アイ・スイーツ、自己破産申請をした「紀の国屋」の事業継承 元従業員20人を雇用

スイーツのネット通販を手掛けるアイ・スイーツは6月1日、自己破産申請をした和菓子メーカー・紀の国屋の事業を継承すると明かした。紀の国屋で勤務していた従業員を20人ほど雇用し、人気和菓子「おこじゅ」「相国最中」などの復興に取り組む。

 

有名和菓子メーカーを受け継ぐことで、紀の国屋が持つ既存顧客を獲得し、将来的に同社の自社サイトへ送客を促せるとみている。

 

紀の国屋は、5月16日に自己破産を申請したばかり。従来の顧客が高齢になる中、Z世代をはじめとする20~30代を新規顧客として獲得できなかった。2021年5月期の売上高も12億円(増減率は非公開)となり、売上高は毎年減少の一途をたどっていた。

 

今回、紀の国屋の事業を受け継いだことに関して、「SNSを見たときに復活を希望する声があまりにも多かった。廃れていいブランドではないと感じたからだ」(稲垣社長)と話す。

 

紀の国屋の事業継承に際し発生した費用は人件費など。費用の詳細は公表できないとしている。