日鉄ソリューションズ(NSSOL)は9月15日、ITプラットフォーマーのキャッシュレス決済アプリを活用して、日本の中高生をはじめとした若年層の金融リテラシー向上を支援する取り組みを開始すると発表した。

具体的には、キャッシュレス決済アプリにおける決済履歴情報などを基に、消費・貯蓄・投資といった若年層ユーザーの金融に関わる行動特性を分析・可視化する。行動特性からユーザーの特性タイプを診断し、ユーザー1人1人に最適な金融商品・金融教育コンテンツを提示することで、金融リテラシーを身に着ける機会の提供を目指す。

  • キャッシュレス決済アプリを活用した若年層の金融リテラシー向上支援の取り組みのイメージ

    キャッシュレス決済アプリを活用した若年層の金融リテラシー向上支援の取り組みのイメージ

NSSOLは中長期展開を見据え、金融系顧客のほか、非金融系顧客の金融事業もターゲットとした新たなデジタルマーケティング事業の位置付けで取り組みを推進する。

なお、今回の取り組みは、NSSOLが進めるデジタルイノベーション共創プログラム「Angraecum」(アングレカム)の一環となり、一部のプロセスをヤフーの協力の下で進める。