SBペイメントサービス、越境ECの課題を解決する「越境パック」を提供開始 「WeChat Pay」への対応も可能

ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービスは12月1日、オンライン決済サービスにおいて、事業者が越境ECを行う際の決済手段や国際配送、税関との連携、集客などの課題をまとめて解決する国内初のECソリューション「越境パック」の提供を開始した。事業者における越境ECの課題解決を支援する。オンラインで利用できる「WeChat Pay」にも対応し、日本に旅行や買い物に行けない中国人の購買ニーズにも応えることができる。

SBペイメントサービスは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる35種類以上のブランドの決済手段を提供している。このほど提供を開始した「越境パック」は、事業者が越境ECを行う際の、決済手段、国際配送、税関との連携、集客などの多くの課題を解決するECソリューション。「越境パック」を導入した事業者は、まずは決済手段としてECサイトで「WeChat Pay」が利用可能になる。さらに今後、ECサイトへの集客の実施、ECサイトで扱う商品の税関対応・国際配送の代行が可能となる他、「越境パック」で利用できる決済手段の拡充を予定している。

「越境パック」を導入した事業者が、ECサイトで扱う商品を国際配送する場合は、SBペイメントサービスと提携するトリオシステムズの羽田空港の倉庫へ商品を配送するだけで、通関、税関との連携から現地配送までをトリオシステムズが代行する。また、集客のための「WeChat」アプリ内のWeChat ミニプログラム構築やブランドの公式アカウント構築、越境ECサイト開発もトリオシステムズで開発受託が可能となる。

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、中国人の消費行動が大きく変化した。海外との往来が制限され、中国国内で実店舗での消費がECでの消費にシフトしつつある。中国の2020年のEC小売額は、前年比10.6%増の約188兆1616億円に上り、小売総額に占めるEC小売額のシェアは30%を占めている。SBペイメントサービスは、中国人向けにオンラインで利用できる「WeChat Pay」に新たに対応することで、日本に旅行・買い物に行けない中国人や在日中国人の購買ニーズに対応を図った。

SBペイメントサービスは、今後も事業者のニーズに応える利便性の高いサービスを提供していく考えを示した。