Dell Technologies、as-a-Service「Project APEX」を発表 lead=米Dell Technologiesは、PCも含め、同社の製品ポートフォリオをas-a-Serviceで提供する「Project APEX」を発表した。 米Dell Technologiesは10月21日、PCも含め、同社の製品ポートフォリオをas-a-Serviceで提供する「Project APEX」を発表した。ストレージやサーバ、ネットワーキング、ハイパーコンバージド インフラストラクチャー（HCI）などを順次オンデマンドで提供していくという。 |photo_center |I@001.jpg,「Project APEX」を発表| 「Project APEX」は顧客自ら、「Dell Technologies Cloud Console」というWebインタフェースを通じてマーケットプレイスにアクセスし、セルフサービスで購入できる。 サービスの第一弾として、2021年前半に「Dell Technologies Storage as-a-Service（STaaS、サービスとしてのストレージ）」が米国から提供される予定だ。 Dell Technologies プロダクトマーケティング シニア バイス プレジデント サム・グロコット（Sam Grocott）氏は、「Project APEX」を提供する背景を、「顧客は、アジャイルにパブリッククラウドを利用できることにメリットを感じている。さらに、コロナ禍でas-a-Serviceへの興味が高まっている。こういった体験をオンプレミスを持ってくることがテーマとなっているが、それは難しい。それは一貫した運用ができない、ツールもいろいろなものを使いわけなければならないからだ。また、スケールアップもスケールダウンもしたいと思っている。さらに、使った分だけ支払いたいと思っている。それなれば、（導入費用ではなく）OPEX（運用費）で賄っていくことができる。そのため、as-a-Serviceへのシフトはわれわれにとって大きなチャンスとなる」と説明した。 |photo_center |I@002.jpg,Dell Technologies プロダクトマーケティング シニア バイス プレジデント サム・グロコット（Sam Grocott）氏| サム・グロコット氏は、オンプレミス向けのas-a-Serviceでは、5つが重要だとした。 「Project APEX」では、シンプルさ（数クリックで購入サービスを購入できる、管理不要、スケールアップ・ダウンが可能、単一のUI）、ユーザーの希望に沿って選択できること（支払い方法、ストレージ、サーバ、ネットワークなどポートフォリオの幅広さ）、運用の一貫性を提供することを目的にしているという。 |photo_center |I@003.jpg,「Project APEX」で重視するユーザー体験| 同氏は提供していくポートフォリオの広さが特徴で、同社の強みであるとした。 「Project APEX」では、単一のUIとして「Dell Technologies Cloud Console」を提供する。 これは、シンプルさ、選択肢、一貫性、選択、一貫性という「Project APEX」の目指す方向性を一番の象徴的な製品だという。クラウド全体、as-a-Service全体を管理するもので、セルフサービスとして、数クリックで注文できるという。 同日から、パブリックプレビューとして、北米の限定されたユーザーに提供され、試験運用される。正式リリースは来年前半を予定しているという。 |photo_center |I@004.jpg,「Dell Technologies Cloud Console」| 第一弾のサービスとして提供される「Dell Technologies Storage as-a-Service」はオンプレミス向けのストレージサービスで、使った分の支払いとなる。「Dell Technologies Cloud Console」からスケールアップ/ダウンが可能で、展開および管理はDell Technologiesならびにパートナーが行う。ファイル/ブロックかというデータサービスの種類。パフォーマンスレベル、容量、期間を選択して注文を行うという。 |photo_center |I@005.jpg,「Dell Technologies Storage as-a-Service」| また同日は、「Dell Technologies Cloud Platform」の拡張として、インスタンスベースの提供もアナウンスされた。最短で14日で展開でき、価格は47ドルから。「Dell Technologies Cloud Console」か注文される。提供される国も、英国、フランス、ドイツも加えられた。 |photo_center |I@006.jpg,「Dell Technologies Cloud Platform」をインスタンスベースで提供| そのほか、ハード、ソフト、サポートを含んだ事前承認済みの「Flex On Demand」の提供も発表された。ある程度人気のある用途は、事前構成済み価格として提供されるため、予算計画が立てやすいという。 |photo_center |I@007.jpg,事前承認済みの「Flex On Demand」の提供も発表| ;;link;; https://news.mynavi.jp/article/20201019-1425632/ https://news.mynavi.jp/article/20200910-1293850/ https://news.mynavi.jp/article/20200629-1074668/ https://news.mynavi.jp/article/20200629-1074668/ https://news.mynavi.jp/article/20200608-1050843/ ;;site; デル・テクノロジーズ https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm