日立SOL、ボットによる悪質なアクセスを防止するクラウドサービス short= author=山本善之介 lead=日立ソリューションズは、AI(人工知能)技術でBot(ボット)によるアクセスを未然に防止するという米PerimeterXのクラウドサービスである「PerimeterX(ペリメーターエックス) Bot Defender」の販売代理店契約を締結し、12月12日から提供開始する。同社によると、同サービスの販売代理店契約は国内初とのこと。 日立ソリューションズは、AI(人工知能)技術でBot(ボット)によるアクセスを未然に防止するという米PerimeterXのクラウドサービスである「PerimeterX(ペリメーターエックス) Bot Defender」の販売代理店契約を締結し、12月12日から提供開始する。同社によると、同サービスの販売代理店契約は国内初とのこと。 |photo_center |I@001.jpg,サービスのイメージ| 新サービスは、AIがアクセス者の操作方法や利用端末の情報などを分析し、アクセス元が人間かBotかを高精度に判別することで、ECサイトでの買い占めやアカウントの乗っ取りなど、高度に進化したBotからの巧妙かつ悪質な攻撃を防ぐという。 なお、米国ECサイトで99%以上Botアクセスを遮断した実績があるとしている。 従来から、企業はアクセス元が人間であることを証明するために、文字入力や画像選択を強制するCAPTCHAを使用していたが、同サービスの利用により、顧客にCAPTCHAの負担をかけることなく、Webサイトの安全な運営やデータの保護を実現できるという。 同サービスの導入効果として同社はまず、ECサイトでのBotによる商品買い占めを防ぎ、正規利用者に適正価格で商品を提供できることを挙げる。 また、AIで判別しBotによるアクセスだけにCAPTCHAを表示するため、ユーザーの利便性を損なわずにWebサイトを安全に運営できるという。 さらに、Botによるアカウント大量作成を防ぎ、新規会員登録特典やポイントの不正取得を防止できるとのこと。 加えて、Botによるアクセスを防ぐことで分析データの質が向上し、Webサイトへの投資対効果が高まるとしている。 同サービスは2016年4月の米国での販売開始以来、スポーツブランドのpumaや格安航空券比較サイトのskyscannerなどのBtoC企業を中心に、150社を超える実績を持つとのことだ。 ;;link;; /article/20191210-935496/ /article/20191205-933538/ /article/20191129-930376/ /article/20191127-929408/ /article/20191126-928674/ ;;site;; 日立ソリューションズ https://www.hitachi-solutions.co.jp/ ニュースリリース https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2019/1211.html