• 瀬戸内市の学校

瀬戸内市は岡山県東部に位置する瀬戸内海に面した人口およそ3万7000人の自治体です。瀬戸内市教育委員会では、児童生徒向けの一人一台学習用端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する国の政策 「GIGAスクール構想」 に基づき、市内全ての小中学校に一人一台の学習用端末使用環境を整備し、2021年度より本格的に運用を始めました。GIGAスクール構想の整備に合わせて主に校務用として使用していた既存のネットワークを刷新し、各学校の普通教室と特別教室にフルノシステムズの無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ) 1150w」を1台ずつ配備して学習のためのWi-Fi環境を構築しました。

  • 「一斉放送システム」に対応するフルノシステムズの動画伝送アクセスポイント「ACERA 1150w」

    「一斉放送システム」に対応するフルノシステムズの動画伝送アクセスポイント「ACERA 1150w」

ACERA 1150wは学習用端末の画面を大型提示装置にミラーリングできる機能を備えており、動画や静止画をクラス全体で簡単に共有できるほか、端末に搭載されたカメラの映像を校内放送で全校にライブ配信できる 『一斉放送システム』 に対応しています。瀬戸内市立行幸小学校では全校朝礼や始業式などを実施する際、新型コロナウイルスの感染を防ぐための手段として一斉放送システムを活用し、集会で懸念される“密”な環境を回避する体制を整えています。

■ 校内無線LAN&校内放送システムの2つの役割を担うネットワーク基盤

市内小学校6校と中学校3校の各普通教室および特別教室にACERA 1150w を配備しました。ネットワーク構成として、合計約270台のアクセスポイントと約70台のスイッチングハブを無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)」で集中管理しています。児童生徒たちは学習用端末としてWindowsの端末を使用しています。

  • タブレット(PC)&校内LANで、放送配信が可能になります

一人一台学習用端末の接続を支える校内ネットワークとしての役割に加え、行幸小学校では 『一斉放送システム』を利用できる環境を構築しています。校内の各教室に設置したACERA 1150wを介して映像のライブ配信が可能となり、全校集会における“密”を回避するための手段として活用しています。

  • 瀬戸内市立行幸小学校における『一斉放送システム』活用の様子

    瀬戸内市立行幸小学校における『一斉放送システム』活用の様子

■ 有線LANと比べても遜色のない無線LAN

瀬戸内市教育委員会では一人一台学習用端末使用の体制を整える上で、各教室の40人近くの児童生徒たちが一斉に端末を使用しても負荷がかからず、円滑に授業を進められる“有線LANに負けない無線通信基盤”の導入を希望していました。また、校内放送ができるシステムがあれば学校では使いやすいだろうとの考えもあったことから、フルノシステムズのACERAが候補となったようです。

一斉放送は朝礼などの全校集会の他に、例えば先生方が一つの教室に集まる校内研究授業で、対象となる教室の授業の様子を別教室から動画配信を通して見学参観するといった使われ方もしているようです。


◇瀬戸内市教育委員会のホームページはこちら
https://www.city.setouchi.lg.jp/soshiki/17.html

◇フルノシステムズの『一斉放送システム』の詳しい情報はこちら
https://www.furunosystems.co.jp/products/wifisolution/issei/

[PR]提供:フルノシステムズ