DGフィナンシャルテクノロジー、総合決済サービス「VeriTrans4G」に不正検知ソリューション「Forter」を追加

デジタルガレージの子会社で、決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジーは11月22日、総合決済サービス「VeriTrans4G」の不正検知サービスラインナップの新サービスとして、機械学習を用いた不正対策プラットフォームを手がけるForter社の不正検知サービス「Forter(フォーター)」の取り扱いを開始した。世界で高い実績を持つ「Forter」を新たに追加し、多様化するEC事業者の不正防止ニーズにきめ細やかに対応する。

DGフィナンシャルテクノロジーは、総合決済サービス「VeriTrans4G」などを提供する決済プロバイダー。「VeriTrans4G」では、利用するEC事業者が自社の状況に合わせて不正対策を実施できるよう、不正検知の領域で実績を持つ複数のサービスを組み合わせ、業種・商材や不正の発生状況、予算に応じて選択できる「不正検知サービスラインナップ」を提供している。

このほど、機械学習を用いた不正対策プラットフォームを手掛けるForter, Inc.と提携し、「VeriTrans4G」の「不正検知サービスラインナップ」の新サービスとして、Forter社の不正検知サービス「Forter」を新たに追加した。

「Forter」は、オンラインビジネスにおけるクレジットカード不正、アカウント乗っ取りやプロモーション悪用などの不正を検知するSaaSソリューション。独自のグローバルアイデンティティグラフと行動データを活用した機械学習モデルにより、正規ユーザーと不正者を高精度で判定する。従来のルール(条件)ベースによる不正検知に比べ、判定精度は大きく高まり、正規ユーザーと不正者に対する誤検知を改善できる。

取引判定は原則「OK/NG」をリアルタイムで返す。疑わしい取引の目視確認が不要になることで、目検工数や属人化といった運用コストを削減し、ルール更新などの運用も不要になる。事業者ごとにカスタマイズし、事業者の業態や個別ニーズに則したモデルを構築。決済時の不正検知に加え、アカウント乗っ取りや転売屋対策に対しても判定提供できるという特徴も備える。

今回の連携により、「VeriTrans4G」の「不正検知サービスラインナップ」は、標準実装で決済システムと自動連携している「ACI ReD Shield」「CAFIS Brain」と、非連携の「O-PLUX」「ASUKA」「O-MOTION」「Sift」「Forter」になった。

標準実装の「ACI ReD Shield」と「CAFIS Brain」は決済システムと自動連携している。「VeriTrans4G」を利用する事業者は、サービスを申込むだけで取引情報が自動連携され、判定結果が決済処理結果と同時に通知され、手軽に不正検知サービスを導入することができる。

一方、「VeriTrans4G」と非連携のサービス群においても、AI・機械学習を活用した「Forter」や「Sift」をはじめ、国内外での豊富な導入実績を持つ、最新の不正判別ルール・検知エンジンや機能を備えたサービスを取り揃えており、EC事業者の不正被害やチャージバックリスクの軽減に加え、不正対策コストや負荷の削減にも貢献する。

キャッシュレス化の進展に伴い、EC事業者においても安全なオンライン取引を実現するため、より高度なセキュリティ対策が要請されている。不正利用防止対策では、今回提供を開始する「Forter」など不正検知ソリューションのほか、クレジットカード決済でのオンライン本人認証の新たな仕組みとして、EMV3Dセキュア(3Dセキュア2.0)の活用も推奨されている。

DGフィナンシャルテクノロジーは、創業当時より金融機関に求められる高度なセキュリティ環境・管理体制を構築し、事業者・消費者双方にとって安全・安心な決済ソリューションを提供してきた。今後も、最先端テクノロジーを駆使した国内外のソリューションとの提携や共創を通じ、EC事業者の事業成長を支援するとしている。

DGグループは、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を進めており、決済事業を展開するDGフィナンシャルテクノロジーを核として、グループのみならず、さまざまな領域のパートナーとビジネスを共創していくことで、持続可能な社会の発展に貢献していく考えを示した。