瀬戸内産品のECサイト「SETOUCHI+」、風景写真や記事で情報発信 SEO対策にも効果発揮

食品メーカーのまるか食品は、瀬戸内の食品、雑貨、飲料などを取り扱うECサイト「SETOUCHI+(せとうちプラス)」において、瀬戸内の風景写真や特集記事をSEO対策に活用し、集客拡大を図っている。

SEO対策では、瀬戸内の魅力を知り尽くしたライターと契約し、自社ECサイトに特集記事を記載している。商品紹介だけでなく、地元住民しか知らないような”隠れスポット”を記事で紹介し、ネット検索経由で多くのユーザーを集客しようとしている。

「記事では、商品に込められた思いや開発秘話、新たな利用方法などを紹介している。それ以外にも昔ながらの商店街や、観光パンフレットに載っていない夕日がきれいな穴場の海水浴場などを掲載している。商品と観光情報を組み合わせて、さまざまな人に興味を持ってもらえるコンテンツ作りを意識している」(EC担当者)と話す。

まるか食品は2022年2月、「SETOUCHI+」を開設した。ECサイトを開設し、地域の観光情報を配信し始めた背景には、新型コロナウイルスの感染拡大があった。

「コロナの影響で、瀬戸内に訪れる観光客が激減した。そうなると地元商品の売れ行きは悪くなる。広島のメーカーとして、なんとか地域の復興につながることをやりたいと思った」(同)と振り返る。

観光地を紹介する特集記事を作成することで、その記事をネットで見た消費者が、自社ECサイトに流入してくる。そこで商品の味や開発秘話をまとめた記事を読んでもらうことで、スムーズに購入へとつながる導線作りを意識した。

今後は、「5年以内に5億円の売り上げを目指す」(同)と意気込みを示す。