福島県商工会連合会、県産品のECサイト「シオクリビト」を開設 「人」由来で名産品届ける

福島県商工会連合会は11月16日、福島県内の名産品を販売するECサイトを開設した。生産者に主軸を置いたサイト構成で、各地域が持つ産業の魅力を発信していく。総勢45人の生産者の紹介を通じ、人をきっかけとした新たな購買体験の創出を図っていく。

ECサイト「シオクリビト」は、福島県商工会連合会が地域の名産品を販売する通販事業の新サービスとして開設した。地域のブランディングを手掛けるスマイルズ(本社東京都)がサイト全体のプロデュースを行い、サイト制作のスペースワンが運営を代行する。

サイトの主役は、福島県の各産業に従事する生産者である「シオクリビト(=仕送り人)」たちだ。総勢45人の生産者の紹介ページをサイト上に掲載している。

仕事中や幼少期の写真、1日のスケジュールなどを通じて生産者の人となりを発信し、その上で各生産者による商品を販売する。「商品だけでなく、地域や生産者一人一人の魅力を伝えたいという思いから、このようなサイト構成をとっている」(スペースワン・広報)と言う。

サイトには、通常の検索窓を設けていない。その代わりに設置された「名場面」「名台詞(せりふ)」から気になったものを選ぶことで、その生産者のページに遷移する仕組みとなっている。こうした不自由さで生じる偶発的な出会いから、生産者への愛着や応援の思いを生み出す狙いだ。

検索窓の代わりに生産者の「名場面」「名台詞」を掲載

「セールストークが苦手な福島県の生産者にとって、通常のECは不向きな部分も多くある。何気ない日常や飾らない姿を発信することで、地域の新たな魅力を届けられれば」(同)と話す。

「シオクリビト」

https://shiokuribito.com/