バリューコマース、景表法・薬機法セミナー開催 アフィリエイター200人超が参加

ヤフーの子会社でアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)のバリューコマースは11月10日、アフィリエイター向けに、景品表示法・医薬品医療機器等法(薬機法)のオンラインセミナーを開催した。同セミナーには、アフィリエイター200人超が参加した。

 

バリューコマースが開催したオンラインセミナー「敏腕弁護士たちが徹底解説『景表法、薬機法勉強会』」では、景表法や薬機法に詳しい弁護士5人が、不当表示の具体例を示しながら、広告表示で陥りがちな注意点について解説した。

 

景表法に関する解説では、アフィリエイターが特に注意すべき景表法の広告表示のジャンルとして、「ランキング広告(他社との比較広告)」「ナンバーワン表示」「強調表示と打ち消し表示」─の三つを示した。アフィリエイトサイトの他社との比較記事が、他社に対する誹謗中傷になってしまうケースが多いことなどが示された。

 

薬機法については、「健康食品の誇大広告がなぜ薬機法違反に当たる可能性があるのか」といった、薬機法の初歩的なテーマについて解説した。今年8月に施行された薬機法の課徴金制度についても説明した。薬機法では、課徴金の対象となるのは、「医薬品等の対価」を受ける者としており、広告主である製造業者や卸売販売業者が対象となるとしている。

 

一方で、景表法については、裁判例に基づき、「自ら若しくは他の者と共同して積極的に表示の内容を決定した事業者」「他の者の表示内容に関する説明に基づきその内容を定めた事業者」「他の事業者にその決定を委ねた事業者」のいずれかに認定されれば、不当表示の主体となる可能性があるとした。厚生労働省では、薬機法の課徴金制度の運用について、景表法の裁判例も参考にするとしている。アフィリエイターが勝手に表示内容を決めたケースでも、広告主が課徴金の対象になる可能性があると解説した。