味の素、デジタルサービスの共通ID「AJINOMOTO ID」導入 利便性向上とサービス連携を強化

味の素はこのほど、味の素グループが提供する複数のデジタルサービスを利用できる共通ID「AJINOMOTO ID」の導入を開始し、第1弾として12月7日に自社ECサイト「味の素ダイレクトオンラインショップ」への導入を行った。ID、パスワード、会員登録情報の一元化、シングルサインオンを可能とし、各サービスのユーザーの利便性を高め、サービス間連携の強化を推進する。

味の素は、味の素グループが提供する複数のデジタルサービスを安心・快適に利用できる共通ID「AJINOMOTO ID」の導入を開始した。まずは12月7日に、サプリメントや食品、化粧品を販売する自社ECサイト「味の素ダイレクトオンラインショップ」に導入。続いて本年度中に、レシピ・献立を主なコンテンツとした当社オウンドメディア「AJINOMOTO PARK」に導入する。

これにより、複数のデジタルサービスにおけるID、パスワード、会員登録情報の一元化、シングルサインオンが可能となる。それぞれのサービスのユーザーの利便性を高めるとともに、サービス間連携の強化を進める考えを示した。

さらに現在構築を進めている「味の素グループD2Cプラットフォーム」にも、「AJINOMOTO ID」を導入する。本プラットフォームは、各ブランドのECサイト、会員情報、物流や会計に関する機能を集約しており、味の素グループ内で新たなD2Cブランドが立ち上がる際の基盤となる。今後、本プラットフォームを活用し、会員1人ひとりに適した新たなD2Cブランドの提案につなげていくとしている。

また将来的には、すでに自社が提供している食・健康サポートアプリへの導入も計画しており、製品とサービスを連動させた食・健康の顧客体験価値を提供する予定だ。

近年、生活者のEC利用や健康意識の高まりに伴い、日常生活において食や健康に関する提供価値の多様化が急速に進み、デジタルサービスを通じて生活者が自らの嗜好やライフスタイルに合った製品・サービスを選択できることが一般的になっている。

こうした状況を受け、味の素グループとして生活者との直接的なつながりをより強化し、嗜好やライフスタイルに合わせて複数のデジタルサービスを横断した最適な提案を実施するため、「AJINOMOTO ID」の導入に至ったとしている。

これらの取り組みを通じて、自社の強みである食と健康領域におけるサービス間の連携強化を行うとともに、新D2Cブランドの立ち上げを加速することで、多様化する生活者のニーズに柔軟に対応した製品・サービスの提供を進める考えを示した。