丸山ステンレス工業、アウトドアブームで「焚火台」がヒット UnCafeSucreとのコラボも

丸山ステンレス工業では、職人が製造した、ステンレス製のアウトドアグッズをECで販売している。50年近くBtoBの事業を行ってきたが、認知度の拡大や人員不足の解消のため、18年にBtoCの事業を開始。2020年に発売した焚火台は、近年のアウトドアブームを受け、人気商品になっているという。

自社ECサイト「STEN FLAME(ステンフレーム)オンラインストア」の運営は2020年7月に開始した。主力商品の「焚火台」をイメージしてもらえるよう、「ステンレスが生み出す炎の灯」から名前を付けたという。

▲主力商品の「焚火台」

同社で販売している焚火台は、デザイン性の高さが特徴だ。熊本の県花であるリンドウや、伝統工芸品のタケカゴなどのモチーフが、本体の側面に施されている。火を入れると、幻想的なデザインが浮かび上がる。

ステンレスは強度があるだけでなく、鉄よりもさびにくいため、手入れが簡単だという。

2022年8月には新たに、ステンレス製のコーヒードリッパーを発売した。同商品は、UnCafeSucre(アンカフェシュクレ)の楡井有子社長が監修している。

「2021年12月ごろからコラボの話が始まり、オンラインで打ち合わせを重ねた。お湯の落ち方、ガスの抜け方、お湯のつまり具合など、楡井社長の理想に限界まで近づけた商品になっている」(丸山良博社長)と話す。「アウトドアとコーヒーは親和性が高い。既存の焚火台にもセットできる商品になっている」(同)とも話す。

「BtoCの事業は、企業を知ってもらう上で、大切な事業だ。今後も定期的に新商品を発売していきたい」(同)と話している。