グラニフ、リブランディングに合わせアイテムをグループ化 見やすくなったECサイトが好評

グラニフはオリジナルのキャラクターなどを起用した「グラフィックアイテム」を衣類、生活雑貨、アウトドアアイテムとして展開している。2021年のリブランディングに合わせてECサイトを刷新した。探しやすさを重視したアップデートが、好評を得ているという。

アップデート前のECサイトでは、コラボレーションやオリジナルなどアイテム数が多く、希望の商品を探しにくい点が課題となっていた。グラフィックごとにファンがいることに着目し、キャラクターやクリエーターごとにグループ化した表示方法に変更した。

▲ECサイトより、キャラクターごとにグループ化した様子

見せ方を変えたことで、ユーザーが新しいキャラクターやクリエーターを見つけやすくなり、それぞれのファンの増加へつながったという。「デザインTシャツストア」から、より幅広いアイテムを扱う「グラフィックライフストア」のリブランディングをECサイトでも表現できた。

各グラフィックのページでは、そのキャラクターやクリエーターについて詳しく説明している。「コントロールベア」などのオリジナルキャラクターについては、グラフィックに込められたメッセージもあり、デザイン性以外の魅力も伝える。「商品というよりも作品として見せられるよう、色やカットにはこだわっている」(EコマースDiv. オペレーションSec. マネージャー 三枝充氏)と語る。

▲オリジナルキャラクター「コントロールベア」

香港や台湾を中心とした海外のファンも多く、越境EC支援サービスも導入している。

「引き続きライブ配信などにも注力し、グラフィックアイテムを着用や使用で楽しめることを伝えていきたい」(同)と意気込みを語る。