W3Cは5日(フランス時間)、「Semantic Annotations for WSDL and XML Schema(以下、SAWSDL)」のProposed Recommendation版を公開した。SAWSDLはメッセージの入出力構造、インタフェース、オペレーションなどを規定するWSDLのさまざまなポイントに対してセマンティックアノテーションを定義する規約。対応している規約はWSDL 2.0、WSDL 1.1、XML Schemaエクステンシブルフレームワーク。Webサービスのディスカバリやコンポジションの最中であってもスキーマタイプにおけるアノテーションは活用されることになる。

また、SAWSDLはオントロジおよびXML Schemaタイプのデータマッピングに対するアノテーションメカニズムも定義している。SAWSDLではWSDLやXML Schemaに対してセマンティックアノテーションを実現させるために、両要素に対して適用できる拡張属性を定義している。