ランプ、総額約1億円を調達 テイクアウト特化のDXツール「テイクイーツ」の機能追加などに充当

テイクアウト特化のDXツール「テイクイーツ」を提供するランプは、既存投資家であるANRI、ココナラスキルパートナーズ、三井住友海上キャピタル、GLOBIS(G-STARTUPファンド)、中野智哉氏(i-plug 代表取締役CEO)、山本正喜氏(Chatwork 代表取締役CEO)、井戸 義経氏を引受先としたプレシリーズAラウンドにおいて、一部金融機関からの融資を含む総額1億円の資金調達を実施した。調達した資金により、「テイクイーツ」の新機能追加、バージョンアップ、優秀な人材の採用等の加速を図る。

2011年創業のランプは、「デジタルの力で地域社会を灯す」をビジョンに掲げ、京都を拠点にWebマーケティング支援事業等を展開。2020年に、コロナ禍で飲食業界、地域に貢献したいという想いから、テイクアウトの営業を行う飲食店・飲食小売店に特化したモバイルオーダープラットフォーム「テイクイーツ」をリリースした。

「テイクイーツ」は、店舗が自由にカスタマイズ可能なテイクアウト専用の注文サイトを初期費用・月額費用無料で提供。最短即日で、簡単にネットでの事前予約・決済の受付を可能にし、リリースからおよそ2年で、全国1200店舗以上で利用されている。グロービス主催のアクセラレータープログラム「G-STARTUP」や、関西のベンチャー企業成長プロジェクト「Booming!」に採択され、2021年1月にはシードラウンドで総額約1億円の資金を調達した。

このほどプレシリーズAラウンドにおいて、既存投資家であるANRI、ココナラスキルパートナーズ、三井住友海上キャピタル、GLOBIS(G-STARTUPファンド)、中野智哉氏(i-plug 代表取締役CEO)、山本正喜氏(Chatwork 代表取締役CEO)、井戸 義経氏を引受先とした資金調達を実施し、一部金融機関からの融資を含む総額1億円を調達した。

今回の資金調達を通じ、「テイクイーツ」の新機能追加、バージョンアップ、優秀な人材の採用等を加速するとしている。ウィズコロナ、アフターコロナの中で多くの企業のDXが進む中、飲食店や飲食小売店の"テイクアウト"のDXを推進することで、人手不足や売上向上などに貢献できるよう、さらなる成長を目指す考えを示した。

資金調達にあたり、ランプの河野匠代表取締役は、「昨年のシードラウンドに続き、様々な企業様や投資家様からのご期待とご支援を頂き、大変嬉しく思っております。心より御礼申し上げます。リリースしてからちょうど2年が経ちましたが、少しずつお客さまにも喜びのお声をいただけるようになってきました。まだまだ課題は山積みですので、今回調達させていただいた資金を有効活用して、より一層お客様に喜んでいただけるサービスを目指してまいります」とコメントした。

【投資家からのコメント】

・ANRIジェネラルパートナー 河野純一郎 氏

今回、ランプ社の追加投資に応じられたこと、大変嬉しく思います。コロナ禍において、度重なる営業自粛や時短要請により、最も影響を受けた飲食業界。一時的な売上補完施策として開始されたテイクアウトは、今後も主たる収益手段として定着化するものと予想されます。

苦難の時にあり、それでも経営努力を惜しまぬ飲食店に並走し、ランプ社は導入企業を飛躍的に伸ばしてきました。導入企業の導入成果と賞賛の声を目の当たりにし、必要不可欠なサービスに昇華できていること確信しました。

”中食”での収益基盤の確立を通じ、全国の飲食店をアップデートし、飲食業界を灯す。これからのランプ社の挑戦を、引き続き支援していきたいと思います。

・ココナラスキルパートナーズ 代表取締役 南章行氏

外食/中食のモバイルオーダーツールは非常に増えていますが、デリバリー用のツールがフィットしにくいテイクアウト領域に特化した良質なプロダクトで、かつ東京のスタートアップが見逃しがちな郊外ニーズをうまく捕捉しているところがおもしろいと思いました。

店舗における業務効率化は労働力不足の時代においては重要な課題でもあり、今後の成長に期待していますし、ココナラスキルパートナーズとしてもご支援できることが楽しみです。

・三井住友海上キャピタル 投資開発マネージャー 細谷裕一氏

コロナ禍において、デリバリーやテイクアウトの利用は大きく浸透しましたが、この流れは中食が浸透していく中で今後も拡大していくと確信しております。

「テイクイーツ」は、デリバリーサービスの対象外となるような地域の飲食店にも導入が可能であり、外食産業のテイクアウト業務の効率化を可能としています。テイクアウトを行う飲食店の必須サービスとして全国の飲食店に導入されることを期待しています。

・グロービス G-STARTUP事務局長 田村菜津紀氏

G-STARTUP 3rd Batchへのご参加をきっかけとして、この度G-STARTUPファンドより投資させていただきました。河野さんはかねてより、飲食店事業において特に地方にはまだ解決されていないことが沢山あると熱く語っていらっしゃいました。

パーパス・ドリブンなチームと、飲食店事業を営むパートナーの皆様のリーダーシップで、テイクアウト市場のDXサービスのパイオニアとしてランプが今後日本全国の飲食店業界の未来を変革していくことを期待しています!

・i-plug 代表取締役CEO 中野智哉氏

Visionのデジタルの力で地域社会を灯すという想いを込めた「テイクイーツ」のポテンシャルと、河野さんの起業家としての成長を応援しています! 地域社会をDX化することで日本の未来に大きな価値を創造することを心から期待しています!

・Chatwork 代表取締役CEO 山本正喜氏

コロナ禍を経て飲食店のデリバリーサービスが大きく普及しましたが、フィットしない飲食店も多くあり、「テイクイーツ」はそこに「テイクアウト」のDX支援という形で参入し新しいプラットフォームとなりつつあります。

河野さんをはじめとした若く優秀な経営チームが関西を地場としながら全国への展開を力強く進めており、同じ関西出身の起業家として、日本の誇るべき飲食文化をともに支援していければと思っています。

・個人投資家(元アンカー・ジャパン 代表取締役)井戸義経氏

デリバリープラットフォームの利用はコロナ下で生活の一部として定着しましたが、日常的に利用するようになると、足りないところも目につくもの。

自分がお気に入りのこだわりの個人店さんなどは、プラットフォームに埋没することを好まなかったり、手数料が高すぎることから、掲載がされていなかったりします。

「テイクイーツ」は、お客様もお店も気軽にテイクアウトを行える縁の下の力持ちとして、新しい市場を創出するサービスとなると思います。今後の成長に期待しています。