土産品EC「JTBショッピング」、コロナ禍に成長 旅行時にたまるポイントで利用促進

JTB商事が運営する国内外の土産品を取り扱うECサイト「JTBショッピング」が、売り上げを伸ばしている。JTBの顧客層に向けて商品ラインアップを拡充した。コロナ禍で旅行に行けないJTBユーザーから注文が相次いでいる。

2020年12月、「JTBショッピング」で初の企業コラボ企画を実施した。老舗和菓子店・銀座菊廼舎とコラボし、人気商品である菓子の詰め合わせ「冨貴寄」のJTB商事オリジナル商品を開発した。「冨貴寄 招福アマビエ缶」には、アマビエが描かれた雲平を中心に、和のクッキーやコンペイトーなどを詰め込んでいる。

コロナ禍で帰省ができない顧客の「コロナ禍が早く終息してほしい」という願いと重なり、販売個数も好調だったという。「今年は帰省せず、東京の土産品を通販で購入して、家族に贈りませんか」といったメッセージを発信し、30~50代の女性客の獲得につなげた。

コロナ前の2018年にJTBユーザーがJTB商事のECを利用しやすくするよう、JTBのサービスとのポイント連携を行っていたことが大きかった。

「前身のECサイトのときから、旅行の申し込みでたまるJTBトラベルポイントをECサイトで利用できないのかという声を顧客からいただいていた。2018年に実装したポイント連携が、コロナ禍になって生きている。海外旅行に行けない顧客がポイントでECサイトを利用するケースが増えている」(JTB商事担当者)と話す。

今後は、同社がカバーできていない、新たな顧客層の獲得に動く予定だ。地方自治体やエンタメ業界、アーティストとコラボをし、同サイトを知らない顧客を囲い込んでいきたいと意気込みを示している。

「JTBショッピング」

https://shopping.jtb.co.jp/