日本に投資を根付かせるには?野村ホールディングス・古賀信行氏が今、考えること

「人生二毛作」を実践する年に!

「貯蓄から資産形成へ」は日本の長年の命題です。貯蓄だけに馴染んでいた方々に投資に親しんでもらうための活動は長期的には引き続き重要ですが、実効性を求める上では、リスクを許容できる方がご自身の資金を投資に回していただくための具体的施策が必要だと考えています。また、投資で重要なことは、失敗した人に寛容に接する風土づくり、失敗した人を励ます仕組みづくりだと思います。

【あわせて読みたい】2022年の株式市場はどうなる?野村ホールディングス・永井浩二会長に直撃!

 私自身、証券業界に身を置き、経団連など経済団体での活動もさせていただいてきましたが、私の昔からの夢は「人生二毛作」です。二期作のように同じ作物を育てるのではなく、どんな新しい作物を育てようかと考えるタイミングでもあります。

 今後は個人の立場で、広い意味で「公」に資するような活動が続けられたらいいなと考えています。例えば日本に投資が根付くための活動も1つです。多くを求めず「いい活動だね」と言ってくれる人が1人でも、2人でもいてくれれば、それでいいと思っています。