LINEヤフーの2024年4ー6月期(第1四半期)の国内ショッピング取扱高は前年同期比6.1%増の4010億円だった。坂上亮介上級執行役員CFOは「ZOZO、アスクルの増収、『ヤフーショッピング』も取扱高が拡大した」と説明する。
「ヤフーショッピング」の取扱高は同8.3%増に成長した。「LYPプレミアム」によるクロスユースの促進や、「LYPプレミアム」会員向けの販促施策を実施したことにより取扱高が拡大した。
「LYPプレミアム」会員向けの販促施策が奏功し、会員の新規EC利用者数は同14%増、会員の平均月次EC利用単価も同8%増に拡大した。
「ヤフーショッピング」における継続率も改善傾向にある。新規ユーザー向けの販促や、翌月継続率の高いアプリ利用、LINE公式アカウント経由での購入を促進したことが奏功した。
国内サービス系取扱高、国内デジタル系取扱高も拡大し、全社eコマース取扱高は同4.7%増の1兆289億円だった。