EC構築プラットフォーム「futureshop」、2022年1‐3月のシリーズ流通額は105%の456億円に

フューチャーショップは5月13日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」シリーズの2022年1月~3月(2021年度第4四半期)の流通額が、昨対比約105%の456億円だったと発表した。前年同期の急激なEC利用増加後でも堅調な成長を示した。

フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」シリーズの2022年1月~3月の流通額をはじめ、各種調査の結果を公開した。

流通総額は、456億円で昨対比105.17%だった。前年の2021年1月~3月は昨対比154.22%と急拡大したが、2022年1月~3月はそこからさらに増加した結果となった。2022年は、1月9日~3月21日の間に各地域で第2回まん延防止等重点措置が実施され、巣ごもり機会が増加した。前年の2021年は、1月8日~3月21日が第2回目の緊急事態宣言下にあり、2021年と2022年はほぼ同じ日数、巣ごもり状態だった。

【年度別futureshopシリーズ流通総額】

「futureshop」シリーズを1年以上継続利用した店舗に限定して流通額の業種調査の結果も公開した。上位5業種の昨対比では、前年比354.76%と「キッズ・ベビー・マタニティ」に大きな伸びが見られた。特にこの2年間は巣ごもりの影響もあり、EC利用が大きく利用が進んだ業種としている。その他、「レディースファッション」(昨対比291.58%)、「下着・ナイトウエア」(266.65%)、「バッグ・小物・ブランド雑貨」(202.56%)などのアパレルEC、「医薬品・コンタクト・介護」(236.65%)の生活必需品が上位に来る結果となった。

2021年・2022年の1月~3月、各月の注文件数が100件以上の店舗から500店舗を無作為に抽出して実施した、期間中の生活者のEC利用状況調査では、対象店舗の注文件数は、すべてのデバイスにおいて増加した。デバイス全体の注文件数は昨対比115.02%となった。

購入単価の変化についても、スマートフォン経由の2022年1月の購入単価が前年比105.36%、PC経由が106.80%など、両デバイスともに、前年より上昇したことがわかった。

新たに会員登録された顧客の利用を新規利用とみなし、各店舗の平均増加率を月ごとに調査した結果、期間平均は昨対比121.60%と、昨年同時期の調査からさらに新規利用が増加した結果となった。これまでの巣ごもり状況から今後は外出機会が増え、街に人が戻ってくる状況を考えると、EC購入者の実店舗への誘導を始めとした実店舗EC連携、リピート購入促進など、新規利用以外の施策がさらなる成長のポイントとなると推察している。

利用された決済方法を「クレジットカード」「ID・QR決済(Amazon Pay、楽天ペイ(オンライン決済)、Apple Pay、PayPay、d払いなどのキャリア決済)」「現金・その他決済(店頭払いや後払い、銀行振込やコンビニ払いなど)」の3つに分け、各月の総注文件数を1とした結果、前回の調査と同様、クレジットカード利用の割合はほぼ変わらず。ID・QR決済利用が増加し、現金利用が減少した。

【各月決済手段の割合/件数(調査対象店舗全体)】

決済方法を3つとも提供している店舗に限定して調査した結果、キャッシュレスの利用が全体の8割近くを占める結果となり、ID・QR決済利用が1/3を超える結果となった。

【各月決済手段の割合/件数(3種類の決済手段提供店舗のみ)】