【ShopifyとYouTubeがパートナーシップ締結】国内初の連携機能「YouTube ショッピング」の魅力とは?

Shopifyは7月20日、動画配信サービス「YouTube」とパートナーシップを締結し、ライブショッピング機能「YouTube ショッピング」の提供を開始した。Shopify の利用店舗(マーチャント)はYouTubeでライブ配信中に商品をタグ付けしたり、動画配信ページに商品情報を掲載したりできるようになる。ユーザーが動画を視聴しながら商品を購入できる環境を提供し、ライブコマースや動画コマースの促進を支援する。

Shopify Japan 日本カントリー・マネージャー 太原真氏は、「われわれが知る限り、『YouTube』との本格的な連携機能は国内のECプラットフォームで初めて」と語る。

▲Shopify Japan 日本カントリー・マネージャー 太原真氏

<動画コマースを推進する3機能>

Shopifyのマーチャントは、Google連動アプリ「Googleチャネル」を導入することで、「YouTube ショッピング」の利用が可能になる。「Googleチャネル」は「Shopify アプリストア」から無料でインストールできるアプリで、すでに多くの国内マーチャントが活用している。すでにアプリを利用しているマーチャントも、新規にインストールするマーチャントも、無料で「YouTube ショッピング」を導入できるという。

「YouTubeショッピング」では、①「ライブストリーミング」②「動画の真下に商品欄を配置」③「ストアタブ」――の3機能を活用できる。「ライブストリーミング」では、ライブ配信中の重要なポイントに商品をタグ付けすることが可能になる。ピクチャー・イン・ピクチャーにより、動画を視聴しながら商品の購入手続きを完了できる。

Shopify Japan 総合マーケティングマネージャー 林浩一郎氏は、「スマホで『YouTube』の動画を見ながら、画面遷移することなく購買できる。『Shopify』が提供する決済方法『Shop Pay』なら面倒な注文情報の入力が不要でカート離脱も防げる」と説明する。

▲Shopify Japan 総合マーケティングマネージャー 林浩一郎氏

「動画の真下に商品欄を配置」では、動画配信ページの動画の下に商品欄を配置し、選抜した商品リストを表示することができる。「ストアタブ」では、マーチャントのYouTubeチャンネルに新しいタブを追加し、全商品を表示することが可能になる。

▲「動画の真下に商品欄を配置」のイメージ

「Shopify」ではすでに「Facebook」「Instagram」「Twitter」「TikTok」とのショッピング連携機能を発表している。今回、「YouTube」との連携機能を提供することで、主要なSNSを網羅する体制を整えた。

「『YouTube』はグローバルなサービスで、字幕機能も付いている。越境EC事業者が販売チャネルの一環として『YouTube ショッピング』機能を有効活用できる余地は多いにあると思う」(林氏)と見ている。

「YouTube ショッピング」では物販だけでなく、今後はコンテンツやサービスなどの販売も可能になる予定だという。