採用難時代を迎えてなお、安定したアルバイト採用を実現

深刻な人手不足で有効求人倍率の高止まりが続く今、人材獲得競争は熾烈を極めている。そんな中、安定したアルバイト採用を実現している企業が大阪にあった。「551の豚まん」で全国的に有名な株式会社蓬莱(ほうらい)だ。

  • 551HORAI 

    戦後間もなく創業し、豚まんを“大阪のソウルフード”にした老舗企業「蓬莱」

同社はこの採用難時代にどのような戦略をとり、いかにして人材獲得を成功させているのか。その鍵は「業務のシステム化」と「採用活動のコンサルティングを務めるマイナビバイトとの連携強化」にあった。今回は、その裏側に迫っていこう。

「Entry Pocket」導入で複数の求人媒体を一元管理。採用率は倍増

竹村

複数の求人媒体を管理するのが大変で、まずは一元化したいと考えました

  • 蓬莱 人事課長の竹村 基氏

    蓬莱 人事総務部 人事課長の竹村 基氏

こう話すのは、人事総務部で人事課長を務める竹村基氏。大阪を中心に関西圏で約60店舗を展開する蓬莱では、数年前まで本社で一括して応募者の管理を行っていた。竹村氏とともに採用業務に携わる佐々木瞳氏は、次のように当時を振り返る。

佐々木

アルバイトスタッフの面接は各店舗で店長に実施してもらい、その情報のとりまとめを本社で行っていました。しかし、全ての店舗とFAXでやり取りをしていたため、状況把握にかかる工数は他の業務を圧迫するほどでした

  • 蓬莱 人事課の佐々木 瞳氏

    蓬莱 人事総務部 人事課の佐々木 瞳氏

後手に回る応募者対応。上がらない採用率―。対策が急務となる中で導入したのが、マイナビバイトが提供するアルバイト・パートの採用管理システム「Entry Pocket(エントリーポケット)だった。この導入により採用業務は劇的に変わったと竹村氏は語る。

竹村

一元化により管理工数が大幅に削減され、「Entry Pocket」を通じて各店舗と情報共有できるようになったことで応募者対応もスピーディーになりました

  • 採用管理システム「Entry Pocket」

    複数の求人媒体を一元管理できる採用管理システム「Entry Pocket」

さらに、求人媒体ごとの効果分析も可能となり、最も有効な施策を取れるようになったという。各媒体の効果を数値として“見える化”することで、採用率は徐々に伸び、今では2倍にまで向上している。

導入の決め手はスマートフォン利用に最適化したインターフェース

  • スマホ使用イメージ「Entry Pocket」

求人媒体を一元管理できるシステムは何も「Entry Pocket」だけではない。では、なぜ「Entry Pocket」を選んだのか。竹村氏に疑問をぶつけてみた。

竹村

デモ画面を操作している段階から使いやすさを感じていました。スマホでも見やすい設計で、店舗で働く店長たちからの評判も良かったです。アルバイトだけではなく、新卒採用でもマイナビさんのシステムを利用して使い勝手の良さを実感していたので、安心感もありました

  • 蓬莱とマイナビバイト

導入に携わったマイナビバイトの「Entry Pocket」導入担当はこう付け加える。

Entry
Pocket
導入担当

当時は「Entry Pocket」をリリースしたばかりで、システムとしても後発でした。だからこそユーザー様の声を丁寧にヒアリングし、より良いサービスを提供できるように改良を重ねていきました

  • マイナビバイト 課長 加賀 氏

    マイナビバイト 「Entry Pocket」導入担当

アルバイト採用のノウハウが詰まった自社採用ホームページも効果を発揮

竹村

こんなに採用できるとは思いませんでした


こう言って竹村氏が驚いたのは、自社採用ホームページ(HP)の効果だ。「Entry Pocket」には、マイナビバイトによる採用HP作成サービスが含まれているのだが、蓬莱が「Entry Pocket」を導入した数年前は、求人媒体に広告を出稿するだけで一定の応募数を見込める状況。導入目的のメインはあくまで媒体の一元管理で、採用HP作成サービスは積極的に活用してなかったという。しかし、採用難時代を迎えた現在においては、このHP作成サービスに手ごたえを感じているという。

  • 蓬莱のアルバイト採用HP

    蓬莱のアルバイト採用HP

竹村

質の良い応募者を獲得できており、作っていただいた採用HPには、マイナビバイトさんのノウハウが反映されているように思います


営業担当

求人媒体であるマイナビバイトとの連携は「Entry Pocket」の強みのひとつだと自負しています

  • マイナビバイト  営業  永田氏

    マイナビバイト 営業担当

マイナビバイト営業担当は胸を張る。「Entry Pocket」による蓬莱の採用活動をフォローする担当はこう続けた。

Entry
Pocket
フォロー
担当

マイナビバイトの求人広告を自社採用HPにそのまま移してしまうと、コピーコンテンツと判断される恐れがあるため、SEO対策として望ましくありません。マイナビバイトの求人広告と蓬莱様の採用HP双方のSEOを妨げないため、内容にアレンジを加えるようご提案させていただいております

  • マイナビバイト  採用支援課 水主氏

    マイナビバイト 「Entry Pocket」フォロー担当

マイナビバイトとタッグを組んで採用課題を解決していく

竹村氏も佐々木氏も、マイナビバイトのスタッフに対して“同志”のような感覚を抱いているという。

竹村

マイナビバイトさんにはシーズンごとにターゲットを想定した原稿内容を提案してもらっているのですが、こちらの差し替え作業が滞ると電話やメールで「まだですか?」と催促されます(笑)。応募数などが芳しくないと一緒に悩んで採用戦略を考えてくれますし、ホスピタリティを感じますね

  • 笑顔の竹村氏

佐々木

同世代ということもあり何でも言えてしまうのですが、親身にこちらの課題を聞いてくださり共感してもらえるのがありがたいです

  • 笑顔の佐々木氏

それに対し、「Entry Pocket」フォロー担当はこう応える。

Entry
Pocket
フォロー
担当

企業さまに何も言えないと、フォロー担当としての存在価値がありませんから

Entry Pocket」導入時に作成した自社採用HPは、世界最大級の求人検索エンジンとの自動連携効果も相まって見事に機能している。流入数も増えており、採用活動のベースは整ったと「Entry Pocket」フォロー担当は述べる。

Entry
Pocket
フォロー
担当

究極の目標は「1応募1採用」です。より効率良く採用できるよう、求職者と企業さまをつなげる取り組みを続けていきます

  • 究極の目標は『一応募一採用』

終始、和やかな雰囲気で進んだ今回のインタビュー。そこにはビジネスライクな関係を越えた人間同士の温かい絆が確かにあった。単に人を補充する意識ではなく、「社員の労働環境改善のために人を採用する」というスタンスの蓬莱。マイナビバイトとタッグを組んで採用課題を解決し、採用難時代を乗り越えているようだ。

  • 蓬莱エントランスでの集合写真


[PR]提供:マイナビバイト