一人暮らしや単身、短期の引っ越しなど、一時的に居住している場合、ベッドを持っていくのは面倒だという人も多いのではないでしょうか。
折りたたみもできて持ち運びやすい敷布団が便利ですが、「布団だけではなかなか寝心地が悪い」という声もよく聞かれます。
そういったとき、敷布団の下にマットレスを、フローリングに直置きして使っていませんか?
畳の上ならまだしも、フローリングにマットレスを直置きしていると、マットレスと床の両方にカビが発生するなど、さまざまなトラブルが起こってしまいます。
今回は、マットレスを床(フローリング)で使う場合のマットレスの選び方と工夫をご紹介します。
【~直置きを避ける~ おすすめのすのこベッド5選】
メーカー | ![]() 2つ折りすのこベッド |
![]() ラルーチェ |
![]() 総檜すのこベッドフレーム |
![]() ベッドフレーム・すのこ仕様 |
![]() すのこダブルベッドフレーム(バッソ/BK) |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 10,900円~ | 23,990円 | 19,900円~ | 34,900円~ | 44,900円~ |
サイズ | シングル~ダブル | シングル | シングル~ダブル | スモール~ダブル | シングル~クイーン |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
当サイトではさまざまなおすすめのマットレスを紹介していますが、収納に便利な三つ折りマットレスや、手入れが楽な洗えるマットレスなど、一口におすすめのマットレスといってもさまざまです。
ぜひこれらの記事も参考にして、マットレスを選んでください。
\サイトおすすめマットレス/

「肩こり・腰痛・安眠できない」寝心地で悩んでいる方におすすめ
ユーザー満足度92.2%以上!!「マットレスモットン」
3種類の硬さから自分の体型・体格・好みに合わせて選べる高反発マットレス!
\安心の90日間返金保証付き!!/
紹介内容
マットレスと床(フローリング)の相性
最近の建物はほとんどの部屋がフローリングづくりになっていて、マットレスをフローリングに直接置いて使っているという人も多いかもしれません。
一口にフローリングといっても、一般的な木質素材のものや、塩化ビニールといわれるクッション材を使用しているケースなど、床材に使われる素材はさまざまです。
木質素材のフローリングには、切断加工した板をそのまま使用しているものと、合板やコンクリートなどの上に化粧板といわれる薄い板を張っているものとがあります。
塩化ビニールなどのクッション材を用いたフローリングも、合板やコンクリートなどの上に張られたフローリングです。
切断加工板をそのまま使用して作られているフローリングは単層フローリングといい、フローリングの中でも比較的通気性があります。
一方で注意が必要なのが、合板やコンクリートなどの上に、板や塩化ビニールを張り付けて作られている複合フローリングといいタイプです。
通気性は比較的悪く、さらに下に用いられている材質によって通気性が大きく変わってきます。
フローリングの材質とマットレスの相性によっては、すぐに湿気が溜まり、カビやダニが発生しやすくなってしまうため要注意です。
では、わかりやすくマットレスの種類と一般的な床材の通気性の相性を表にして見ていきましょう。
ポケットコイル | ボンネルコイル | 高反発ウレタン | 低反発ウレタン | ラテックス | ファイバー | |
---|---|---|---|---|---|---|
単層フローリング (切断加工板) |
△ | △ | ○ | × | △ | ○ |
合板+化粧板 | △ | △ | ○ | × | △ | ○ |
コンクリート+化粧板 | × | △ | △ | × | × | △ |
遮音フローリング (ゴム・ウレタンを使用) |
× | × | × | × | × | × |
合板+塩化ビニール | × | △ | △ | × | △ | × |
コンクリート+塩化ビニール | × | × | × | × | × | × |
フローリングとマットレスの相性は悪いというのが大前提です。
その中でも、甘い目で見た時の一般的なマットレスの代表例と、それぞれの床材の代表例の相性を考えた表になるので、必ずしもこの結果だとは限りません。
結果を見ると、単層フローリングの床の場合は、他のフローリングと比較してマットレスとの相性がいい傾向にあります。
単層フローリングは厚さ15㎜から30㎜の木材を使用して作られるのが特徴です。
使用されている木材の種類によっては、通気性に富んだものもあり、木材自体が呼吸をするように調湿の役割を果たしてくれます。
一方で、合板などの素材に化粧板や塩化ビニールを張って作っている床の場合、人工物に調湿の効果がないため、通気性がありません。
特に塩化ビニールを使ったクッションフロアは、一見すると耐水性があっていいように見えますが、湿った状態を放置しておくとビニール下のクッション材にカビなどが生えやすくなります。
また、コンクリートを基礎とした床の上に、化粧板や塩化ビニールを張っている場合には、コンクリートの気密性でさらに湿気が溜まりやすくなるため要注意です。
合板やコンクリートの基礎と合わせ、ゴムやウレタンを使用して作られている遮音フローリングの場合は、遮音性ゆえに通気性がほとんどなくなっています。
もっともカビなどが発生しやすい環境だといえるでしょう。
これらの床材に使うマットレス自体の通気性がいいものだとしても、フローリングフロアにマットレスを直置きすると、凹凸のないフローリングに接するマットレスは面になってしまうため、空気の逃げ場がなくこもってしまい危険です。
特に低反発ウレタンマットレスのように、通気性の少ないマットレスとフローリングの相性は悪く、基本的に使用はおすすめできません。
床置きマットレスを選ぶ時のポイント
フローリングにマットレスを置いて使いたいという場合は、以下のような点に注意してマットレスを選ぶ必要があります。
- 低反発ウレタンマットレスでないもの
- 厚みのあるもの(床が固く冷たいため)
- 重すぎないもの
- 干せるもの
- 通気性の良いもの
低反発ウレタンマットレスは、どのフローリングフロアとの相性ももっとも悪いマットレスです。
「寝心地がよく、温かくて大好き!」という人もいるかもしれませんが、低反発ウレタンマットレスは湿気をため込みやすく、逃がしにくいためおすすめできません。
フローリングは畳などと比較しても弾力性がなく固いため、マットレスは厚めのものがおすすめです。
家の構造上の冷気などもフローリングは伝わりやすくなっているため、薄いマットレスでは冬場冷え込んでしまいます。
10㎝を目安に少し厚手のマットレスを選ぶようにしましょう。
重すぎるマットレスも扱いにくいだけでなく、マットレスの重み自体で床と接する面が増えてしまうことで、空気が逃げにくくなってしまうのでおすすめできません。
通気性の良いマットレスはもちろんのこと、機能的でありながらも定期的にしっかりと干すことのできる扱いやすいマットレスを選ぶことが大切です。
干しやすい・扱いやすいのは三つ折りタイプがおすすめ
湿気がこもってカビを生やさないようにするには、日頃のケアが大切です。
ケアが面倒にならず、きちんと定期的に実施しやすいという観点で、扱いやすい三つ折りマットレスをおすすめします。
メーカー | エムリリー優反発![]() スマートフォーム優反発三つ折り |
コアラマットレス![]() コアラフトンOASIS |
雲の安らぎプレミアム![]() 三つ折りマットレス |
マニフレックス![]() メッシュウィング |
クジラマットレス![]() マットレスタイプ |
エアウィーヴ![]() スマートZ01 |
ラクダマットレス![]() アスリーPRO肩ガード |
昭和西川 寝ればわかるシリーズ![]() ボディフレッシュマットレス |
アイリスオーヤマ![]() 高反発マットレス シングル |
ニトリ![]() 腰を支えるマットレス M2201 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | セミシングル・シングル・セミダブル・ダブル | シングル | シングル・セミダブル・ダブル | セミシングル・シングル・シングルロング・セミダブル・ダブル・クイーン | シングル・セミダブル・ダブル | シングル・セミダブル・ダブル | シングル・セミダブル・ダブル | シングル | シングル・セミダブル・ダブル | シングル・セミダブル・ダブル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
価格 | 29,980円〜47,980円 | 49,900円 | 41,800〜61,800円 | 36,520円〜80,300円 | 49,800円〜69,800円 | 77,000円〜110,000円 | 96,700円〜121,200円 | 39,600円 | 6,980円〜10,999円 | 6,990円〜10,900円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特徴 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
そのまま床に直置きで
マットレスを使うのはNG?
結論から言うと、そのまま床に直置きでマットレスを使うことはおすすめできる行為ではありません。
湿気がこもりやすく、カビやすいことはもちろんですが、様々な観点から考えても衛生的だとは言い難いからです。
フローリングフロアとマットレスは接する面が多く、空気が逃げにくいため湿気が溜まりやすくなっています。
さらに直置きすることでフローリングフロアの汚れがマットレスに付着しやすくなり、マットレスに付着したホコリや抜け毛、フケなどをエサにダニやカビがどんどん繁殖してしまい不衛生です。
カビの生えたマットレスを使用していると、気管支が異常をきたすようになり、喘息や皮膚病など様々な疾患を引き起こしてしまう可能性があります。
海外などでも、使用しなくなったマットレスを地下室などに置いて、ゲストが来た時のベッドとして使用することはありますが、マットレスを床に直置きしているわけではなく、絨毯や綿などの素材の上にマットレスを置いて使用しています。
また最近では、海外でも日本式のすのこが入手できることもあり、すのこを敷いて使用しているケースもあるようです。
マットレス発祥の海外でも、フローリングにマットレスを直置きして使用していないので、やはり直置きはおすすめできる行為ではありません。
すのこや除湿マットを活用して
カビ・湿気対策をしよう
フローリングのフロアでマットレスをベッドフレームなしで使用する場合、おすすめなのはすのこや除湿マットを敷いてカビ予防、湿気対策を行うことです。
すのこは厚さ3㎜~5㎜程度の板が適度な間隔で打ち付けられたもので、日本では古くから押し入れの通気対策に用いられてきました。
フローリングとマットレスの間にすのこを使うと、それだけでマットレスとフローリングが直接接しなくなるので通気対策に十分活用できます。
すのこはホームセンターなどで安く売られており、サイズも豊富です。
部屋の広さや使いやすさに合わせて、すのこをマットレスの下に敷き詰めて使用できるほか、すのこベッドといわれるマットレスや布団の下に敷く専用のアイテムもあります。
また、除湿マットもマットレスとフローリングの間で調湿効果を発揮してくれるのでおすすめです。
定期的なお手入れが
マットレスの寿命を伸ばします
フローリングにマットレスを直置きするのはおすすめできる行為ではありません。
フローリングとマットレスはいわば犬猿の仲のようなもので、湿気とは切っても切れない縁です。
もちろんすのこや除湿マットを使用して、カビ対策、湿気対策を行うことは可能ですが、使用したからといって100%カビないというものでもありません。
それくらいフローリングとマットレスの相性はよくないものです。
それでもやむを得ず、フローリングにマットレスを直置きしなくてはいけない場合は、すのこや除湿マットを上手く活用することである程度の対策を講じることができます。
さらに定期的にマットレスを干したり、クリーニングに出したりして、しっかりとお手入れをしてあげるとマットレスを長く使用可能です。
マットレスは少なくとも1週間に1回は干すようにし、こまめに部屋の掃除を行い、カビの発生源が付着しないように気を付けましょう。
【おすすめのすのこベッド5選】
メーカー | ![]() 2つ折りすのこベッド |
![]() ラルーチェ |
![]() 総檜すのこベッドフレーム |
![]() ベッドフレーム・すのこ仕様 |
![]() すのこダブルベッドフレーム(バッソ/BK) |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 10,900円~ | 23,990円 | 19,900円~ | 34,900円~ | 44,900円~ |
サイズ | シングル~ダブル | シングル | シングル~ダブル | スモール~ダブル | シングル~クイーン |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |