【「Bカート」導入事例】からあげ専門店「鶏笑」、受発注業務の負担減に貢献

NISは、全国に約300店舗の規模で、からあげ専門店「鶏笑」をフランチャイズチェーン(FC)展開している。大手企業とのコラボレーション商品を開発しているほか、からあげグランプリで「最高金賞」を2部門受賞、10年連続で金賞を受賞するなど、年々人気を高めている。

創業当初はリサイクル事業や不動産事業を手掛けて、2010年に「鶏笑」のFC本部を立ち上げた。第1号店を埼玉県さいたま市内にオープンし、現在は浦和に移転して新規加盟店のオーナー向けの研修施設としても活用している。

「鶏笑」は、マスメディアなどに多く取り上げられ、ここ数年で加盟店舗が急増している。折からの中食ブームのほか、自宅で揚げ物をすることを負担に感じていた人の需要を捉えた。コロナ禍でテークアウトの利用が増えたことで、さらに広がりをみせているという。

▲からあげ専門店「鶏笑」のトップページ

新規加盟店の約8割が個人で、脱サラ系の起業が多い傾向にある。開業時の初期費用は加盟金100万円と研修費の30万円などを含め、総額600~700万円となる。「他のFC事業と比べてコスト感が高くないことが強み」(古川裕樹部長)と話す。FC募集情報のウェブサイトに掲載したり、展示会などに出展して新規加盟店を集めている。

からあげには国産若鶏を100%使用している。食の安全性を担保しつつ、品質の高い商品づくりが顧客に受け入れられている。

特に、「ムネからあげ」は、しっとりとジューシーに仕上げ、やわらかい食感が人気の秘訣となっている。またテークアウトして冷めてもおいしさを保つように工夫している。

資材の受発注をBカートで効率化

2019年11月に、BtoB-EC専用カート「Bカート」を提供するDaiのシステムを導入した。

受発注サイト「鶏笑加盟発注サイト」は、店舗で使用する印刷物や販促物、食材や調味料などを発注できる。

導入前は自社で受発注システムを運用していた。FC加盟店で使用する資材をウェブサイトから受注し、メーカーに発注するという流れで、手作業で対応していた。FC本部には7人が在籍していたが、請求・経理処理といった対応が大きな負担となっていた。受発注業務に大きな時間を割いていたことで、他の業務への負担が増していたという。

導入に当たっては、数社のカートを比較検討した。Daiが運営しているウェブメディア「フランチャイズWEBレポート」を目にしたことがきっかけとなった。新規加盟店の募集などで付き合いがあったほか、コスト感や使いやすさで導入を決めたという。導入により「セミオートのような形で受発注業務の負担が大きく減らすことができた」(古川氏)。

 

現在、受注サイトでは115種類を販売。今後は、海外展開の強化も見据え、「鶏笑」のロゴの入った販促物を増やす計画で、加盟店の利便性をさらに高めていく考えだ。

【「Bカート」サービス概要】

「Bカート」は、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス。BtoB特有のさまざまな商習慣に標準対応している。カスタマイズが不要ですぐに利用できる。中小企業から上場企業まで、1000社以上の導入実績がある。現在35万を超える事業者がBカートで発注を行っている。月額9800円から即日スモールスタートすることができる。