【「リピートPLUS」新機能の魅力を聞く】w2ソリューション 山田大樹CEO「高度な『頒布会』『パーソナライズ』を実現」

【ECソリューションマップ2022「ECサイト構築サービス編」】

w2ソリューションが提供する「リピートPLUS」は、相次いで新機能をリリースしている。6月30日に提供を開始した「頒布会機能」は、他社よりも高機能な次世代型のサービスとなっている。6月21日に提供を開始した「パーソナルレコメンド スコアリング販売機能(パーソナライズ機能)」は柔軟性が高く、商品選定から解約防止まで活用できる。EC・D2C事業者の環境の変化に応じ、次々と機能開発を進める戦略について山田大樹CEOに聞いた。

――積極的に新機能をリリースしているが、特に注目の新機能は?

6月30日に「頒布会機能」の提供を開始した。従来はカスタマイズで開発してきた「頒布会機能」をより多機能にして、「リピートPLUS」のオプションとして利用できるようにした。他社のカートでも「頒布会機能」のようなサービスはあるが、より多様なサービスに対応できる次世代の「頒布会機能」といえるサービスになった。

通常の頒布会はもちろんのこと、「機会」「回数」「商品」を自由に設定できる点が特徴。毎回、異なる商品を選別して自由に詰め合わせを作れるだけではなく、「Aグループから1点、Bグループから2点選べる」というような複雑な設定も実現できる。食品系でニーズの高い機能だ。

会費制で商品を利用でき、顧客の希望で商品を入れ替えることができるようなサブスクにも対応可能。例えば、子ども向けの玩具レンタルや、ファッションアイテムのレンタルなどで活用できる機能だ。

「頒布会機能」のコンテンツも簡単に作成でき、利用状況の分析機能も提供している。利用者がマイページで利用期間や内容、サービスの停止などを設定できる機能もある。顧客サポートのコスト削減にもつながる。

高度な「頒布会機能」のニーズは高く、リリースが決まってから、すでに10社以上への導入が決まっている。導入企業からは機能の豊富さに驚かれる。

――6月21日に「パーソナライズ機能」も提供しているが、こちらの反響は?

EC業界においてパーソナライズは一つの大きな流れとなっている。当社のクライアントからの反響も大きい。

以前から有力コスメブランドさまから、店頭で美容部員が行っているカウンセリングをウェブ上で提供できないかという相談を受けていた。今回、提供を開始した「パーソナライズ機能」を導入すれば、それも実現できる。

ワインやヘアカラーなどを顧客のアンケートに基づいてお薦めするサービスも提供できる。生命保険会社がユーザーに合った保険商品の選定をサポートするために導入したいというケースもある。

解約防止に「パーソナライズ機能」を導入したいというニーズもある。マイページからの解約手続きの際に、ユーザーにヒアリングを行い、その回答内容に応じて、継続利用を促すコミュニケーションを図ることができる。顧客の回答に応じてコンテンツを提示するだけの機能だと機械的になってしまうが、顧客の状況や回答に応じてパーソナライズした対応を行うことで、ストーリーを持って顧客に寄り添った提案ができる。

「パーソナライズ機能」では、「リピートPLUS」で把握している顧客の属性や購入履歴、ポイント残高、顧客ランクなどとひも付いたスコアリングができる。インターフェースも自由にカスタマイズでき、柔軟性の高いサービスとなっている。

――顧客との関係を強化したり、継続利用を促す機能開発を強化しているのか?

新規顧客を獲得するための広告コストが高騰している。EC事業者の競争が激化しており、集客がうまくいかない事業者も増えている。

自社のブランドに共感してくれる顧客を集め、どれだけ長く愛用してもらえるかを突き詰める事業者が増えている。当社もそのニーズに応えられる機能の開発を強化している。

7月にはオウンドメディアに関する新機能の提供を予定している。顧客に共感を得るためには、コラムや記事で自社の考えやこだわりをしっかりと配信していくことが重要になる。その施策を、より安心して効率よくできるような機能を提供する。

――外部サービスとの連携も増えているのか?

2021年には30社以上とサービス連携を実施した。2022年に入ってからもさまざまなサービスとの連携が進んでいる。

これまでに提供している連携サービスで、最も活用されているのはLINEだ。標準機能でLINEでつながったユーザーに向けてのメッセージ配信や、ステップメールのようなメッセージ配信ができる。有料の連携ツールもあるが、「リピートPLUS」なら標準機能として無料で連携できるため、コスト削減にもつながると好評だ。

――運営代行やコンサルティングを行うグループ会社も好調だと聞く。

顧客企業が欲しがっているのはシステムだけではない。当社はただ顧客企業の要望に応えるだけではなく、結果を出さないといけないと考えている。事業を成長させることにコミットしようと考えると、そのためのパーツが増えていく。

当社ではシステム選定から最適なマーケティング、バックヤード効率化など多様な課題を解消する提案ができる。グループを挙げた総合力も強みとなっている。