生鮮品CtoC「ポケットマルシェ」の雨風太陽、百戦錬磨を関連会社化 農泊インバウンド需要狙う

生鮮品のCtoC型ECプラットフォーム「ポケットマルシェ(ポケマル)」を提供する雨風太陽は9月19日、民泊や農泊、古民家泊など、地域の暮らしや文化に根差した観光情報を発信する旅行予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨を関連会社化した。

 

雨風太陽の全国約8300人の生産者ネットワークと、約1500件の宿泊施設登録がある「STAY JAPAN」を活用する。生産と宿泊を組み合わせたサービスを提供することで、農泊におけるインバウンド需要を取り込む。2025年には1万人、2030年には5万人の地方への送客を目指す。

 

9月19日に国土交通省内で行った記者会見で、雨風太陽の高橋博之社長は「これまで培ったノウハウを投入することで『STAY JAPAN』の成長を加速させたい」と話した。