敷布団の中身の素材を種類別で比較してみた!おすすめはコレ

敷布団の素材には綿やウールが使われることが多いものの、最近はそのほかの素材でもっと機能性のある敷布団も誕生しています。

敷布団の寝心地は素材によって大きく異なり、また素材によっては敷布団の使い方が楽なものもあれば、お手入れが大変なものもあります。

今回は敷布団の素材の種類、それぞれの特徴、メリットデメリット、価格帯などを詳しくご紹介します。敷布団とあわせてチェックしたいおすすめマットレスの内容とあわせて参考にしてください。

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敷布団素材別の特徴

敷布団の素材の種類
敷布団には体を支えて、睡眠環境を整えるという重要な役割があります。求められるものは適度な硬さ、弾力性、保温力、断熱力、吸湿力、放湿力などさまざまで、これらは敷布団に使用される素材によって大きく異なります。

年々、敷布団に求められる機能は増えていて、様々な要望に応えるために新しい素材が開発されたり、様々な素材を組み合わせたりして快眠が追求されています。

敷布団に使用される主な素材を表にし、それぞれの特徴についてまとめてみました。

素材 メリット デメリット 価格帯
木綿
(コットン)
丈夫
保温力が良い
吸湿性が良い
打ち直し可能
木綿のみの敷布団だと重い 4,000円~30,000円
羊毛
(ウール)
保温力が高い
吸湿性が良い
放湿性が良い
軽い
へたりやすい
弾力を失いやすい
動物性のアレルゲン懸念
8,000円~40,000円
綿混紡
(綿とポリエステル)
値段が安い 保温力が弱い
弾力が弱い
4,000円~20,000円
キャメル
(ラクダ)
吸湿性が良い
保温力が良い
水分発散力が良い
年中使用できる
軽い
動物性のアレルゲン懸念
高額
30,000円~70,000円
ポリエステル綿 抗アレルゲン対策可能
保温力がある
洗濯できる
吸湿性が悪い
静電気を帯びやすい
2,000円~6,000円
ウレタン 機能性が良い
硬さが選べる
寝姿勢良好
湿気・蒸れやすい
硬さが合わない場合あり
重い
7,000円~50,000円
真綿
(シルク)
保温力が非常に高い 高額
弾力を失いやすい
70,000円~500,000円
トルマリン素材 遠赤外線効果
冬場暖かい
夏場に涼しい
扱っている店舗が少ない 20,000円~100,000円

木綿(コットン)素材の敷布団の特徴

日本の伝統的な敷布団で、日本の風土に合った使い勝手の良いものです。保温力があり、吸湿性が高く、丈夫です。木綿の敷布団は打ち直しができ、長く愛用できるのでコストパフォーマンスが良いのも魅力です。

羊毛(ウール)素材の敷布団の特徴

天然素材の羊毛は保温力が高く、吸湿性、放湿性に優れている素材です。羊毛100%の敷布団は扱っているものが少なく、ウレタンなどと合わせたものが多い傾向にあります。

羊毛のみの敷布団は十分に厚みがないと体が底についてしまうことがあり、寝心地がよくない傾向にあるからです。それ以外では使い勝手もよく、人気の素材といえます。

綿混紡(綿とポリエステル)素材の敷布団の特徴

綿とポリエステルを混ぜて作った綿混紡の敷布団は、木綿には劣るものの保温力があり、値段も安いのが特徴です。綿とポリエステルの配合量によって品質は大きく変わり、ポリエステルの割合が多くなると、静電気を発生してしまい寝苦しくなることもあります。

真綿(シルク)素材の敷布団の特徴

抜群の保温力、吸湿性で、軽く、独特の寝心地が人気の真綿敷布団です。真綿100%の敷布団は最近ではほとんど出回っておらず、出回っていても一つひとつ特注のようなものが多く非常に高額です。

木綿にはない柔らかさ、軽さはシルクならではのもので、消臭、防臭効果もあります。

キャメル(ラクダの毛)素材の敷布団の特徴

最近人気のキャメル素材の敷布団は、保温力、吸湿性、放湿性に優れていて扱いやすい特徴のものです。耐久性も高く、軽くて丈夫です。

まだまだ取り扱いが少ないため高額なものもありますが、綿や羊毛などと混ぜたものなどもあり、少しずつ市場に出回り始めています。

トルマリン素材の敷布団の特徴

鉱物であるトルマリンを綿に編み込んだ素材の敷布団です。遠赤外線効果、マイナスイオン効果があるトルマリン敷布団は、保温力に優れていて快眠へといざなってくれます。

トルマリン素材の敷布団の睡眠効果は化学的にも分析されていて健康にも良いと人気です。

一方で、トルマリンの配合量が少ない商品も多く、値段もまちまちです。

敷布団のおすすめ素材はコレ

敷布団の素材のキャメル
総合的に敷布団の素材にどれがいいのかを考えた時に、品質と値段とのバランスが良いものを選んでいくようになると思います。もちろん、値段の幅はひとそれぞれで、どれくらいまでなら金額を出してもいいのかによってランクが変わってきます。

これらを踏まえたうえで今回取り上げた素材の中で、値段と品質のバランスが良く、むしろお値段以上に良いのではないかというおすすめの素材がキャメルです。

ものによっては高額になってしまうキャメルですが、お手頃な価格のものもあり、お値段以上に品質が良いので誰しも満足する素材だと思います。

もう少しお手頃な価格で品質も良い素材となれば、木綿もおすすめできる素材です。重たい点は確かにありますが、日本の家屋、風土によく合った素材で、打ち直しをすれば半永久的に使用できる素材といっても過言ではありません。

筆者の実家にも来客用の木綿の敷布団が何セットかありますが、20年近く使用して硬くなったものを打ち直しに出したところ、新品以上にフカフカの良い敷布団になって返ってきたことがあります。打ち直しから既に5年近くたちますが、まだまだフカフカで寝心地は抜群です。

単一素材の敷布団は最近では減り、機能性のある素材と併用し層になった敷布団が増えてきています。使用されている素材の特性をよく考慮したうえで、品質の良い敷布団を選ぶことで快眠できます。

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