弁当宅配サービス「nosh」、YouTuberとのタイアップやSNS広告の運用で3000万食突破

弁当の宅配サービスを手掛けるナッシュは、ユーチューバーとのタイアップやSNS広告を巧みに活用し、販売食数を拡大している。2022年6月時点で、累計販売食数は3000万食を超えた。精力的にデジタルマーケティングに注力し、成長を加速させている。

 

宅配弁当サービス「nosh(ナッシュ)」は、低糖質・低塩分の冷凍弁当を販売している。健康的でおいしい弁当を取り扱っているが、実際に食べてもらわないと魅力が伝わりにくいという課題に頭を悩ませていた。

 

コロナ禍でネットから情報収集する消費者が増えていることに目を付け、ユーチューバーとのタイアップやSNS広告の運用を開始した。

「特にユーチューバーとのタイアップに注力した。ユーチューバーは独自のファンを持っている。ファンの方が、『このユーチューバーがお薦めしている商品なら、私も買ってみようかな』と思ってもらえると思った」(マーケティング部 企画課・野原康平課長)と話す。

▲マーケティング部 企画課 野原康平課長 

高い認知度を誇る芸能人ユーチューバー「江頭2:50」や「さまぁ~ず」、熱烈な固定ファンが付いている「ゲーム実況ユーチューバー」やアバターを使って活動している「バーチャルユーチューバー」など、さまざまなユーチューバーとタイアップを実施した。

 

「意外にも、『ゲーム実況ユーチューバー』とのタイアップに手応えがあった。ゲーム配信を見ている視聴者は、座りっぱなしで運動不足に陥っている人が多い。そのような人に、ナッシュのサービスは最適だとアピールできた」(同)と話す。

SNS広告への出稿も強化した。結婚式に合わせて体重を管理したい女性や、出産後の体重を適正体重に戻したい女性など、ユーチューバーとのタイアップではリーチできない細かいターゲット層にサービスを認知してもらうことを目指した。

 

「『ゲームをよくする人』『出産後の女性』『リモートワークの人』など、明確なターゲットに対してさまざまなマーケティング手法でアプローチしている」(同)と話す。

 

ナッシュは、今後も、販売食数と利用者数の拡大を図る。7月には、兵庫・尼崎市に新工場を建設した。月間生産能力は4倍となり、さらなる事業成長に向けて取り組みを加速させていく方針だ。

「nosh」

https://nosh.jp/