『吉野家』が7年ぶりに値上げ 輸入食肉の高騰に歯止めかからず

あらゆる物資の価格が上昇中。外食業界はしびれを切らし、値上げに動き出している。

デスク「原材料の高騰で食品の値上げが相次いでいるね」

記者「今年4月に『モスバーガー』やうどんチェーン『丸亀製麺』が値上げをしましたが、今回は牛丼チェーンが相次いで値上げを表明。地域で値段に差をつけていた『松屋』が牛めしを全国統一価格に値上げしたのに続き、『吉野家』も7年ぶりとなる牛丼の値上げに動きました」

デスク「肉類の価格が跳ね上がっていると聞いているけど」

記者「米国産の輸入牛肉の価格が2倍近く上昇しています。コロナ禍で食肉処理場や港湾での人手不足に加え、コンテナ不足と原油高に伴って輸送費も増加。更に飼料価格も上がるなど、『自社努力だけでは価格を維持することが困難な状況』(同社)です。また、輸入鶏肉も価格が上昇しており、サイゼリヤがチキン商品の本数を減らして価格を維持する形をとります」

デスク「値上げの分、どれだけ消費者離れを防げるかだね」

記者「消費者も以前ほど低価格重視ではなく、品質に見合った適正価格に理解を示す動きもあるだけに、価格だけでなく商品の磨き上げに対する企業努力が問われることになります」

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