豊田通商社長に副社長の今井氏  "同社ならでは"の新事業創出を

デスク「豊田通商の新社長に4月1日付で副社長の今井斗志光氏が昇格するね」

記者「ええ。トヨタ自動車出身の村上晃彦氏は会長留任、社長の貸谷伊知郎氏は副会長となります。豊田通商は"本籍地・トヨタグループ、現住所・商社"と称されるなど、トヨタ系商社として独自の成長を続けてきました。貸谷氏は年頭のあいさつで社内に『〝当社ならではの仕事〟を追求していきましょう』と呼びかけましたが、今後の今井体制でもこれは当てはまります」

デスク「今井氏はどんな人?」

記者「今井氏は1965年9月生まれの59歳。88年早稲田大学商学部卒業後、豊田通商入社。アフリカでの自動車事業に長く携わり、トヨタの常務役員も歴任しました。米トランプ政権の誕生など、不確実性が高まる時代にあって、今井氏は『不確定で変化の大きい時代は商社にとってチャンス』と話しており、豊田通商ならではの新事業創出が期待されます」

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