クラウドサービスを導入する動きが各所で加速している。SaaSは特に顕著で、ガートナージャパンが昨年6月に発表した調査結果では、SaaSを利用する企業の数が国内企業のおよそ4割にまで達していることが示された(※)。この1年だけをみても、SaaSを導入する企業の数は、2020年調査と比べて8ポイントも増加。コロナ禍から、「開発不要ですぐに業務が電子化できる」というクラウドの強みに期待して導入を決めた企業が多いと推測される。
(※) ガートナージャパン「日本企業のクラウド・コンピューティングに関する調査結果」

ただ、クラウドサービスには、オンプレミス環境にはなかった落とし穴が存在する。インターネットを介してシステムへ接続する性質上、回線の増強や通信機器の強化なしにクラウド導入を進めた場合に「遅い」「繋がらない」といったネットワーク起因の問題が生じがちなのである。クラウド導入で失敗しないためには、サービスを導入するだけでなくネットワークインフラも整えなくてはならない

以下のリンクでは、今述べたインフラ整備に役立つドキュメントとして、ソニービズネットワークスがまとめたガイドブック「クラウド導入で失敗しないためのインフラ選び」をご覧いただける。本稿では簡単にその内容について紹介しよう。

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クラウド導入で失敗しないためのインフラ選び
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クラウド導入で失敗を招く、2つのボトルネック

「遅い」「繋がらない」といったネットワーク起因の問題はなぜ生じるのか。ソニービズネットワークスはガイドブックの中で、「トラフィック経路の変化」と「トラフィック量と同時接続数の増加」、2つの要因を挙げている。

  • 「トラフィック経路の変化(左)」と「トラフィック量と同時接続数の増加(右)」の概要図

個々の詳細についてはガイドブックを参照いただきたいが、同社はこの2つの要因を解決するうえで、企業はLAN外への通信経路にある「回線」と「ルーター」を整備する必要があると言及。以下に述べるポイントを留意して取り組みに臨むことを推奨している。

         
回線選びのポイント
1.広帯域 トラフィック増・同時接続増に耐えうる十分な帯域を確保できているか?
2.安定性 基幹業務やサービスを支える安定性を備えているか?
3.低コスト クラウド導入のメリットである「コスト削減」を達成できるか?
4.サポート体制 窓口の一元化が可能か? 24時間365日サポート体制はあるか?
         
通信機器選びのポイント
1.セキュリティ 外部からの攻撃や、新しいマルウェア等、新しい脅威に対応できるか?
2.処理能力 トラフィック、同時接続数が増加してもセキュリティを下げることなく、処理を行えるか
3.低コスト 機器のアップグレードを容易に低コストで実現できるか
4.サポート体制 インターネット回線との窓口の一元化が可能か? 24時間365日サポート体制はあるか?

ガイドブックでは各ポイントや先述した「2つの要因」について詳しく解説するほか、回線とルーター、双方の抑えておくべきポイントを網羅した法人向けICTソリューションサービス「 NURO Biz(ニューロ・ビズ)」についても紹介している。クラウド導入を進めるうえではきっと役に立つはずだ。ぜひダウンロードのうえ、目を通してみてほしい。

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