介護事業のユニマット リタイアメント・コミュニティ、地域密着の提案で9割のリピート獲得

介護事業のユニマット リタイアメント・コミュニティは2019年から、食事宅配サービス「食のそよ風」を提供している。

 

同社が全国に約360軒展開している施設を中心として、ケアマネージャーが施設利用者にサービスを紹介している。また、新設した施設に見学に来た他の施設の職員に紹介することもあるという。施設のイベントなどで試食会を行うこともあり、リアルを大切にした地域密着型でサービスを告知している。

 

宅配コースは、「プチデリカ」と、素材にこだわるユーザー向けに国産食材を主原料とした「国産プレミアム」、シニア向けの「そよ風のやさしい食感」の三つを展開している。

 

「プチデリカ」は、子どもから大人まで楽しめる味付けで、最適なPFCバランスで仕上げている。40~50代がメインユーザーで、共働きの家庭や乳児がいる主婦など幅広く利用されている。1食あたり約427円と安価なところも人気の一つだ。「そよ風のやさしい食感」は、かむ力や嚥下(えんげ)力が心配になってきた人に向けて、舌でつぶせる軟らかい食事を提供している。特許技術である凍結含浸法により、素材の形をキープしたまま料理が提供できる。高齢になるほど、食欲も落ちてくるため、見た目も大切にしているという。

 

商品の販売は、定期便を活用。冷凍総菜が1セットで10食分届く仕組みで、1回ずつの購入もできるが、大半のユーザーが定期便を利用する。配達サイクルは10日に1回や2週間に1回など指定できる。「食事のほとんどに利用していると、このサイクルでは足りないという声もある」(フードサービス推進部・齋藤政人部長)ため、コールセンターでは、その他の配送パターンにも対応している。

▲フードサービス推進部 齋藤政人部長

ユーザー一人一人に応える姿勢や紹介者が身近にいる信頼性などから、コアなファンが多く、同サービスのリピート率は、6月24日時点で9割を超えているという。食べ続けても飽きのこない商品開発にも引き続き力を注ぐ。

「食のそよ風」

https://shokunosoyokaze.com/shop