Zホールディングス、ショッピング取扱高は約1.7兆円 「PayPay」の大型施策が奏功し13%増に

ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)の2022年3月期におけるショッピング事業の取扱高(流通総額)は、前期比13.0%増の1兆6971億円だった。統合完了したLINEを含む各サービスの連携による相互送客や、「PayPay(ペイペイ)」による大型販促企画の好調により2桁成長を維持した。

 

ショッピング事業には、「ヤフーショッピング」「PayPay(ペイペイ)モール」など物販ECサービスが含まれる。

 

即配サービス「ヤフーマート」や、ECストア作成サービス「MySmartStore(マイスマートストア)」といった新規事業も計上した。

 

ヤフー運営モール各店舗への「LINE公式アカウント」導入促進や、「LINEギフト」の取扱品目拡大などを「LINE」連携の成果として挙げる。

 

「2022年度は、ギフトやクイックコマースなどグループのアセットを活用した新しい購買体験の創出をより進めていく」(坂上亮介専務執行役員)と言う。

 

「ヤフオク!」「PayPayフリマ」などリユース事業の取扱高は同9.2%増の9288億円だった。「PayPayフリマ」のユーザー数拡大や、手数料引き下げによる競合サービスへの競争力向上を成長の要因としている。

 

ショッピング事業・リユース事業といった物販ECに加え、「ヤフートラベル」などサービス系ECなどを含むEC関連サービス全体の取扱高は、同10.9%増の3兆5788億円だった。

 

連結売上収益は同30.0%増の1兆5674億2100万円、営業利益は同16.9%増の1895億300万円だった。