佐治陶器、萬古焼の食器をネット販売 IH対応の「土鍋」が人気

四日市で、萬古焼(ばんこやき)の卸問屋として創業した佐治陶器は、土鍋や陶磁器製品、食器などのキッチンツールを、自社ECサイト「佐治陶器オンラインショップ」で販売している。

同社は大正12年(1923年)に創業後、全国各地に販路を拡大してきたという。卸売りを行うだけでなく、自社のオリジナル商品も開発・製造している。

「『料理をするあなた』と『食べるあなた』に満足していただけるように」という思いで、事業を運営しているそうだ。「陶器は、お客さまが普段から使用するもの。安心・安全なもので、『買ってよかった』と思ってもらえるような、製品の開発・取り扱いを心掛けている」(同社)と言う。

▲土鍋「萬福」の使用イメージ

EC事業は、約18年前にスタートしたという。楽天市場からスタートし、リピーターも非常に多いそうだ。

2021年には、自社ECサイトをリニューアルした。目的は「商品の魅力をより高めていくため、自社ブランドの強化を行う」(同)ことだったという。サイト刷新のポイントは、「ブランドの世界観を表現すること」だったとしている。

リニューアル後、自社ECサイトの新規顧客が増えたそうだ。ECサイトに掲載された商品を見た、国内外の事業者からの問い合わせも増えたという。

機能的でありながら、食器としてのデザイン性も併せ持つ商品を取り扱っている。

主力商品は土鍋だ。萬古焼の土鍋は、使えば使うほど味わいが深くなり成長していくのだとしている。耐熱土を含んでいるため、オーブンやレンジ、炒め物の調理方法にも対応できるという。IH調理対応の「IH土鍋」も好評だとしている。

▲IH調理対応の土鍋「十草」

冷蔵庫での保管も、電子レンジの使用も可能な、萬古焼の「おひつ」も人気だという。冷蔵庫に入れて保管すると、おひつが米の水気を吸い、電子レンジで加熱すると炊きたてのような米を味わえる。小サイズの「おひつ鉢」であれば、過熱後にそのまま食卓に出すこともできるという。

ギフトシーズンの引き合いも多いという。ギフトラッピングにも対応している。「父の日」の期間には、「泡立ちビールカップ」 がギフトとして選ばれることが多いという。同商品は、陶器特有の細かな素地が、絹のようにクリーミーで滑らかな泡立ちを実現するのだとしている。

同サイトでは、「レシピ」「手入れの方法」「コラム」など、商品をより深く楽しむことができるコンテンツも用意している。

同社の商品については、中国、米国、カナダなど、海外からの引き合いも非常に多いという。今後も国内外に向けて、ブランド力の強化を図っていくとしている。

「佐治陶器オンラインショップ」

https://sajitouki.shop-pro.jp/