SBペイメントサービスとモノバンドル、クレカが使えるNFTの決済インフラ「Hokusai Payment」を提供

ソフトバンク子会社であるSBペイメントサービスとNFT(Non-Fungible Token)インフラサービス「Hokusai」を提供するモノバンドルは12月1日、「Hokusai」とSBPSのオンライン決済サービスを連携した決済インフラ「Hokusai Payment」の提供を開始した。NFTの支払い方法としてクレジットカード決済を可能にし、国内のNFTに関連する決済の円滑化を目指す。

SBペイメントサービスは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる35種類以上のブランドの決済手段を提供。「Visa」「Mastercard」「UnionPay(銀聯)」の国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有しており、決済代行に留まらず、アクワイアラの立場として加盟店審査や管理業務、決済サービス・不正検知サービスの提供までワンストップで行っている。

一方、モノバンドルは、NFTを活用したビジネスを行いたい事業者に対して価値を提供するNFTインフラサービス「Hokusai」を提供。独自コントラクト発行や柔軟なロイヤリティ設定、暗号資産不要で利用可能といった特長を備え、拡張性の高いビジネスの構築をサポートしている。既に教育、金融、コミュニティなどさまざまな用途で利用されており、200以上の個人・事業者が利用している。

両社はこのほど、「Hokusai」とSBペイメントのオンライン決済サービスを連携した決済インフラ「Hokusai Payment」の提供を開始した。これにより「Hokusai Payment」を利用する事業者は、NFTの支払い方法としてクレジットカードを利用できる。利用できるクレジットカードは「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club International」。

NFTとは非代替性トークンのことで、偽造や改ざんが難しいブロックチェーン技術によって、デジタルデータに一意性を持たせることが可能。2021年からゲームやアートの分野で利用され始め、現在ではチケットサービスや不動産などさまざまな領域でも展開されている。

モノバンドルが2021年6月から提供しているNFTインフラサービス「Hokusai」は、NFTを新規提供する企業を中心に、NFTの開発や販売を支援し幅広い課題を解決してきた。一方で、NFTの支払い方法が暗号資産(仮想通貨)中心であることが、NFTを購入したいエンドユーザーにとって大きな障壁となっていた。

こうした状況を受け、モノバンドルとSBペイメントは、SBペイメントの持つ加盟店審査の知見を生かして「Hokusai Payment」を提供することで、NFTの支払い方法としてクレジットカード決済を可能にした。日本国内のNFTに関連する決済を円滑にするインフラを目指すとしている。

SBペイメントは、今回のモノバンドルとの連携をきっかけに、決済の分野で「Web3(ウェブスリー)」の業界をけん引していく考えを示した。