資格独学

公認会計士は独学で合格できる?おすすめのテキストや勉強法と一緒に解説!

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公認会計士を目指す方の大半は、予備校や通信講座の活用を検討します。

予備校ならば、資格取得に向けたレールが敷かれており、安心して勉強できるのが理由です。

しかし、受験生全員が金銭的・時間的余裕を持ち合わせてるわけではありません。

可能であれば、独学で合格したい受験生もいるでしょう。

そこで今回は、独学で公認会計士に合格できるかどうかを解説します。

独学で挑む方におすすめのテキストや勉強法も一緒に紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

また当サイトでは、公認会計士でおすすめの通信講座をまとめた記事も掲載しているため、ぜひこちらも合わせてご覧下さい。

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徳永浩光
【キャリアコンサルタント】

【キャリアコンサルタントとして経験を活かし、キャリア関してのサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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公認会計士は独学合格が可能か?

結論から言えば、独学で公認会計士に合格するのは可能です。

しかし、合格までの道は険しく、限られた人数しか合格できません。

この章では、独学の難しさを「合格者の割合」と「合格者の勉強スケジュール」から解説します。

独学合格者の割合

2021年度の公認会計士・論文式試験の合格率は9.6%で、そのうち独学で合格した方の割合は9.12%です。

受験生の中で0.8%(0.096×0.0912=0.0087)の限られた方のみ独学で合格したことになりますが、0.8%ということは125人に1人であり、これは1つの受験教室から独学合格者が生まれるかどうかに等しい割合です。

この数値からも、いかに独学で合格することが困難な挑戦であるかがわかるでしょう。

独学合格者の勉強スケジュール

公認会計士試験の合格率が低い要因に、試験範囲の膨大さがあります。

試験範囲を網羅するために必要な勉強時間は、最低で4,000時間とされていますが、この数値は予備校や通信講座を利用した場合です。

実際に独学で合格した方の勉強時間は1.5~2倍の6,000~8,000時間とも言われています。

1日10時間勉強したとしても、丸2年かかる計算です。

試験に全力を傾ける方は別として、大学生や社会人はどのように勉強スケジュールを立てればよいのでしょうか。

大学生の場合

大学生は「時間の融通が利く点」と「勉強環境が整っている点」から比較的簡単にスケジュールを立てられます。

公認会計士に強い大学や法学部に通っている方であれば、アドバイスを貰えるかもしれません。

大学在学中に公認会計士を目指す場合、大半の学生が1年生の5~8月に勉強を始めます。

独学の場合も同様に、1年生から勉強を開始して3年生で論文式試験に挑戦するように計画を立てましょう。

重要なのは「自分は独学、周りは予備校」という事実を肝に銘じることです。

予備校に通う学生は、スローペース(1日2~3時間勉強)で入り、2年生頃から8時間勉強を始めます。

しかし、独学で挑む場合は1年生から7~8時間勉強をしなければ間に合いません。

バイトやサークルなど、大学でやりたいことを犠牲にする覚悟がなければ、合格は困難でしょう。

社会人の場合

仕事と勉強の両立は簡単ではありません。

仕事に悪影響が出ないよう勉強時間を確保した場合、平日は3~4時間が限界でしょう。

休日に10時間まとめて勉強したとしても、合格まで2~3年を目標にするのが妥当です。

「3年も勉強を続ける自信がない」「2年間しか猶予がない」という方は、以下の勉強法を取り入れましょう。

社会人向け・勉強のコツ
  • スキマ時間を有効に使う
  • 全科目を並行して勉強する
  • 模試や答練を積極的に取り入れる
  • まとめノートよりテキストに直接書き込む

文字にするのは簡単ですが、実行に移すのは簡単ではありません。

学生や無職の方と異なり、勉強時間をどのように削り出すかが重要なポイントです。

独学で公認会計士を目指すメリット

予備校や通信講座を利用せず、独学を選択した理由は人それぞれでしょう。

合格率や効率性では予備校に劣るものの、独学には3つのメリットがあります。

独学で公認会計士を目指すメリット
  • 必要経費が少なく済む
  • 時間や場所の融通が利く
  • 勉強スタイルの見直しが可能

必要経費が少なく済む

独学を選ぶ最大のメリットは必要経費が少なく済むことです。

予備校ではなく独学を選ぶ理由の大半には「お金」が関係しているため、そこで独学と予備校でかかる経費を比較してみます。

独学の場合

独学の方に必要なアイテムは「テキスト」「問題集」「答練」「模試」の4つです。

予備校から市販されているテキストや問題集を購入するのがベストですが、オークションやメルカリを利用すれば安価で入手できます。

しかし、古いテキストは法改正が反映されていないため、新年度対応のテキストを活用して下さい。

~短答式試験対策~

テキスト 80,000円前後
問題集 15,000円前後
短答答練 20,000~30,000円
短答模試 5,000円/1回
短答式合計 120,000~130,000円

~論文式試験対策~

基準集 8,400円
租税テキスト 25,000円前後
経営テキスト 10,000~40,000円
論文答練 40,000~150,000円
論文模試 10,000円
論文式合計 93,400円~233,400円

オークションやメルカリを利用した場合と新書を購入した場合で差が生まれますが、およそ21~36万円の経費がかかります。

簡単に支払える額ではありませんが、予備校代と比較するとどうでしょう。

予備校の場合

予備校はアイテムを自分で揃える必要はなく、通う予備校とコース名を確認するだけです。

ここで大手の公認会計士講座の金額を見てみます。

予備校名 講座金額
CPA会計学院 710,000円
TAC 810,000円
資格の大原 780,000円

「CPA会計学院」「TAC」「資格の大原」の3大手は、公認会計士合格者をあわせて7割輩出する予備校です。

独学と比較した場合、いずれの予備校も2~3倍の経費が必要になります。

このデータからも経費の低さは独学のメリットと言えるでしょう。

時間や場所の融通が利く

仕事や家事をこなしながら予備校に通うのは、体力面・精神面に強い負荷がかかり大変です。

その点、独学は好きな場所で好きな時間に勉強ができます。

自宅で音楽を聴きながら勉強するも良し、気分を変えてカフェで勉強するも良いでしょう。

しかし、独学は良くも悪くも自分の気分で勉強時間を決められます。

怠け心に負けて、勉強を後回しにしないよう気をつけましょう。

勉強スタイルの見直しが可能

独学は途中で勉強スタイルを見直して変更できます。

現在の勉強方法に不安や不満を感じた場合、合格者の勉強法や予備校の勉強法を参考に自分の勉強スタイルを確立することが大切です。

しかし、頻繁に勉強法を変えるのはおすすめしません。

どんな勉強法も継続することで結果が生まれるため、結果が出ないからすぐに勉強スタイルを変更するのはナンセンスです。

独学で公認会計士を目指すデメリット

独学にはメリットの他にデメリットも存在します。

独学で公認会計士を目指す以上、いかにデメリットを最小限に収めるかが鍵です。

独学で公認会計士を目指すデメリット
  • 質問相手がいない
  • 効率的な勉強方法がわからない
  • モチベーション管理が難しい
  • テキストや問題集が限られる

質問相手がいない

独学の一番大きなデメリットは質問相手がいないことです。

例えば、学生時代は先生、社会人時代は上司など、理解できない問題を質問・相談できる環境が今まではありました。

しかし、独学で挑む場合は周りに頼る先生や上司が存在しないため、理解できない問題は、解答例やインターネットを駆使して自力で解決するほかありません。

また、わからない問題をわかった気になって飛ばしてしまうことには注意しましょう。

独学の方に多く見られる特徴ですが、曖昧なまま先へ進むのは非常に危険です。

解決手段としては、予備校の質問コーナーを活用する手があります。

お金が発生する場合もありますが、背に腹は代えられないでしょう。

効率的な勉強方法がわからない

意外にも、公認会計士試験に必要なテキストや問題集を揃えたところで立ち止まる方が目立ちます。

大方の原因は「どこから手を付ければいいの?」と迷ってしまうためです。

独学は予備校生と異なり、カリキュラムが用意されていません。

つまり、勉強の順番ややり方がわからない状態にあります。

この問題を解決するには、予備校のカリキュラムを参考にしたり、独学で合格を果たした先輩方の勉強法を取り入れたりすると良いでしょう。

間違っても、参考書の1ページ目左上から一字一句漏らさず読む方法は取らないで下さい。

モチベーション管理が難しい

勉強の中だるみ時期は、1年後もしくは2年後に必ず合格すると意気込んでいる方でも必ず訪れます。

そこから抜け出すには、合格への強い意志やライバルの存在が不可欠です。

しかし独学の場合、ライバルはおろか叱咤激励してくれる存在もいません。

つまり、1日10時間勉強すると決めたところで、モチベーションを管理するのは非常に困難です。

この問題を解決方法として、模試を積極的に受けることをおすすめします。

模試の結果により、受験生の中での立ち位置が把握でき、モチベーション向上につながるでしょう。

テキストや問題集が限られる

公認会計士を目指す方はテキストや問題集の購入が必須です。

規模の大きい書店なら公認会計士向けの書籍が棚積みにされていますが、実用的なテキストは意外に多くありません。

実はインターネットで調べると、人気と実用性を兼ね備えたテキストの大半が予備校から出版されたものです。

独学で合格した先輩方もCPA会計学院やTACのテキストを購入しています。

テキスト選びで悩むようであれば、大手予備校のテキストをネット購入すると良いでしょう。

独学で合格するための勉強法

独学で公認会計士を目指す場合、4つのポイントを勉強に取り入れると合格が近づきます。

独学における4つのポイント
  • 暗記より理解に重点を置く
  • 一冊のテキストを完璧にする
  • 模試は積極的に参加する
  • 選択科目は経営学か統計学

暗記より理解に重点を置く

公認会計士の試験範囲には数多くの専門用語が出現します。

条文やテキストをそのまま暗記して勉強した気になる方もいますが、これは間違った勉強法です。

暗記だけに頼ると少し応用を利かせた問題文が出題された場合、対応できません。

公認会計士の正しい勉強法は、条文や専門用語を自分なりにイメージして理解する方法です。

問題文を読み、何が問われているかを頭の中でイメージできるように問題集を利用して訓練しましょう。

一冊のテキストを完璧にする

合格を目指すならば、最初に購入したテキストや問題集を何周もして完璧にしましょう。

勉強が進まない方は複数のテキストに手を出す傾向があります。

しかし、最初の一冊すら満足にこなすことなく、新しいテキストを購入しても意味がありません。

よほど頭の回転が良い方を除いて、テキスト全体を1周目で完璧に理解するのは困難です。

選び抜いたテキストを信じて、全体を理解するまで繰り返し勉強しましょう。

 模試は積極的に参加する

独学にとって模試は自分の立ち位置を測る唯一のチャンスです。

自分が合格ラインに達しているか否か、現実を知るにはもってこいでしょう。

また、模試の問題を体験することで、今年の潮流を感じ取れるのは大きなメリットです。

模試の結果をもとに自分が力を入れるべき科目を明確にして、合格に最適な勉強を模索する意味合いもあります。

選択科目は経営学か統計学

公認会計士の選択科目は「経済学」「経営学」「民法」「統計学」の中から1科目です。

独学の場合、時間的猶予を考えれば「経営学」か「統計学」の2択しか選択肢はありません。

なぜなら、この2科目は専門性が少なく、学習時間が短く済むからです。

理系科目が得意で数学を専攻していた方は統計学がおすすめですが、受験生の大半は経営学を選びます。

独学はとにかく時間との勝負なので、興味がある程度の軽い気持ちで「民法」や「経済学」を選んではいけません。

独学の方におすすめのテキスト

この章では独学で勉強する方におすすめのテキストをご紹介します。

テキスト選びは公認会計士試験の合否に直結するので、時間をかけてでも自分に合ったテキストを購入しましょう。

予備校のテキストを一式揃える方法もありますが、苦手科目の補助として個別にテキストを購入するのも1つの手です。

財務会計論

財務会計論は試験範囲が膨大なため、重要な箇所がわかりやすいテキストを選びましょう。おすすめテキストは3冊です。

財務会計論のおすすめテキスト
  • 新版:会計法規集
  • スタンダードテキスト財務会計論
  • 財務会計講義

新版:会計法規集

公認会計士を目指すなら必ず手に取って欲しい1冊と言っていいでしょう。

初めは目次の多さに圧倒されますが、テキストや問題集と併用して辞書のように扱うと非常に便利です。

本書の巻末にはINDEXシールが付属され、調べたい箇所を一発で開けます。

もはや受験生のバイブル本と言っても過言ではありません。

スタンダードテキスト財務会計論

公認会計士試験は現行の制度や会計基準で採用される考え方と異なる考え方が出題されます。

そのため、テキストを暗記するだけでなく理解することが必要です。

スタンダードテキスト財務会計論は現行の制度はもちろん、常に変化する制度についての学説が掲載されています。

公認会計士試験向けでありながら、専門書に近い性質を持った面白い一冊です。

財務会計講義

財務会計講義はさまざまな大学の講義で使用される信頼度の高いテキストです。

一見すると464ページで試験範囲を網羅できるか不安になりますが、全く問題ありません。

全体として硬い表現を避け、数値例や仕訳を中心に詳しい解説が施されています。

管理会計論

管理会計論は計算問題を解き、その背景にある理論を理解することが重要となります。

管理会計論のおすすめテキストは2つです。

管理会計論のおすすめテキスト
  • CPA会計学院管理会計論テキスト
  • 管理会計

CPA会計学院管理会計論テキスト

公認会計士の予備校として有名なCPA会計学院のオリジナルテキストです。

テキスト3冊と問題集2冊で7,500円はお得でしょう。

予備校テキストは公認会計士試験合格を目標に作成されているため、無駄を省き最短距離を駆け抜けたい方におすすめです。

管理会計

原価計算界で著名な人物である岡本清氏の著書です。

非常に読み応えのある一冊ですが、これを読めば管理会計論対策は大丈夫かと問われると疑問が残ります。

メインはCPA会計学院のテキストを使い、補助として読破すると良いかもしれません。

監査論

監査論は短答式試験が暗記、論文式試験が理解をそれぞれ必要とします。

そのため、条文の読み込みと問題を繰り返し解くことが重要です。

監査論のおすすめテキストは3つです。

監査論のおすすめテキスト
  • スタンダードテキスト監査論
  • はじめてまなぶ監査論
  • 監査法規集

スタンダードテキスト監査論

公認会計士試験の基本書と掲載されていますが、初学者向けではありません。

予備知識のある方は、一歩踏み込んだ解説など為になる記載が多数あり、良書と感じるでしょう。

はじめてまなぶ監査論

著書名の通り、初学者に最適な一冊です。

監査の社会的な重要性から全体像まで簡単にイメージできるよう工夫されています。

また、章末に練習問題が掲載され、理解度をチェックできます。

監査法規集

監査法規集は、実務や修了考査の勉強に使う方もいる書籍として知られています。

初学者向けではありませんが、監査の奥深さを感じたい方におすすめの一冊です。

企業法

企業法は試験範囲の膨大な科目です。

いかに効率よく暗記・理解できるかがポイントになります。

企業法のおすすめテキストは3つです。

企業法のおすすめテキスト
  • ポケット六法(令和4年度版)
  • はじめての会社法
  • 国家試験受験のためのよくわかる会社法

ポケット六法(令和6年度版)

ポケット六法は、法学の講義から日常実務まで必要な基本法令を全て網羅しています。

全体的に文字のサイズが小さいため、読みづらさを感じる方もいるかもしれません。

しかし、重要法令は大文字で記載され、索引も付いているため安心して利用できるでしょう。

はじめての会社法

「はじめての会社法」は会社法入門テキストとして最適です。

難解な用語は避け、図や表を用いて法律制度や概念を解説しています。

しかし、この一冊で公認会計士試験に合格できるかは少々疑問です。

本書は企業法を勉強する取っ掛かりとして活用しましょう。

国家試験受験のためのよくわかる会社法

本書は企業法の土台作りに最適な一冊です。

具体的な設例を通して、企業法の基礎を徹底的に理解できるため、短期間で全体像を把握したい方におすすめします。

しかし、この一冊で国家試験本番に対応できるかどうかに関しては疑問が残るため、る本書は予備校テキストや難関書籍の補助として活用しましょう。

租税法

租税法は計算と理論が6:4の割合で出題されます。

計算問題が多くを占めるため、問題集を使い反復練習をこなすことが重要です。

租税法のおすすめテキストは2つです。

租税法のおすすめテキスト
  • テキスト租税法(東京CPA)
  • 租税法論文対策集(東京CPA)

テキスト租税法(東京CPA)

公認会計士試験で安定の実績を誇るCPA会計学院が出版するテキストです。

租税法の理論的背景から覚え方まで掲載されており、必要な知識を効率的に勉強できます。

webテキスト版も販売され、分厚いテキストを持ち運ぶ必要がありません。

租税法論文対策集

CPA会計学院が出版する「租税法論文対策問題集」は利用者の多いテキストです。

著書の前半は条文全て、後半は問題が掲載されています。

所々に重要ポイントや条文をかみ砕いた表現が記載され、使い勝手に優れています。

経営学

経営学はコスパの良い科目とされています。

丸暗記するのは大変なので、キーワードと構成を覚えて効率よく勉強しましょう。

経営学のおすすめテキストは1つです。

経営学のおすすめテキスト
  • テキスト経営学(東京CPA)

テキスト経営学(東京CPA)

CPAの経営学テキストは、図表や具体例が多く掲載されており、各論点の基礎となる考え方や各論点同士のつながりを理解できます。

財務管理に関しては、応用問題で躓く方がいるため、本書で対策を練りましょう。

統計学

統計学は選択科目の1つで、数学を始めとする理系科目を得意とする方が好んで選択します。

統計学はテキストの計算式を覚えて問題を繰り返し解くことに尽きます。

統計学のおすすめテキストは1つです。

統計学のおすすめテキスト
  • 統計学入門(基礎統計学Ⅰ)

統計学入門(基礎統計学Ⅰ)

統計学入門(基礎統計学Ⅰ)は長年愛され続けるベストセラー著書です。

解説と例題を織り交ぜることで、文系・理系関係なく理解ができるよう配慮されています。

本書を通読するには、高校数学レベルの微積分を理解できる程度のスキルが必要です。

独学の方におすすめの問題集

独学の方は早い時期から問題集を解き、問題形式になれることが大切です。

テキストを完璧にしてから取り掛かる必要はなく、ある程度自信がついた段階で積極的に問題集を解きましょう。

独学の方におすすめの問題集は3つです。

独学の方におすすめの問題集
  • LEC一問一答問題集シリーズ
  • 大原の公認会計士受験シリーズ
  • 公認会計士短答式試験過去問題集(TAC)

LEC一問一答問題集シリーズ

LEC東京リーガルマインドが出版する「一問一答問題集」は、膨大な範囲を効率よく学習できます。

財務諸表論・管理会計論・監査論・企業法の全4冊をまとめて購入しても11,600円とお得です。

令和4年度第Ⅰ回試験の過去問や改正法対策など最新情報も常に取り入れています。

大原の公認会計士受験シリーズ

資格の大原が出版する「大原の公認会計士受験シリーズ」は、基礎問題から応用問題までさまざまなレベルの問題が掲載されています。

短答式試験対策にどの問題集を選べばよいのか悩んでいる方は、大原の問題集がおすすめです。

計算・理論ともに近年の出題論点を押さえ、出題可能性が高い規定に関する問題を網羅的に収録しています。

 公認会計士短答式試験過去問題集(TAC)

TACが出版する「公認会計士短答式試験過去問題集」は。本試験の形式を再現した実践的問題集です。

テキストや答案練習を使い、基本的知識と問題を正確に読み取る力を身につけてから本書に挑戦しましょう。

問題文を読んで、その問題が悪問かどうかを見抜けるようになれば、得点率もアップします。

まとめ

今回は独学で公認会計士に合格できるかを中心に、おすすめのテキストや勉強法を解説しました。

独学合格者の割合は0.8%と非常に狭き門ですが、実際におすすめのテキストや勉強法を駆使して合格を勝ち取る方もいます。

市販の書籍は専門的なものが多く、公認会計士試験を突破する目的と外れる場合があるため注意しましょう。

本記事が独学の方にとって役に立つことがあれば幸いです。

また当サイトでは、公認会計士でおすすめの通信講座をまとめた記事も掲載しているため、ぜひこちらも合わせてご覧下さい。

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徳永浩光

キャリアコンサルタントの国家資格を所有しています。実際に資格取得で役に立った情報をお届けしていきますので、これから資格取得を考えているあなたの手助けができれば幸いです。

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