの方にとって参考になるはずだ。ぜひダウンロードのうえ、全文をご覧いただきたい。

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