フルノシステムズは4日、無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」の新製品として、3つの無線機を搭載して合計3波の同時使用を実現する3RF(※1 スリーアールエフ)対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」を開発した。
2.4GHz帯の無線機を1台、5GHz帯の無線機を2台搭載することで、3種類のWi-Fiの同時使用に対応する。それにより接続できる端末数が増加し、最大接続可能台数は従来機より50%多い381台となる(※2)。混雑した周波数帯を回避して自動で接続を切り替える機能に3波間で対応するほか、学校の大講義室や図書室などの大型空間で端末を多台数接続する環境下でも安定した無線通信を実現する。2020年1月発売予定。
- 2.4GHz帯無線機1台、5GHz帯無線機(IEEE802.11ac Wave2)2台を搭載する3RF仕様(※1)
- 無線機3台の搭載により2.4GHz、5GHz(W52/53)、5GHz(W56)の3波に対応
- タブレットやノートPCなどの端末の最大接続可能台数は従来機比50%増の381台(※2)
- 3波間の無線バンドステアリング機能(接続分散機能)に対応
- 最新のWi-Fiセキュリティ規格であるWPA3に対応
- アンテナ全てを内蔵設計にすることでコンパクトな造形に
(※1) 3RF(スリーアールエフ)とは、3つの周波数(RF:Radio Frequency)、つまり3種類のWi-Fiを同時に利用できる仕様を意味しています。
(※2) 設計値であり実用的な通信帯域を保証するものではありません。
「ACERAシリーズ」は、オフィスや学校、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で、タブレット端末やノートPCなどの各種ICT機器を多台数無線接続するための業務用無線LANアクセスポイント。3RF対応アクセスポイント「ACERA 1210」は、主に学校で実施するICT機器を用いた授業での活用を想定している。
従来機では、Wi-Fi電波の送受信を行う無線機を2台(2.4GHz帯、5GHz帯をそれぞれ1台ずつ)搭載していたが、 ACERA 1210は 5GHz帯の無線機をもう1台追加し、合計3台を搭載している。それにより通信容量が増加し、増大する通信負荷の軽減や通信エリアの拡大に対応する。
混雑した周波数帯を回避して自動で接続を切り替える無線バンドステアリング機能(接続分散機能)に3波間で対応しており、大講義室や図書館、職員室のような広い空間で端末を多台数接続する環境下でも、快適な通信が可能となる。また、最新のWi-Fiセキュリティ規格であるWPA3に対応しており、通信の安全性を高めている。
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