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ボイラー技士におすすめの通信講座7選と失敗しない選び方

ボイラー技士 通信講座 通信講座

あらゆる建物に存在する、空調や温水などの供給に欠かせない熱源機器「ボイラー」を操作・点検する国家資格を「ボイラー技士」といいます。

ボイラーは高温かつ高圧で危険なため、正しく取り扱わなければ重大な事故につながりかねません。

そのためボイラーを適切に取り扱えるボイラー技士は、ビルや施設の管理になくてはならない資格といえるでしょう。

この記事では、ボイラー技士資格を取得したい方が試験勉強に活用できる、ボイラー技士のおすすめ通信講座7選をランキング形式でご紹介します。

お仕事をしながらでも勉強が続けられる、自由度が高くサポート体制の充実した通信講座を7つ厳選しました。

さらに、後半では、講座選びの際に使える、失敗しない通信講座の選び方についても解説します。

ボイラー技士には、特級ボイラー技士・一級ボイラー技士・二級ボイラー技士と、3つの級区分がありますが、ここでは、もっとも保有者が多く、認知度が高い「二級(2級)ボイラー技士」資格についてお伝えします。

ボイラー技士の資格取得を目指している方はもちろん、いずれは取得したいと考えている方にとって、役立つ情報が満載です。

ぜひ最後までご覧ください!

◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。
  1. ボイラー技士を取得できるおすすめの通信講座ランキング7選
    1. ユーキャンの通信講座の特徴と評判
    2. たのまなの通信講座の特徴と評判
    3. JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座の特徴と評判
    4. SATの通信講座の特徴と評判
    5. CIC 日本情報建設センターの通信講座の特徴と評判
    6. 一般社団法人 日本ボイラ協会の通信講座の特徴と評判
    7. スタッフサービス・エンジニアリングの通信講座の特徴と評判
  2. ボイラー技士の安いおすすめ通信講座ランキング・トップ3
  3. 失敗しないボイラー技士の通信講座の選び方
    1. 自分にマッチした勉強スタイル・勉強方法であるかどうか
    2. 自分がわかりやすいと思える教材であるかどうか
    3. 自分が必要とするサポートが受けられるかどうか
  4. ボイラー技士の受験資格・試験概要・免許申請
    1. 二級ボイラー技士の受験資格
    2. 二級ボイラー技士の試験概要
    3. 二級ボイラー技士の免許申請と実技講習
  5. ボイラー技士試験は独学でも合格できる?
    1. モチベーションを維持しやすい
    2. わからないところは質問できる
    3. 文章だけでは理解しにくい内容を口頭で説明してもらえる
  6. ボイラー技士と似た資格・関連する資格
    1. 技術士
    2. 電気主任技術者
    3. 電気工事士
    4. 消防設備士
    5. 衛生管理者
  7. ボイラー技士資格の取得を目指せる専門学校
    1. 新潟農業・バイオ専門学校
    2. 名古屋工学院専門学校
    3. 広島工業大学専門学校
  8. まとめ

ボイラー技士を取得できるおすすめの通信講座ランキング7選

はじめにボイラー技士の資格を取得できるおすすめ通信講座を7つご紹介します。

通信講座によって、料金や教材・eラーニングの充実度・サポート体制などの特徴が異なるため、それぞれの通信講座がもつ特徴を見比べ、ご自身にとって必要なサービスや条件を熟考したうえで、講座選びをしましょう。

通信講座 料金 標準学習期間 一般教育訓練給付制度 合格率/実績
ユーキャン
  • 二級ボイラー技士講座/39,000円(一括払い)・月々3,300円×12回=39,600円(分割払い)
6ヶ月 対象講座 公表なし
たのまな
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一括払い)
4ヶ月 対象外 公表なし
JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一般受講料)

※企業内教育として法人・団体受講の要件を満たした場合のみ、23,100円(特別受講料)が適用される。

4ヶ月 対象外 公表なし
SAT
  • 二級ボイラー技士 eラーニング講座/8,580円(一括払い)・358円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 DVD講座/10,780円(一括払い)・449円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 eラーニング+DVD講座/21,780円(一括払い)・908円×24回(分割払い一例)
2~3ヶ月 対象外 全講座(59講座)あわせて受講者数150,000名を突破
※2023年4月時点
CIC 日本情報建設センター
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 Webコース/18,700円
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 DVDコース/19,800円
6ヶ月以内 対象外 公表なし
一般社団法人 日本ボイラ協会
  • 二級ボイラー技士免許試験 通信講座/33,000円(教材費・消費税・解答提出用切手代 含む)
4ヶ月 対象外 公表なし
スタッフサービス・エンジニアリング
  • 一級ボイラー技士受験講座/33,000円
  • 二級ボイラー技士受験講座/20,900円
4ヶ月 対象外 公表なし

ユーキャンの通信講座の特徴と評判

ユーキャン ボイラー技士

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士講座/39,000円(一括払い)・月々3,300円×12回=39,600円(分割払い)
標準学習期間
  • 6ヶ月間
一般教育訓練給付制度
  • 対象講座
カリキュラム
  • STEP1:テキスト学習で基礎からしっかり
  • STEP2:添削課題で実力アップ!
  • STEP3:総合模試で最終チェック!
教材/テキスト
  • メインテキスト4冊
  • ガイドブック
  • 『ここから出る!合格の100問 重要用語350』
  • 添削関係書類ほか
eラーニング
  • 学習支援ツール「学びオンラインプラス」
    学習スケジュール管理機能/Webテスト/ポイント解説動画/質問メール
    ※いずれもスマホ・パソコンから利用可能
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • 質問サービス:学習に関してわからないとことは、メールや郵便で講師に質問できる。(1日3回まで)
  • 有益情報のお知らせ:法改正などの試験勉強に有益な情報を、受講生に知らせてくれる。
  • 添削サービス:総合模擬試験を1回含む、計5回の添削指導が受けられる。

ユーキャンの特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、ユーキャンの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

ユーキャンの通信講座としての特徴
  • イラストや図解が多用された、見やすいテキスト
  • 質問・添削サービスや情報配信など、サポート体制が充実
  • 一般教育訓練給付制度の対象講座
ユーキャンはこんな方にオススメ!
  • 視覚にも訴える、わかりやすいテキストを使用して勉強したい方
  • 適切なサポートで、合格へと導いてもらいたい方
  • 一般教育訓練給付制度の対象となる方

通信講座の老舗「ユーキャン」の二級ボイラー技士講座は、イラストや図解を用いたわかりやすく見やすいテキストが特徴です。

ボイラーのことを知らない初学者でも理解できるよう、専門的な内容にも丁寧な解説が施され、重要ポイントを示す文字のフォントやレイアウトにもこだわりの工夫が凝らされています。

また、ユーキャンの特徴は通信講座としてのサポート体制にもあり、講師への質問制度はもちろん、計5回の添削サービス、法改正などの受験生にとって有益な情報の発信など、効率のいい試験勉強をアシストしてくれるサービスが満載です。

いまや主流となったeラーニングにおいても、ユーキャンでは学習支援Webサービス「学びオンラインプラス」を設け、ポイントを短くまとめたミニ解説動画やお手軽なWebテストなどの機能をスマホやパソコンを通して視聴・利用できます。

仕事をしながら資格の取得を目指す方が、スキマ時間を活用して勉強するのにぴったりの機能です。

さらに、ユーキャンの通信講座では、一定の条件を満たした方であれば一般教育訓練給付制度の利用が認められています。

国から最大で受講料の20%にあたる給付が受けられるため、これが適用されれば、相場よりも高い印象のある39,000円の受講料が、実質31,200円の負担額で受講可能です。

ただし、給付については一定の条件を満たす必要があるため、一般教育訓練給付制度を利用したい方は、ご自身が該当するかどうか支給の可否を含めた詳細を、ハローワークで確認してみましょう。

ユーキャンを利用した方の評判・口コミ

ユーキャンの通信講座を実際に利用した方の評判・口コミをご紹介します。

講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。

中身のわかりやすさにびっくり!
手元に届いた教材を見たら、中身のわかりやすさにびっくりしました。簡潔に“こういうことだ”と示してくれているんですよね。勉強は久しぶりでしたが、楽しく進めることができました。(50代・男性)
引用:https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/119/text/

たのまなの通信講座の特徴と評判

たのまな ボイラー

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一括払い)
標準学習期間
  • 4ヶ月
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
カリキュラム
  • 1ヶ月目学習:ボイラーの構造
    ボイラーのしくみを理解し、ボイラーの種類や付属品等について学習する。
    熱および蒸気・ボイラーの概要・丸ボイラー・水管ボイラー・特殊ボイラー・鋳鉄製ボイラー・ボイラー各部の構造と強さ ほか
  • 2ヶ月目学習:ボイラーの関係法令
    ボイラーを取り扱うために必要な法令について学習する。
    法令の基礎知識・ボイラーおよび圧力容器安全規則・ボイラー圧力容器・免許と技能講習 ほか
  • 3ヶ月目学習:燃料および燃焼
    多様なボイラーの燃料や、その燃料理論等について学習する。
    燃料・燃焼方式・燃焼室および通風 ほか
  • 4ヶ月目学習:ボイラーの取扱い
    すべての科目に共通するボイラーの取扱いについて学習し、仕上げとする。
    ボイラーの運転操作・付属品および付属装置の取扱い・ボイラーの保全・ボイラーの水管理
教材/テキスト
  • テキスト2冊(上巻・下巻)
  • 別冊『受験の手引き・レポート問題・模擬問題』
    ※レポートは提出回数計4回(初回提出時にマークシートかWeb提出のどちらかを選択する)
eラーニング
  • 特になし
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • レポート添削:計4回のレポート提出により、添削が受けられる。

たのまなの特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、たのまなの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

たのまなの通信講座としての特徴
  • 試験の傾向が分析された、わかりやすいテキスト
  • 合計4回の提出レポートで添削が受けられる
  • 相場からやや低価格の受講料
たのまなはこんな方にオススメ!
  • 理解しやすいシンプルなテキストで学習したい方
  • 自動添削で自分の理解度を知り、弱点克服に努めたい方
  • 出費を抑えて、通信講座を受講したい方

「たのまな」の二級ボイラー技士受験講座は、JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)制作による2冊のメインテキストと、別冊を使用して学習を進めていくスタイルの通信講座です。

そのため、カリキュラムや講座内容はJTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座で提供されているものとおおむね同じといえます。

使用テキストは試験の傾向がしっかり分析された、ボイラーを学ぶのがはじめての方にも理解しやすいシンプルなテキストです。

しかし難点として、モノクロ印刷であること、イラストや図解が他社テキストと比べて少ないことなどが挙げられるため、教材にビジュアル的なわかりやすさといった要素を求める方には、若干不向きといえるかもしれません。

課題としての提出レポートは計4回、自動添削が受けられます。

添削サービスはテキストの区切りごとに理解度・実力を判断し、足りない部分をはっきり明確にできるため、以降の学びの修正、弱点克服へと繋げるのに便利なサービスです。

受講料も25,300円と、相場からやや安い価格帯であるため、通信講座によるボイラー技士の試験勉強を検討している方には選択肢のなかに入れやすい講座かもしれません。

eラーニング機能・サポート体制については、やや充実していない側面もありますが、紙ベースのテキスト中心で勉強したい方にとっては魅力的な通信講座といえるでしょう。

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座の特徴と評判

JTEX ボイラー

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一般受講料)

※企業内教育として法人・団体受講の要件を満たした場合のみ、23,100円(特別受講料)が適用される。

標準学習期間
  • 4ヶ月
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
カリキュラム
  • 1ヶ月目学習:ボイラーの構造
    ボイラーのしくみを理解し、ボイラーの種類や付属品等について学習する。
    熱および蒸気・ボイラーの概要・丸ボイラー・水管ボイラー・特殊ボイラー・鋳鉄製ボイラー・ボイラー各部の構造と強さ ほか
  • 2ヶ月目学習:ボイラーの関係法令
    ボイラーを取り扱うために必要な法令について学習する。
    法令の基礎知識・ボイラーおよび圧力容器安全規則・ボイラー圧力容器・免許と技能講習 ほか
  • 3ヶ月目学習:燃料および燃焼
    多様なボイラーの燃料や、その燃料理論等について学習する。
    燃料・燃焼方式・燃焼室および通風 ほか
  • 4ヶ月目学習:ボイラーの取扱い
    すべての科目に共通するボイラーの取扱いについて学習し、仕上げとする。
    ボイラーの運転操作・付属品および付属装置の取扱い・ボイラーの保全・ボイラーの水管理
教材/テキスト
  • テキスト2冊(上巻・下巻)
  • 別冊『受験の手引き・レポート問題・模擬問題』
    ※レポートは提出回数計4回(Web提出も可能)
eラーニング
  • 特になし
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • レポート添削:計4回のレポート提出により、添削が受けられる。

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座としての特徴
  • 試験の傾向が分析された、わかりやすいテキスト
  • 合計4回の提出レポートで添削が受けられる
  • 相場からやや低価格の受講料
JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)はこんな方にオススメ!
  • 理解しやすいシンプルなテキストで学習したい方
  • 自動添削で自分の理解度を知り、弱点克服に努めたい方
  • 出費を抑えて、通信講座を受講したい方

「JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)」は、ものづくりにおける技能教育からビジネススキル、語学習得まで、社会が必要とする職業スキルの提供を担う通信講座です。

本講座の二級ボイラー技士受験コースでは、テキストを主体として学習を進め、試験の出題範囲である4科目を1ヶ月に1科目ずつ、計4ヶ月かけて勉強していけるようカリキュラムが設定されています。

簡潔明瞭でわかりやすいテキストには、記憶法や注意すべきポイント、励ましコメントなども掲載されており、勉強を継続しやすいアイデアがたくさん盛り込まれています。

テキスト自体は白黒印刷の非常に素朴な作りですが、細部に及んだ丁寧な解説が特徴的です。

また、科目の学習完了ごとに課題であるレポートに取り組むことで、自動添削を受けられるサービスも提供しています。

レポートの提出方法は、マークシートまたはWebのどちらか一方を選べるため、ご自身の都合に合わせて選択しましょう。

負担する費用は、個人による申し込みの場合、一般受講料である25,300円が適用されます。

これは一般的に、二級ボイラー技士通信講座における相場受講料と同等またはやや安いくらいの価格であるため、出費を抑えて通信講座を受講したい方には、一考の価値がある講座といえます。

紙によるテキストをメインとした学習スタイルに魅力を感じる方、eラーニング・サポートサービスなどの機能面における不足にこだわらない方にもおすすめできる通信講座です。

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)を利用した方の評判・口コミ

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)の通信講座を実際に利用した方の評判・口コミをご紹介します。

講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。

初めての受講でボイラーの知識もなかったので不安がいっぱいでしたが、テキストに沿って勉強を進めるうちに、わかりやすく解説や説明がなされているので理解できるようになったと思います。
(男性 60代 管理職)
引用:https://www.jtex.ac.jp/products/detail/58

たいへん親切に書かれた内容で実務経験がない私にも理解できました。市販の参考書が高い事とこれで勉強して半年で合格できた実績を考えると安い投資だったと思います。
引用:https://www.jtex.ac.jp/products/detail/58

SATの通信講座の特徴と評判

SAT ボイラー技士

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士 eラーニング講座/8,580円(一括払い)・358円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 DVD講座/10,780円(一括払い)・449円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 eラーニング+DVD講座/21,780円(一括払い)・908円×24回(分割払い一例)
標準学習期間
  • 2~3ヶ月間
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
カリキュラム
  • 01.ボイラーの構造に関する知識
  • 02.ボイラーの取扱いに関する知識
  • 03.燃料および燃焼に関する知識
  • 04.関係法令
教材/テキスト
  • eラーニング・DVD動画講義時間:16時間30分
  • 講座ガイダンス/テキスト①・②/章末問題集/石原鉄郎著『二級ボイラー技士』/スマートeシステム
eラーニング
  • 動画講義/音声講義/学習の進捗管理機能/演習問題/暗記カード

※eラーニングの視聴期限は、購入日から6ヶ月間

合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • 質問制度:電話やメールによる質問に加え、言葉や文章だけでは伝えにくい場合は、スマホで疑問箇所を撮影して、eシステムから簡単に質問できる。(※10回まで無料。ただし、eラーニング+DVD講座は回数無制限で質問可能。)
  • 一人ひとりに合った資料をお届け:文章ではわかりづらい内容をイメージしやすくするために、講師が一人ひとりに合ったポイント・図解をまとめた資料を作成して届けてくれる。
  • 相談フォーム:学習に関する悩み相談に応じてくれる。
  • サポート期間延長サービス

SATの特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、SATの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

SATの通信講座としての特徴
  • eラーニング機能が充実
  • 図解や写真を多く取り入れた、フルカラーテキストを採用
  • 圧倒的低価格の受講料を実現
SATはこんな方にオススメ!
  • スキマ時間を有効活用して勉強に励みたい方
  • 視覚にも訴える、わかりやすいテキストで学習したい方
  • 出費を抑えて、通信講座を受講したい方

「SAT」は、59もの現場・技術系資格のコースを開講する通信講座です。

建築や施工といった、現場に欠かせない資格専門の通信講座として、大手予備校に引けを取らない高い受講率を上げ、2023年4月時点の受講者数は、全講座あわせて150,000名を突破しています。

SATの二級ボイラー技士講座では、eラーニング講座・DVD講座・eラーニング+DVD講座の計3種類によるコースが開講されています。

なかでも、動画による講義視聴がスマホ1つで叶うeラーニングコースは、出先での空き時間や待ち時間を利用したスキマ学習に最適で、まとまった勉強時間を取りにくい社会人にとって理想的な学習サポート機能です。

動画による講義は、1単元10~30分以内とすべて短時間で構成されており、時間がないときでも、無理なくご自身のペースで視聴し、勉強が進められるよう設計されています。

また、eラーニング内には、学習の進捗を確認したり、確認問題で理解度をチェックしたりできるなど、オンライン上でご自身の学習状況を管理できる、便利な機能も搭載されています。

音声ファイルをダウンロードしておくと、いつでもどこでも繰り返し、聞き流し学習ができるため、車の運転中や移動中など、手元に集中できない時間をそっくりそのまま勉強時間へとシフトすることもでき便利です。

学習の主体となるテキストは、見た目にもわかりやすいフルカラー印刷を採用しており、豊富なイラストや図表と共に、視覚でも捉えやすいといった特徴があります。

加えて、出題頻度の高い重要ポイントに絞って掲載しているため、従来のテキストよりも薄くて持ち運びしやすく、繰り返し何度も復習したくなるテキストとして、いつもそばに置いておきたい一冊になるでしょう。

さらに、SATの通信講座はサポート体制も充実しています。

eシステムを使用した質問制度は、eラーニング講座・DVD講座において10回までは無料、eラーニング+DVD講座においては回数無制限で利用可能です。

また、言葉だけで伝えるのが難しい内容の疑問には、スマホで撮影した写真を用いて質問できるため、質問文の作成に手間取ることなく、スムーズな疑問解消の手助けになるでしょう。

受講費用は全体的に安価で、とりわけeラーニング講座の受講料は8,580円と、他を圧倒する低価格料金を実現しており、費用を抑えて勉強したい!と望む方にもおすすめできる通信講座です。

1万円を切るコースを開講するなど、通信講座全体における受講料の安さに加え、テキスト・eラーニング機能・サポート体制など、通信講座としての総合的な充実度の高さから、今回「SAT」をボイラー技士のおすすめ通信講座ランキング1位といたしました。
二級ボイラー技士の通信講座選びで迷われている方は、SATの公式サイトでぜひ詳細をチェックしてみてください!

SATを利用した方の評判・口コミ

SATの通信講座を実際に利用した方の評判・口コミをご紹介します。

講座選び・試験勉強の参考に、ぜひご覧ください。

「SATさんの教材は最安・短時間で合格に導いてくれる教材」
書店に行き、たくさんのボイラー関係のテキストを見ましたが、どれも300ページ超、お値段も3000円超と、なかなか本の厚さに負けてしまいハードルが高いなと思っていたところ、SATさんの100ページしかないテキストを知り、決めました。 ほとんどがカラーのページで、なおかつ図や表が多く、特にボイラー技士の場合ですと、1単元1ページで完結するようになっていて、非常に歯切れよく勉強が進みました。 書店にはたくさんのテキストがあり、行政では資格取得準備講習会というのもありますが、全部の金額をトータルすると必ずSATさんの教材が最安・短時間で合格に導いてくれる教材だというのが、皆さんにもご理解いただけると思います。
引用:https://www.sat-co.info/ec/boiler/review

「この教材は確実に合格させるための教材だと思います。」
ウェブで色々探しているうちにSATさんの情報があり、金額的に非常にリーズナブル、そして好きな時間に好きなだけDVDを回して勉強できるので、いいなと思って選びました。自衛隊時代に様々な試験を受けた時は、毎回緊張して色々できませんでしたが、今回はSATさんの教材でしっかり勉強し、さらにネット上に載ってる過去問も解いて臨んだので、「えっ、これでいいの?」という感じでした。往復2時間ぐらいの通勤時間にも、SATさんの教材を取った時にプレゼントされた音声ファイルを活用させていただきました。 この教材は確実に合格させるための教材だと思います。これから2級ボイラーを受けようと思っている方々、ぜひSATの教材で受験してみてください。
引用:https://www.sat-co.info/ec/boiler/review

CIC 日本情報建設センターの通信講座の特徴と評判

CIC ボイラー技士

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 Webコース/18,700円
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 DVDコース/19,800円
標準学習期間
  • 6ヶ月以内
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
教材/テキスト
  • 講義時間:8時間
  • 『CIC 日本建設情報センター映像通信/通学受験対策スタートアップガイド』
  • 『さくさく理解!二級ボイラー技士試験 合格テキスト』
  • 『詳解 二級ボイラー技士 過去6回問題集 ’21年版』
  • 『合格ガイドブック(非売品)』
  • 『二級ボイラー技士 映像教材(Web/DVD)』
eラーニング
  • パソコン・スマートフォン・タブレットで動画講義の視聴が可能
    ※動画のダウンロード・オフライン再生には非対応
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • 質問制度:受講生専用の質問メールより質問可能。

CIC 日本情報建設センターの特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、CIC 日本情報建設センターの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

CIC 日本情報建設センターの通信講座としての特徴
  • 受講者アンケートで選ばれた各分野ナンバー1講師が、コースを担当
  • 合格に必要なだけのエッセンスを詰め込んだ教材
  • リーズナブルな受講料
CIC 日本情報建設センターはこんな方にオススメ!
  • 人気・実績がある講師の講義を視聴して、試験勉強を進めたい方
  • 合格に焦点を絞った効率のいい学習がしたい方、また短期合格を狙いたい方
  • 出費を抑えて、通信講座を受講したい方

CIC 日本情報建設センターは、建設業で必要とされる建築・土木・電気などの資格取得をアシストする通信講座です。

22年間にわたる指導実績をもとに、多忙な社会人でも継続的に学習できるよう、教材や学習システムに工夫が凝らされています。

二級ボイラー技士映像通信講座では、「無駄な学習はしない」をコンセプトとし、合格だけに的を絞ったカリキュラムで、合格に必要なだけの知識を学びます。

そのため、出題頻度・出題傾向の高い重要項目を集中的に勉強でき、効率よく確実に合格へのアプローチが可能です。

この要領を得た効率的な学習は、短期合格を目指している方にとっても、価値あるものといえるでしょう。

また、講義は21,000名もの受講者アンケートでナンバー1に選出された、人気講師が担当します。

豊富な知識と熟練した試験分析により、出題範囲の学習だけでなく、解法テクニックや試験攻略術もマスターできるため、合格までの道のりを安心して導いてもらえます。

本講座には、WebコースとDVDコースがありますが、場所を選ばず気軽に、スキマ時間でも講義動画を視聴したい方は「Webコース」を、ネット環境が整っていない状況での視聴や、通信費を気にせず講義を視聴したい方は「DVDコース」を選択されるといいでしょう。

受講価格もWebコース・DVDコース共にリーズナブルで、1万円台といった非常にお手頃な価格帯です。

通信講座を受講したいけど費用でお困りの方に、ぜひ選択肢のひとつとして考えていただきたい通信講座です。

一般社団法人 日本ボイラ協会の通信講座の特徴と評判

日本ボイラ協会 ボイラー技士

通信講座名/料金
  • 二級ボイラー技士免許試験 通信講座/33,000円(教材費・消費税・解答提出用切手代 含む)
標準学習期間
  • 4ヶ月
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
カリキュラム
  • 1.ボイラーの構造
    2.燃料および燃焼
    3.ボイラーの取扱い
    4.関係法令
教材/テキスト
  • 『二級ボイラー技士教本』
  • 『わかりやすいボイラーおよび圧力容器安全規則(法令教本)』
  • 『二級ボイラー技士免許試験チャート(学習要領)』
  • 『ボイラー図鑑』
  • 『簿義試験問題・解答カード』
  • 『新版 二級ボイラー技士試験標準問題集』
  • 『二級ボイラー技士免許試験通信講座の手引き』
  • 『一般社団法人 日本ボイラ協会通信講座規定』
eラーニング
  • 特になし
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • 質問対応:学習上の疑問について、e-mail・FAXなどで質問を受け付けてもらえる。
  • 添削サービス:各科目の模擬試験問題に解答し、ボイラ協会へ送付すると添削されて戻ってくる。
  • ボイラー実機見学会:参加費無料で、ボイラー実機見学会に参加できる。(東京都港区新橋にて2時間程度)
  • 本試験予想問題プレゼント:講座を修了した方に、本試験予想問題40問分の問題と解答用紙が配布される。

一般社団法人 日本ボイラ協会の特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、一般社団法人 日本ボイラ協会の通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

一般社団法人 日本ボイラ協会の通信講座としての特徴
  • フォローアップ教材の種類が豊富
  • 質問の受け付け以外にも、添削、予想問題の配布、ボイラー見学会などサポートや受講特典が充実
  • eラーニング機能は付帯されておらず、紙テキストメインの学習スタイル
一般社団法人 日本ボイラ協会はこんな方にオススメ!
  • メインテキスト以外の教材も活用して、効果的な勉強をしたい方
  • サポート体制や受講特典が充実した通信講座を受講したい方
  • 紙テキストによる学習を主体として、試験勉強に励みたい方

「一般社団法人 日本ボイラ協会」は、ボイラーや圧力容器に関するあらゆるニーズに対応できる研究・教育・広報・技術交流などのマネジメントを行う団体です。

二級ボイラー技士免許については、受験準備講習会への参加機会を得られない方を対象に、通信講座を開講しています。

日本ボイラ協会の通信講座における特徴のひとつに、フォローアップ教材の充実ぶりがあげられます。

メインとなるテキスト以外にも、関係法令をわかりやすく解説した法令教本や、学習要領を示したチャート、ボイラーやその付属品等を写真付きで掲載した図鑑など、効果的で効率的な学習の手助けとなる補助教材を、豊富に取り扱っています。

また、e-mailやFAXによる質問対応に加え、添削サービス、本試験における予想問題の配布やボイラー実機の見学会など、通信講座としてのサポート体制や受講特典が多数あるため、受講中の手厚い学習支援を必要とされる方にも適した通信講座です。

なお、本講座にはeラーニングによる学習アシスト機能は付帯されていません。Web学習に重きを置いていない方、紙のテキストにマーカーを引いたり、直接書き込みをしたりしながら、勉強を進めていきたい方におすすめしたい通信講座です。

スタッフサービス・エンジニアリングの通信講座の特徴と評判

スタッフサービス・エンジニアリング ボイラー技士

通信講座名/料金
  • 一級ボイラー技士受験講座/33,000円
  • 二級ボイラー技士受験講座/20,900円
標準学習期間
  • 4ヶ月
一般教育訓練給付制度
  • 対象外
カリキュラム
  • 1ヶ月目学習:ボイラーの構造
    ボイラーのしくみを理解し、ボイラーの種類や付属品等について学習する。
    熱および蒸気・ボイラーの概要・丸ボイラー・水管ボイラー・特殊ボイラー・鋳鉄製ボイラー・ボイラー各部の構造と強さ ほか
  • 2ヶ月目学習:ボイラーの関係法令
    ボイラーを取り扱うために必要な法令について学習する。
    法令の基礎知識・ボイラーおよび圧力容器安全規則・ボイラー圧力容器・免許と技能講習 ほか
  • 3ヶ月目学習:燃料および燃焼
    多様なボイラーの燃料や、その燃料理論等について学習する。
    燃料・燃焼方式・燃焼室および通風 ほか
  • 4ヶ月目学習:ボイラーの取扱い
    すべての科目に共通するボイラーの取扱いについて学習し、仕上げとする。
    ボイラーの運転操作・付属品および付属装置の取扱い・ボイラーの保全・ボイラーの水管理
教材/テキスト
  • テキスト2冊(上巻・下巻)
  • 別冊『受験の手引き・レポート問題・模擬問題』
    ※レポートは提出回数計4回(初回提出時にマークシートかWeb提出のどちらかを選択する)
eラーニング
  • 特になし
合格率/実績
  • 公表なし
サポート体制
  • レポート添削:合計4回のレポート提出により、添削が受けられる。

スタッフサービス・エンジニアリングの特徴とこの講座がおすすめの方

ここでは、スタッフサービス・エンジニアリングの通信講座としての特徴と、おすすめできる方の特徴をそれぞれ3つご紹介します。

スタッフサービス・エンジニアリングの通信講座としての特徴
  • 低価格の受講料
  • 二級だけでなく、一級試験にも対応
  • スタッフサービスに登録し、就業できる方が対象
スタッフサービス・エンジニアリングはこんな方にオススメ!
  • 出費を抑えて、通信講座を受講したい方
  • 上級試験の受験も視野に入れている方
  • スタッフサービスを利用して就業中または就活予定の方

「スタッフサービス・エンジニアリング」のボイラー技士受験講座は、総合人材会社スタッフサービスに登録し、現在就業中の方、もしくは就業予定の方が受講できる通信講座です。

通信講座ではめずらしく、二級試験だけでなく一級受験に対応したコースも開講しており、二級から一級へと上級資格の取得を目指す方にもおすすめできる講座です。

テキストやカリキュラム、その他の講座内容はすべて、JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)で制作されたものに準拠し、教材はメインのテキスト2冊と別冊、レポート問題、模擬問題から構成されています。

JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)制作のテキストやカリキュラムを使用する通信講座のなかでは、受講料が最安値であるため、JTEXの教材でお得に勉強したい方は、スタッフサービスへの登録を検討してみるといいかもしれません。

ボイラー技士の安いおすすめ通信講座ランキング・トップ3

それでは、ボイラー技士資格を取得できる通信講座を受講料の安い順に上位3つ、ランキング形式でご紹介します。

受講料の安さも講座選びの大事な要素であるため、ご自身が試験勉強に充てられる金額を考慮して、通信講座を選択しましょう。

通信講座 料金 標準学習期間 eラーニング
SAT
  • 二級ボイラー技士 eラーニング講座/8,580円(一括払い)
  • 二級ボイラー技士 DVD講座/10,780円
  • 二級ボイラー技士 eラーニング+DVD講座/21,780円(一括払い)
2~3ヶ月
  • 動画講義
  • 音声講義
  • 学習の進捗管理機能
  • 演習問題
  • 暗記カード

※eラーニングの視聴期限は、購入日から6ヶ月間

CIC 日本情報建設センター
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 Webコース/18,700円
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 DVDコース/19,800円
6ヶ月以内 パソコン・スマートフォン・タブレットで動画講義の視聴が可能
※動画のダウンロード・オフライン再生には非対応
スタッフサービス・エンジニアリング
  • 一級ボイラー技士受験講座/33,000円
  • 二級ボイラー技士受験講座/20,900円
4ヶ月 特になし

他を圧倒する低価格受講料を実現する「SAT」のeラーニング講座は8千円台と、1万円を割り込む驚異的な受講費用の安さで講座を提供しています。

同様に、DVD講座・eラーニング+DVDのセット講座も、相場の受講料よりはるかにリーズナブルであるため、コストを抑えて通信講座を受講したい方には、まず検討していただきたい通信講座です。

また「CIC 日本情報建設センター」も、Webコース・DVDコース共に2万円台を下回っており、十分お得感のある通信講座です。

上述したSAT・CIC 日本情報建設センターは共に、オンラインによる講義動画を配信しているため、受験生にとって機能面に優れた、利便性の高い通信講座といえます。

紹介した3社の通信講座は、特段キャンペーンなどが実施されることはありませんが、常時この安価な費用で通信講座を受講できるため、受験生にとって非常に経済的な、お財布に優しい選択肢といえるでしょう。

興味のある方はぜひ各通信講座の公式サイトを訪れ、詳細をチェックしてみてください。

失敗しないボイラー技士の通信講座の選び方

ここからは、ボイラー技士の通信講座を選ぶときに気を付けたい、失敗しない通信講座の選び方についてお届けします。

これからご紹介する3つの選び方のポイントを参考に、ご自身に合った通信講座を選択してください。

自分にマッチした勉強スタイル・勉強方法であるかどうか

二級ボイラー技士免許試験は、実務未経験の初学者が数か月~半年ほどの期間をかけ、コツコツ勉強を積み重ねて合格できる試験です。

一夜漬けでパスできるような試験ではないため、一定期間継続して試験勉強に励むことが何より求められます。

そのため「継続しやすい勉強」を実現できるよう、自分に合った勉強スタイル・勉強方法を見つけることが非常に重要です。

近年主流となったオンラインを利用した講義動画や演習問題の配信などは、仕事をしながらボイラー技士免許の取得を目指す方が、空き時間を利用してスキマ学習をするのに最適で、毎日の生活に取り入れやすいといったメリットがあります。

こういったオンライン学習は、ほとんどの場合スマホさえあれば可能な勉強法であり、時間や場所を選ばずいつでもどこでも自分のタイミングで講義を受講したり復習したりできるため、多くの方にとって継続しやすい勉強スタイル・勉強方法です。

しかし一方で、紙のテキストや問題集を使用して勉強したい方もいらっしゃいます。

テキストや問題集に直接書き込みをしたり、重要箇所にマーカーを引いたりして情報を整理したい方にとっては、オンラインによるサービスに力を入れた通信講座よりも、紙媒体のテキストや問題集を扱う通信講座のほうがマッチしているといえるでしょう。

試験勉強を日々の習慣にするためには、自分に合った勉強スタイル・勉強方法であるか、といった視点で講座選びをすることが大切です。

自分が必要とする講座のサービスや特徴を考慮し、試験勉強が続けやすい勉強スタイル・勉強方法を適えてくれる通信講座を選びましょう。

自分がわかりやすいと思える教材であるかどうか

試験勉強を共に歩むパートナーとなる教材選びは、とても大事です。

特にテキスト・参考書のわかりやすさは、そのまま勉強の理解度や習熟度に比例するため、専門用語などの解説が難しいものではないかどうか、縦書きや横書きなどレイアウトは読みやすいものかどうか、カラー印刷なのかどうかなどを見比べ、ご自身が一番読み進めやすいと思えるテキストに出会うことが重要なカギを握ります。

実際に、通信講座のテキストや問題集を手に取ってパラパラとめくってみるのは難しいかもしれませんが、講座によっては公式ホームページ上で見本教材を数ページ試し読みできたり、無料の資料請求を行えたりするため、気になるものがあればぜひWeb見本の閲覧や資料請求してみるのがおすすめです。

いくつか比較・検討を重ねるうちに、ご自身が読みやすいもの、わかりやすいものがだんだんと絞られていくでしょう。

テキスト選びは、口コミやレビューなどで評判がいいものを丸ごと採用するというのも、手軽で簡便な方法でいいかもしれませんが、教材との相性の良し悪しも往々にしてあるため、できればそのレビューや評価を参考に、ご自身の目で、わかりやすいものかどうかを吟味されてみてください。

自分が必要とするサポートが受けられるかどうか

各社通信講座で、受験生を応援するために敷かれたサポート体制はさまざまです。

二級ボイラー技士通信講座では、勉強中に生じた不明点を解消できる質問対応サービス、レポートの添削指導、試験に関する有益情報のお知らせといった、多くの通信講座で提供されているメジャーなサポートから、担当講師による受験生一人ひとりに合ったオーダーメイド資料の配布や、ボイラー実機見学会など、あまり耳にすることがないようなマイナーなサポートまで、通信講座ごとに特徴の違う支援体制が用意されています。

自分にどれだけボイラーについての予備知識があるのか、質問制度や添削指導以外にどんなサポートが受けられると効果的に学習が進められるのかなどをよく考え、ご自身が必要とするサポートが受けられる通信講座を選びましょう。

ボイラー技士の受験資格・試験概要・免許申請

ここからは、二級ボイラー技士免許試験に関する具体的な試験・免許の概要をご紹介します。

二級ボイラー技士免許試験に受験資格は存在するのか、どんな試験なのか、免許申請はどのように行うのかなど、試験勉強開始前から試験後の手続きまでに必要とされる情報をまとめました。

二級ボイラー技士の受験資格

二級ボイラー技士免許試験は受験資格がなく、どなたでも受験可能な試験です。

ただし、受験する際には、本人確認ができる証明書を、受験申請書に添付して提出する必要があります。

本人確認証明書として添付できる書類は、以下の通りです。

本人確認証明書(氏名・生年月日および住所を確認できる書類)
  • 住民票または住民票記載事項証明書(「個人番号」マイナンバーが記載されていないもの)
  • 健康保険被保険者証の写し(表裏)
  • 労働安全衛生法関係各種免許証の写し(表裏)
  • 自動車運転免許証の写し(表裏)
  • その他氏名・生年月日および住所が記載されている身分証明書等の写し(「個人番号カード」をコピーする場合には、個人番号が記載されている「個人番号カード」の裏面をコピーしないでください。なお、個人番号を記載した「通知カード」は、身分証明書ではありません。)

なお、受験資格および免除資格の証明のため、事業者証明書もしくは各センターで発行された「免許試験結果通知書」または「受験票」のいずれかを添付される場合には、本人確認証明書は不要となります。

二級ボイラー技士の試験概要

つづいて、二級ボイラー技士における試験の概要についてご紹介します。

試験日など、都道府県ごとにある安全衛生技術センターによって異なる内容も含むため、試験についてのさらに詳しい内容は「公益社団法人 安全衛生技術試験協会」の公式ホームページでご確認ください。

試験日
  • 月に1回~2回
    ※各安全衛生技術センター支部により異なる
合格発表日
  • 受験後1週間前後
    ※ただし、出張特別試験の場合は、3週間~1ヶ月ほどを要することもある
試験会場
  • 全国7ヶ所にある、安全衛生技術センター
    ※年に1~2度、出張特別試験会場が設けられる場合もある
試験実施団体
  • 公益社団法人 安全衛生技術試験協会
合格ライン
  • 60%
    ※ただし、すべての科目で40%以上の正答率が必要
合格率
  • 55~60%前後
試験内容
  • ボイラーの構造に関する知識
  • ボイラーの取扱いに関する知識
  • 燃料および燃焼に関する知識
  • 関係法令
    以上4科目から、10問ずつ出題
試験方法
  • 5肢択一式のマークシート方式
試験時間
  • 13:30~16:30 計3時間
受験申込期間
  • 郵送:試験日の2ヶ月前~14日前まで(当日消印有効)
  • 窓口:試験日の2ヶ月前~2日前まで(土日祝を除く)
    受付時間は、9:00~12:00・13:00~16:00
検定料
  • 6,800円

二級ボイラー技士免許試験は毎月1~2回、全国7か所に設置された安全衛生技術センターで実施されます。

このうち、東北センター・関東センター・近畿センターにおいては、月に2回試験が行われることもあります。

また、地域によっては通常試験とは別に、各都道府県で出張特別試験が実施されるケースがあるため、試験日程や申し込み方法など出張特別試験についての詳細は、各支部に直接お問い合わせください。

二級ボイラー試験は4科目から、それぞれ10問ずつ出題されます。

合格するには、すべての科目で4問以上、かつ全体で24問以上を正解する必要があります。

合格率は、近年おおむね55~60%ほどで推移しており、きちんと対策をして臨めば、決して難しいといわれる試験ではありません。

問題集や過去問を何度も解き、丁寧な復習と重要ポイントをしっかり押さえた学習を心がけて、試験に臨みましょう。

二級ボイラー技士の免許申請と実技講習

二級ボイラー技士免許試験に合格した後は、免許申請をして二級ボイラー技士免許証を発行してもらいましょう。

「免許試験合格通知書」を受け取ったら、都道府県労働局または各労働基準監督署および各センターで配布している免許申請書に必要事項を記入もしくは添付し、免許試験合格通知書および必要書類を、東京労働局免許証発行センターに申請してください。

この手続きを踏まないと免許証が交付されないため、忘れずに行いましょう。

また注意すべき点として、ボイラーの取扱い経験のない未経験者が免許申請をする場合、「ボイラー実技講習」を受講する必要があるということがあげられます。

このボイラー実技講習は、法令で定められた20時間の講習のことで、通常は学科2日、実習1日の計3日間が連続して実施されます。

3日間のうち、いずれか1日でも遅刻・早退・欠席・途中退出した方には、実技講習の修了証が発行されないため注意しましょう。

ボイラー実技講習の会場は、各地域にある一般社団法人 日本ボイラ協会の都道府県支部に設置されます。

講習は平日に設定されることが多いため、会場ごとの講習スケジュールなどは早めに確認して、予定を調整しておきましょう。

また、講習にかかる費用は23,100円で、加えて教材費(テキスト代)として、2,526円が別途加算されます。

なお、ボイラー実技講習を受講するタイミングは、筆記試験の前でも後でもどちらでも差し支えありません。

試験の前後どちらを選択するかは自由で、ご自身のタイミングで受講を決めても全く問題ありませんが、効率面から、筆記試験前に実技講習を受講しておいたほうが、勉強の理解度が上がるためおすすめです。

二級ボイラー試験免許申請の流れ

  • 「免許試験合格通知書」とボイラー実技講習の「修了証」を手元に揃える。
  • 「免許申請書」に必要事項を記入、または証明写真・収入印紙を所定の場所に添付する。
  • 免許申請書に同封された「返信用封筒」に切手を添付する。
  • 以上の4点「免許試験合格通知書」「修了証」「免許申請書」「返信用封筒」を東京労働局免許証発行センター行きの送付用封筒に入れ、簡易書留にて発送する。

ボイラー技士試験は独学でも合格できる?

二級ボイラー技士免許試験の試験勉強は、独学でも可能です。

しかし、ボイラーに触れたことも見たこともない初学者であれば、ボイラーそのもののイメージを掴みにくかったり、勉強のポイントを捉えにくかったりと、文字を追うだけの学習は非効率である可能性が高く、プロ講師の指導が受けられる通信講座を利用したほうが近道なのは言うまでもありません。

ここでは独学よりも通信講座がおすすめできる理由を3つご紹介します。

モチベーションを維持しやすい

二級ボイラー技士免許試験は、4科目におよぶ試験範囲を平均で、数か月~半年ほどかけて勉強する必要があります。

一朝一夕に学習の成果を達成できる試験ではないため、試験勉強には計画性をもち、モチベーションを保って取り組まなければなりません。

受験生の多くは働きながら資格の取得を目指す多忙な方も多く、学習の進捗を自ら管理し、ときには客観的視点から方向性の見直しを図るなど、ご自身でモチベーションを維持し、学習をマネジメントしなければならないのはなかなか大変なことでしょう。

その点、通信講座を利用すると、プロの講師が作成したカリキュラムに沿って勉強が進められるうえ、学習の段階に応じた添削指導が受けられたり、勉強に関する悩み相談に乗ってもらえたりするなど、試験勉強への意欲を失わず継続できる学習支援サービスを受けられます。

さらに、講座によっては、法改正など受験生に有益な情報を発信するサービスが提供されているため、外部から定期的に届く情報が、そのまま勉強のやる気アップにつながるといったメリットもあります。

独学では難しいモチベーション維持をサポートしてほしい方は、ぜひ通信講座の利用を検討してみましょう。

わからないところは質問できる

独学が抱える短所のひとつに、「わからないところが出てきた際に、質問できる対象がない」という点があります。

揃えたテキストや問題集を読んでも理解できない、インターネットで調べても答えが出てこないなど、手段を尽くしても打開策が見つからないとき、多くの場合はその先へ勉強が進められず、試験勉強が頓挫してしまうことも珍しくありません。

そして、この小さなつまずきから、ボイラーの学習そのものが嫌になり、試験勉強自体を止めてしまうといった不測の事態を招くことも十分考えられるため、こういう状況は誰もが回避したいケースといえるでしょう。

その反面、多くのボイラー技士通信講座では、質問を電話やメール、FAXなどで受け付けてもらえるため、疑問が生じたとき、すぐに回答やアドバイスを求められるといったメリットがあります。

わからない箇所で立ち止まり、時間を無駄に消費してしまうような状況を避け、効率的に勉強が進められるよう、通信講座を受講した際は、積極的に質問制度を活用してみましょう。

文章だけでは理解しにくい内容を口頭で説明してもらえる

ボイラー技士の通信講座には、講義動画をオンライン配信やDVDの形で視聴できる講座があります。

このような講義スタイルの動画を取り入れた通信講座では、講師自らが言葉に抑揚を付け、誰もがわかりやすい表現を使って、丁寧に論点の解説をしてくれるため、自分でテキストの文章を読み解いていくのに比べ、効率的かつ効果的に知識を習得できるといった特徴をもちます。

独学であれば、すべて自分が先導して切り拓いていかなければ進めない道でも、通信講座による講義動画であれば、視聴するだけで学びを確保できるため、大きな負担なく学習が進められるでしょう。

また、視聴するだけの動画学習には、勉強における初動のハードルが下がり、勉強を始める際の躊躇や後回し願望に苛まれることなく、試験勉強に取り組めるといった利点もあります。

しばしば講義動画では、テキストや参考書に書かれていないような解法のコツや、最新の試験情報なども紹介されるため、独学では知り得ない情報も満載です。

ご自身でテキストを読解しながら学習を進めていくのが不安な方や、講師によるコツやアドバイスを知りたい方は、動画講義を提供する通信講座を選択するのがおすすめです。

ボイラー技士と似た資格・関連する資格

ここからは、ボイラー技士と似た技術系の国家資格を6つご紹介します。

難関資格から比較的手軽に取得できるものまで、試験レベルはさまざまです。

工業・技術・現場に関わるお仕事では、業務の幅を広げるのに役立つ資格ばかりであるため、気になる方はぜひ資格取得を検討されてみるといいでしょう。

資格 受験資格 合格率 主催団体
技術士 第一次試験:なし
第二次試験:※広範にわたるため、詳細は「技術士」欄を参照
第一次試験:40~60%前後
第二次試験:10%前後
公益社団法人 日本技術士会
電気主任技術者 なし 第一種
一次試験:15~20%前後
二次試験:7~15%前後
第二種
一次試験:15~20%前後
二次試験:10~12%前後
第三種
10%前後
一般財団法人 電気技術者試験センター
電気工事士 なし 第一種
筆記試験:40~50%前後
技能試験:60%台
第二種
筆記試験:50~60%前後
技能試験:60%台
一般財団法人 電気技術者試験センター
消防設備士 甲種:※広範にわたるため、詳細は「消防設備士」欄を参照
乙種:なし
甲種:30%前後
乙種:40%前後
一般財団法人 消防試験研究センター
衛生管理者 ※広範にわたるため、詳細は「衛生管理者」欄を参照 第一種衛生管理者:45~55%前後
第二種衛生管理者:50~70%前後
公益社団法人 安全衛生技術試験協会

技術士

「技術士」は、高度な科学技術の専門知識と応用能力、技術者倫理が要求される、科学技術界でもっとも権威ある難関国家資格です。

技術者において最高峰の資格であることから、官公庁をはじめ産業界からもオファーが絶えないニーズの高い資格です。

試験には、科学技術全般にわたる基礎知識に加え、機械や電気、科学、情報、環境、エネルギーなど計20の分野におよぶ技術部門のなかから、ご自身の専門とする科目を選択して臨みます。

技術士試験は、第一時試験と第二次試験にわかれており、第一次試験には受験資格がなく、どなたでも受験可能な試験です。

第一次試験に合格すると「技術士補」として登録できる資格が得られます。

また、第二次試験には細かな受験資格が定められているため、受験するには以下の条件を満たす必要があります。

技術士試験 第二次試験 受験資格

まず、技術士第一次試験合格もしくはJABEE認定課程を修了していることに加え、次のいずれかの条件を満たした者であること。

  • 技術士補として4年間(総合技術監理部門は7年間)以上、技術士を補助する業務に就いた者
  • 第一次試験に合格してから4年間(総合技術監理部門は7年間)以上、監督者の下で「科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、分析、評価またはこれらに関する指導の業務」に就いた者
  • 7年間(総合技術監理部門は10年間)以上「科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、評価またはこれらに関する指導の業務」に就いた者

なお、理工系の大学院を修了している場合は、上記の業務期間のうち最大2年間が、減免措置の対象となるため、理工系の大学院出身者が技術士補登録を受ければ、最短2年間の実務経験を積むことで、技術士試験の受験が可能となります。

技術士試験は、第二次試験における合格率は10%前後と、大変難易度の高い資格試験ではありますが、IT業界・建設業界をはじめ、国境を越えた技術協力に携われるなど、活躍できるフィールドは世界に広がっています。

科学技術分野に興味がありもともと専攻していた方や、キャリアアップ・収入アップに役立ちそうな方は、まず第一次試験の合格を目指し、技術士試験にぜひチャレンジしてみてください。

また当サイトでは、技術士資格取得にあたっておすすめの通信講座をまとめた記事も掲載しています。

以下のリンクからぜひそちらもご覧下さい。

電気主任技術者

「電気主任技術者」は、事業用の電気工作物を設置する場合、工事や維持および運用のために据え置かれる、電気事業法で定められた保安監督者のことです。

資格は、第一種から第三種まで分類されており、扱える電圧の量で区分が決まります。

第三種は5万ボルト未満の電気工作物、第二種は17万ボルト未満の電気工作物、第一種ともなれば、すべての電気工作物において保守業務の指導監督、運用に関する統括に携われるようになります。

また、電気主任技術者試験は受験資格がなく、学歴・年齢・性別・国籍などを問わず、どなたでも受験可能な国家資格です。

電気に関わる資格のなかで、もっとも難易度が高くかつ重要な資格であるため、常に安定した需要があり、高圧受変電設備や電気設備を扱う、ホテルや工場・ビル・鉄道など、あらゆる業種で活躍の場が提供されています。

電気工事士

「電気工事士」は、最大電力500キロワット未満の需要設備および一般用電気工作物の作業に従事できる者として認められた、電気工事に携わる国家資格です。

資格区分が第一種・第二種とあり、第一種は、第二種電気工事士の免状範囲に加え、最大電力500キロワット未満の工場・ビルなどの工事に、第二種は、一般住宅や店舗などの600ボルト以下での受電設備の工事に従事できます。

また、電気工事士試験には受験資格がなく、どなたにも受験チャンスがある資格試験です。

試験は、年に2回実施され、筆記試験をパスした方だけが、技能試験を受験できます。

合格率は第一種の筆記試験で40~50%前後、第二種の筆記試験では50~60%前後、技能試験に関しては、第一種・第二種共に60%台と、しっかり学習して臨めば多くの方が合格できる試験です。

消防設備士

「消防設備士」は、あらゆる建物に設置されている消火栓・スプリンクラー・自動火災報知機などの消防設備を設置・点検・整備できる国家資格です。

消防設備士には甲種と乙種の資格区分があり、甲種消防設備士は、消防用設備等または特殊消防用設備等の工事・整備・点検に従事でき、乙種消防設備士は消防用設備等の整備・点検に従事できます。

また、対象となる消防設備においても第1類~第7類までの分類があり、甲種では第1類~第5類まで、乙種では第1類~第7類までの消防設備の点検や整備などの業務に対応できます。

乙種消防設備士試験には受験資格がなく、どなたでも受験可能ですが、甲種消防設備士試験には次に紹介する受験資格が存在します。

消防設備士試験 甲種 受験資格

以下に掲げる学校において、機械・電気・工業化学・土木または建築に関する学科または課程を修了し卒業した者

  • 学校教育法における大学・短期大学または高等専門学校
  • 学校教育法における高等学校または中等教育学校(ただし、指定学科名のなかに該当するものがない場合は、機械・電気・工業化学・土木または建築に関する授業科目を8単位以上修めて卒業したことを、単位修得証明書で確認できること)
  • 旧大学令における大学・旧専門学校令における専門学校、または旧中等学校令における中等学校
  • 外国に所在する学校で、学校教育法における大学・短期大学・高等専門学校または高等学校に相当するもの

以下に掲げる学校において、機械・電気・工業化学・土木または建築に関する授業項目を履修し、15単位以上修得した者(単位制を用いていない場合、授業時間数を換算する)

  • 学校教育法における大学・短期大学・高等専門学校または専修学校(専門学校)
  • 学校教育法における各種学校
  • 学校教育法における大学または高等専門学校の専攻科
  • 防衛省設置法における防衛大学校および防衛医科大学校
  • 職業能力開発促進法または職業訓練法における、職業能力開発総合大学校・職業能力開発大学校・職業能力開発短期大学校・職業訓練大学校または職業訓練短期大学校、もしくは雇用対策法による改正前の職業訓練法における中央職業訓練所
  • 農林水産省組織令における水産大学校
  • 運輸省組織令における海上保安大学校
  • 運輸省組織令における気象大学校

以下に掲げる実務経験を有する者

  • 乙種消防設備士免状の交付を受けた後、2年以上、工事設備対象設備等の整備(消防法17条の5の規定に基づく政令で定められたもの)の経験を有する者
  • 消防用設備等の工事の補助者として、5年以上の実務経験を有する者
  • 消防行政に関わる事務のうち、消防用設備等に関する事務について、3年以上の実務経験を有する者(消防機関または市町村役場等の行政機関の職員が対象)
  • 消防法施行規則の一部を改正する省令の施行前(昭和41年4月21日以前)において、消防用設備等の工事について、3年以上の実務経験を有する者

以下に掲げる資格または免状を有する者

  • 受験する以外の甲種消防設備士免状の交付を受けている者
  • 技術士法第4条第1項における技術士第二次試験に合格した者
  • 電気工事士法第2条第4項に規定する電気工事士免状の交付を受けている者、または電気工事士法施行規則における旧電気工事技術者検定合格証明書の所持者で、電気工事士免状の交付を受けているとみなされる者
  • 電気事業法第44条第1項に規定する第一種、第二種または第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者
  • 専門学校卒業程度検定試験規定における専門学校卒業程度検定試験の機械・電気・工業化学・土木または建築に関する部門の試験に合格された者
  • 教育職員免許法における、高等学校の工業の教科について普通免許状を有する者
  • 電波法第41条の規定により、無線従事者資格(アマチュア無線技士を除く)の免許を受けている者
  • 建築士法第2条に規定する1級建築士または二級建築士
  • 職業能力開発促進法第62条の規定における、配管の職種に関わる1級または二級の試験に合格した者
  • ガス事業法第32条の規定における、ガス主任技術者免状の交付を受けている者(第4類消防設備士の受験に限る)
  • 水道法第25条の5の規定における、給水装置工事主任技術者免状の交付を受けている者
  • 水道法第25条の5制定以前の地者公共団体の水道条例またはこれに基づく規定における、給水責任技術者の資格を有する者
  • 昭和41年10月1日以前の東京都火災予防条例における消防設備士
  • 大学または国立学校設置法における学位授与機構により授与された、理学・工学・農学または薬学のいずれかに相当する専攻分野の名称を付記された修士または博士の学位を有する者

消防設備士試験の合格率は、甲種においては30%前後、乙種においては40%前後で、比較的パスしやすい資格試験とされています。

試験は、筆記試験と実技試験が設けられ、筆記は各科目40%以上かつ、全体で60%以上の結果を収め、実技においても60%以上の成績を収めることで合格となります。

消防設備士は、ビルや工場の管理やメンテナンスのお仕事に従事される方にとって、取得しておきたい資格のひとつであり、電気主任技術者や電気工事士など、電気に関する資格保有者にとっても、業務の幅が広がる相性のいい資格です。

当サイトでは、消防設備士のおすすめ通信講座に関して紹介しているためこちらもぜひご覧下さい。

衛生管理者

「衛生管理者」は、労働安全衛生法に基づく、職場の労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当・管理を担う国家資格です。

すべての業種において、常時50名以上の労働者を使用する事業所では、衛生管理者の選任が義務付けられています。

資格区分は、第一種衛生管理者と第二種衛生管理者にわけられ、第一種衛生管理者は、危険度の高い有害業務を含むすべての業種において業務への対応が可能ですが、第二種衛生管理者は、有害業務を含む職場では業務を行えないといった、明確な違いがあります。

また、衛生管理者試験を受験するには、学歴とそれに対応した労働衛生に関する実務経験が必要です。

以下に必要となる受験資格をご紹介します。

衛生管理者試験 受験資格

以下に掲げる学校を卒業または修了後、1年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

  • 学校教育法における大学・短期大学または高等専門学校を卒業した者
  • 大学改革支援・学位授与機構により、学士の学位を授与された者、または専門職大学前期課程を修了した者
  • 省庁大学校を卒業または修了した者
  • 専修学校の専門課程の修了者などで、その後大学等において大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
  • 指定を受けた専修学校の専門課程を一定日以後に修了した者など

以下に掲げる学校を卒業後、3年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

  • 学校教育法における高等学校または中等教育学校

以下に掲げる実務経験を有する者

  • 10年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

以下に掲げる学歴または免状を取得後、1年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

  • 船員法における衛生管理者適任証書の交付を受けた者
  • 専門課程または特定専門課程の高度職業訓練のうち、能開則別表第6により行われるものを修了した者
  • 応用課程の高度職業訓練のうち、能開則別表第7により行われるものを修了した者
  • 外国において、学校教育における14年以上の課程を修了した者
  • 朝鮮大学校を140単位以上取得して卒業した者

以下に掲げる学歴または免状を取得後、3年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

  • 高等学校卒業認定試験に合格した者、外国において学校教育における12年の課程を修了した者
  • 普通課程の普通職業訓練のうち、能開則別表第2により行われるものを修了した者
  • 特別支援学校の高等部を卒業した者

以下に掲げる学歴または免状を取得後、4年以上労働衛生の実務に従事した経験を有する者

  • 旧専修訓練課程の普通職業訓練を修了した者

衛生管理者試験における合格率は、第一種が45~55%前後、第二種が50~70%前後で推移しており、しっかりとした試験勉強をして挑めば、必ずしも難しい試験ではありません。

事業者に求められる、働きやすい環境づくりの担い手となる衛生管理者は、いつの時代も一定のニーズがある資格です。

資格を取得することで、現職におけるキャリアアップ、また転職の際の付加価値として活用できるため、受験要件を満たしていて衛生管理業務に興味を持てる方は、ぜひ取得を検討してみてはいかがでしょう。

当サイトでは、衛生管理者資格におすすめの通信講座に関しても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

ボイラー技士資格の取得を目指せる専門学校

それでは最後に、ボイラー技士資格の取得を目指せる専門学校を3つご紹介します。

将来的に、建物の管理やメンテナンスなどに関わる仕事がしたい方は、ぜひ参考にしてください。

専門学校名 ボイラー技士を目指せる学科 年限 学費 カリキュラム
新潟農業・バイオ専門学校 バイオテクノロジー科

大学併修バイオ総合科

2年制

4年制

2022年度納入金 124万円(別途、実習費等が必要)

2022年度納入金 124万円(別途、実習費等が必要。3・4年次は約26万円減額予定。放送大学通信制併修費別途37万6,000円が必要)

微生物による「発酵」のしくみや働き、食品の製造や開発の流れ、栄養学を理解する。
環境科学の専門知識を学び、環境を守るための検査や浄化技術を習得する。
名古屋工学院専門学校 電業技術学科

機械工学科

共に2年制 共に2022年度納入金 116万3,000円 電気回路理論・電力設備・シーケンス制御など電気の基礎から応用までを習得する。

工業数学・材料力学などの設計の基礎知識から3次元CAD・ロボット制御・CAD/CAMなど専門知識を習得する。

広島工業大学専門学校 機械工学科 2年制 2022年度納入金 1,167,000円(入学金を含む/学友会費・同窓会準会員入会金などが別途必要) 機械加工に重点を置き、設計や製造、メンテナンスなど、ものづくりに関連するエキスパートを目指す。

新潟農業・バイオ専門学校

「新潟農業・バイオ専門学校」は、新潟市内に位置する食と農業・緑の専門学校です。

農業が盛んな新潟の特色を活かし、スマート農業や無肥料・無農薬の農業、新潟が誇る日本酒造りなど、多才なカリキュラムが人気です。

バイオテクノロジー科では、食品加工から開発、醸造、酒造り、環境浄化など幅広いバイオテクノロジーについて学習します。

2年次になると、「醸造・食品技術コース」または「環境エンジニアコース」からいずれかを選択できますが、そのうちのひとつ環境エンジニアコースでは、二級ボイラー技士資格のほか、空気や水の汚染による公害が発生しないように管理・サポートを担う「公害防止管理者」の資格取得も目指します。

また、大学併修バイオ総合科では、バイオテクノロジー科で学ぶすべてのカリキュラムを履修でき、専門資格、大卒資格の取得も可能です。

将来的に、酒造会社や食品加工会社、化学メーカー、環境調査会社などへの就職を希望される方におすすめできる専門学校、学科です。

名古屋工学院専門学校

「名古屋工学院専門学校」は、コンピューター・IT、ゲーム・CG、映像・音響、電気、情報通信、機械・ロボット・CADの以上6分野23学科からなる総合専門学校です。

難関国家資格をはじめ、さまざまな資格・検定において全国トップレベルの高い合格率を誇る、資格取得の手厚いサポートが特徴的です。

二級ボイラー技士資格については、電業技術学科と機械工学科で取得を目指すことも可能です。

電気分野にあたる電業技術学科では、建物に備わる電気設備や空調設備、消防設備の施工管理に必要な知識を学び、社会で活躍できる技術者になるため関連資格の取得に励めるでしょう。

また、機械・ロボット・CAD分野の機械工学科では、自動車や航空機、ロケット、鉄道車両、工作機械などあらゆるモノづくりの分野でエンジニアとして活躍できる、技術と技能を習得できます。

多くの学生が、在学中に複数の資格を取得できるため、就職活動時のアピールポイントをひとつでも増やしたい方におすすめできる専門学校です。

広島工業大学専門学校

「広島工業大学専門学校」は、IT、情報、電気、機械、建築、土木、音響・映像など計7学科を有する、工業系の専門学校です。

学校が企業による協力のもと、最新の実務知識や技術を身に付けられるようカリキュラムを編成しているため、全学科が職業実践専門課程に認定されています。

機械工学科は、全国でも珍しい機械加工を専門に学ぶ学科で、実際に企業で使用されている実機を使い、実践的な経験を通して技術を身に付けることを目標として掲げています。

在学中は、二級ボイラー技士のほか多数の資格取得にチャレンジでき、「技能検定 機械加工3級」や「技能検定 機械・プラント製図3級」以上の合格を目指して、知識と技術の習得に励みます。

プロ仕様の設備環境で即戦力を育成する授業に力を入れており、工業系の就職を目指す方におすすめしたい専門学校です。

まとめ

通信講座 料金 標準学習期間 一般教育訓練給付制度 合格率/実績
ユーキャン
  • 二級ボイラー技士講座/39,000円(一括払い)・月々3,300円×12回=39,600円(分割払い)
6ヶ月 対象講座 公表なし
たのまな
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一括払い)
4ヶ月 対象外 公表なし
JTEX(職業訓練法人 日本技能教育開発センター)
  • 二級ボイラー技士受験講座/25,300円(一般受講料)

※企業内教育として法人・団体受講の要件を満たした場合のみ、23,100円(特別受講料)が適用される。

4ヶ月 対象外 公表なし
SAT
  • 二級ボイラー技士 eラーニング講座/8,580円(一括払い)・358円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 DVD講座/10,780円(一括払い)・449円×24回(分割払い一例)
  • 二級ボイラー技士 eラーニング+DVD講座/21,780円(一括払い)・908円×24回(分割払い一例)
2~3ヶ月 対象外 全講座(59講座)あわせて受講者数150,000名を突破
※2023年4月時点
CIC 日本情報建設センター
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 Webコース/18,700円
  • 二級ボイラー技士映像通信講座 DVDコース/19,800円
6ヶ月以内 対象外 公表なし
一般社団法人 日本ボイラ協会
  • 二級ボイラー技士免許試験 通信講座/33,000円(教材費・消費税・解答提出用切手代 含む)
4ヶ月 対象外 公表なし
スタッフサービス・エンジニアリング
  • 一級ボイラー技士受験講座/33,000円
  • 二級ボイラー技士受験講座/20,900円
4ヶ月 対象外 公表なし

さまざまな大型建物・施設に存在する、ボイラーの管理・操作を担うボイラー技士のニーズは、これから先もなくなることはないでしょう。

定年を迎えたシニア世代の再就職においてもメリットのある資格のひとつです。

ボイラー技士になりたい!と決意したら、ぜひ通信講座の受講を検討してみることをおすすめします。

通信講座による学習は、あなたのライフスタイルを大きく変えることなく、効率よく合格を目指せる、非常に継続しやすい勉強方法です。

この記事で、ボイラー技士におすすめの通信講座7つを比較・検討し、あなたに合ったボイラー技士の学習スタイルをぜひ見つけてください!

徳永浩光

キャリアコンサルタントの国家資格を所有しています。実際に資格取得で役に立った情報をお届けしていきますので、これから資格取得を考えているあなたの手助けができれば幸いです。
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