ウェザーニュースは12月15日、14日夜から15日早朝にかけてピークを迎えた「ふたご座流星群」を全国の携帯サイト利用者とともに観測した結果を発表した。

観測方法は、14日19時から15日5時までの間に、全国の利用者が観測した流星をカウントして報告する「流星カウンター」機能を活用し、その合計数を調査したもの。今回の調査では、全国から流星が観測できたとの報告があり、その総数は2万4503個となった。

12月14日夜から15日早朝にかけて日本で観測された「ふたご座流星群」の観測ポイントとその総数

エリア別に5366名が観測した平均数を見ると、全国平均は1人あたり4.57個、もっとも多く観測できたのは伊豆諸島で1人あたり15.64個という結果となり、次いで新潟県が9.00個/人、高知県が7.01個/人、山梨県が6.68個/人、島根県が6.39個/人と日本全国で確認された結果となった。

ふたご座流星群のエリア別平均観測報告数

なお、14日夜から15日早朝がピークとされる"ふたご座流星群"だが、15日夜も観測チャンスはあり、雲の少ない関東や道東では絶好の条件となると同社では予測しているが、西日本や北日本は寒気の影響で雲が広がりやすく、雲の隙間を狙っての観測となりそうだとしている。