ECサイト構築「MakeShop」、新規顧客獲得に特化したチャットボット「qualva」と連携

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは11月29日、ECサイト構築SaaS「MakeShop byGMO」において、PROFESSY社が提供するチャットボットツール「qualva」とのサービス連携を開始した。「MakeShop byGMO」で構築したECサイトに「qualva」を連携することで、商品ページからそのままチャットボットで購入が可能になる。ページ遷移を減らし対話形式で決済まで完了するため離脱率の低下が期待できるとし、D2C(Direct to Consumer) ECや単品通販サイトの運営で1番の課題となるCVR向上を支援し、新規顧客の獲得をサポートする。

GMOメイクショップが提供する「MakeShop byGMO」は、初期費用・月額料金(1万1000円/税込)が低価格ながら、豊富な機能と充実のサポート体制で売上を獲得しやすい環境を提供するECサイト構築SaaS。このほど、PROFESSY社が提供するチャットボットツール「qualva」とのサービス連携を開始した。

「qualva」は、新規顧客の獲得に特化したチャットボット。対話型のセキュアな電子決済機能も備え、対話形式でユーザーを誘導することで離脱を防止する。商品をカートに入れたまま購入直前で離脱したユーザーに購入専用のURLを記載したSMSを自動送信し最後の一押しをする”カゴ落ちSMS”機能や、入力中にブラウザを閉じても再訪時に前回入力した内容を即座に復元、ユーザーの入力負担を軽減する機能など、CVRを高めるための機能も搭載。「qualva」を導入したサイトと通常のWebフォームを利用したサイトを比較すると、CVRが約2倍向上したというデータも提示している。

今回の連携により、「MakeShop byGMO」で構築したECサイトに「qualva」をオプションとして導入することで、ECサイト上にチャットボットを表示し、対話形式で購入者情報の入力や決済まで完了することが可能となる。慣れ親しんだメッセージアプリのような感覚で入力できるため、ユーザーに便利な買い物体験の提供が可能となり、新規顧客の獲得が期待できるとしている。「qualva」の利用料金は、初期開発費が25万円(税込)~、運用費がCPA300円~500円(税込)。

「qualva」は、近年注目が高まっているD2C ECや、単品通販などにも適している。D2C ECや単品通販では、リピート率の高い商材を扱い、継続購入してもらうことでLTV(Life Time Value)の最大化をはかるため、最初の段階である新規顧客獲得が最大の課題となる。そのためフォーム一体型LP(ランディングページ)を利用し、ページ遷移を減らすことでCVR向上を狙うケースが多くある。対して「qualva」は、通常のECサイトでも商品ページ上のチャットボットからそのまま購入完了ができるため、フォーム一体型LPを新たに制作する必要がないというメリットがある。

昨今のEC市場は、右肩上がりの成長が続いている。特に2020年より感染が拡大した新型コロナウイルスの影響下では、消費行動のデジタルシフトが加速するのに伴い、ECへの新規参入が増加した。その結果競争が激化し、新規顧客獲得に課題を抱える事業者が増えている。

2021年に実施されたEC運営の悩みに関するアンケート調査によると、「新規顧客獲得」との回答が全体の15.9%と最も多かった。「MakeShop byGMO」のデータを見ても、2020年のショップ純増数は前年比245%と、コロナ禍の影響でEC化に取り組む事業者の急増と競争の激化が伺える。

こうした状況を受けGMOメイクショップは、新規参入が増え競争が激化しているEC市場において、ECサイトのCVR向上、新規顧客獲得をサポートするため、「qualva」との連携に至ったとしている。