「おとりよせネット」、2021年の「お取り寄せランキング」と2022年の「食品通販トレンド予測」を公開

日本最大級のお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」を運営するアイランドは1月14日、同サイトで食の専門家として活躍する「お取り寄せの達人」のおすすめ商品におけるアクセス集計による「2021年お取り寄せの達人の逸品ランキング」および、お取り寄せの達人3名による「2022年食品通販のトレンドを予測」を発表した。プチギフトへのお取り寄せの活用、エシカルな商品、独自の先行販売や定期便などの広がりに注目している。

【<画像10点>スイーツ部門、グルメ部門のトップ5はこちら】

「2021年お取り寄せの達人の逸品ランキング」は、料理研究家やフードライターなど食の専門家31名による連載「お取り寄せの達人のおすすめ」において、集計期間(2021年1月1日~2021年12月9日)のアクセス累計数字をベースに「スイーツ部門」「グルメ部門」から選定したもの。

「スイーツ部門」の1位は、「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」の焼き菓子詰め合わせ「テーゲベック」が1位となった。東京の店舗が惜しまれつつ閉店した後、2020年に京都に移転オープンしており、店舗のオープンにはクラウドファンディングで資金調達をするなど、多くの支援があって実現した。おとりよせネット編集長の伊藤梢氏は、商品への信頼・人気はもちろんのこと、コロナ禍でのショップへの「応援・支援」から人気が集まった結果ではないかとしている。

グルメ1位:テーゲベック「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」

2位にランクインした「No.1 CHEESECAKE」のチーズケーキ「No.1 CHEESECAKE」は、「レストランメイド・料理人が作るスイーツ」への注目が高く、憧れの名店の味が取り寄せられると話題になっている。3位の「BIOKURA(ビオクラ)」の「レアチーズケーキ(カット済)」は、植物性100%の素材で作られたヴィーガン仕様のレアチーズケーキで、健康への意識が変わってきている中、市場ニーズに合致したスイーツは注目が高まっているとしている。ヴィーガン系でありながら、通常のレアチーズケーキと遜色ない味わいで、ヴィーガンに興味がない層にも人気を博している

。近年、チーズケーキを取り扱う通販が増えており、配送中崩れにくく、アレンジが豊富、冷凍しても美味しさをキープできるなど、お取り寄せに適したスイーツであることをその理由に挙げた。

4位には、「toroa(トロア)」の「とろ生ガトーショコラ」がランクインした。ガトーショコラも、チーズケーキと同様の理由で通販が増えているカテゴリーのひとつ。チョコレートはバレンタインや冬のイメージが強いが、くちどけや余韻を楽しめるガトーショコラは、日常を忘れさせてくれる「ご褒美・ギフト」として人気がある商品となっている。5位には、「Cafeたもん」の「たもんのパンケーキサンド3種セット」がランクインした。

「グルメ部門」の1位は、ノフレの「やみつきシャケ」の「ご飯のお供」がランクインした。3位には「久世福商店」の「至福のひと時 大人のしゃけしゃけめんたい 80g」がランクインしており、ご飯のお供は価格帯も比較的安価で気軽に注文がしやすく、パスタやパンなどにもアレンジ可能なため、幅広い層の人気を集めたのではないかとの見解を示した。2位には、お取り寄せの醍醐味である「ご当地グルメ」を自宅で楽しめるアイテムで、人気店でもある「水たき料亭 博多 華味鳥」の「博多華味鳥 水たきセット」がランクインした。、4位の「赤坂珉珉」の「赤坂ミンミン手作り餃子(30個入)」、5位の「門崎熟成肉 格之進」の「白格ハンバーグ(5個セット)」も、人気店のお取り寄せとなった。ストックしておける餃子やハンバーグなどのおかずは近年人気を集めており、人気店の味となるとさらに注目度は高くなるとしている。

グルメ1位:ノフレ「やみつきシャケ」

ランキングとともに発表した、おとりよせネット「お取り寄せの達人」による「2022年食品通販のトレンド予測」では、aiko*さん(お取り寄せ生活研究家)、平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト)、chicoさん(スイーツライター)の3名が食品通販トレンド予測や注目のキーワードを紹介した。

お取り寄せ生活研究家のaiko*さんは、ハッシュタグ「#素敵便」の広がりと地球環境、社会などに配慮のあるエシカルな商品を挙げた。SNSで話題のハッシュタグ「#素敵便」は、プチギフトを友達同士で贈り合うもので、文房具やマスキングテープなどの雑貨を「お裾分け」する意味合いがある。一方で、焼き菓子やお手軽価格のお取り寄せを「#素敵便」として送りあったりする人も多くなってきた印象だとし、SNSの特性上、特に若い世代にますますプチギフト的なお取り寄せは流行るのではないかとしている。また、環境に配慮をしたり、食品ロス削減を意識したり、食品通販市場でもサステナブルな活動が広がっており、なかでも自然放牧の卵やグラスフェッドの牛乳など、動物の本来の生き方に寄り添った形で飼育された牧場や養鶏場のお取り寄せ品に注目していると述べた。

aiko*さん

スイーツジャーナリストの平岩理緒さんは、身近なツールを活用した販売形式の広がりを挙げた。店舗の公式InstagramやTwitterなどの増加、LINEのお友だち登録者やメルマガ読者に向けての「先行販売・限定販売」を実施する店舗など、身近なSNSやツールを活用した特別感のある販売形式は今後広がっていくのではないかとしている。また、固定ファンとの関係構築やフードロス削減を目指し、スイーツの「定期便」や「お任せ便」なども増えそうだとの見解を示した。

平岩理緒さん

スイーツライターのchicoさんは、「バターサンド」と「カヌレ」の進化と、料理人が作るレストランメイドのお菓子を挙げた。「バターサンド」や「カヌレ」は人気が再燃しており、さらなる広がりに注目しているという。バターサンドは、サブレ生地とバタークリームの王道だけでなく、あんこを使った和洋折衷な組み合わせや、フルーツやバターを追求するなど、素材にこだわったりとクリームのフレーバーが豊かになっている。一方「カヌレ」も、クラシックタイプの他に、クリームやチョコレートでデコレーションしたものや、ベリー系、抹茶、塩味、野菜を使ったものなどオリジナルなカヌレが登場している。「バターサンド」「カヌレ」は以前から馴染みのあるお菓子だったが、独創的なフレーバーやパティスリー・専門店のオリジナル版など、さらに進化したものが登場するのではないかとしている。また、コロナ禍をきっかけに、お取り寄せや専門店をスタートしたレストランが続々と登場しており、お菓子もその一つだとし、目を離せないジャンルの一つとしてレストランメイドのお菓子を挙げた。それぞれの店の名に恥じない味を追求し、パティシエとは違う独自の発想で作られるスイーツを販売する専門店も登場していて、さらなる広がりに注目しているとした。

chicoさん