毎年ドイツで開催されるISCでは、インディアナ大学のThomas Sterling教授が締めくくりの基調講演を行うのが恒例となっており、今年で16回目を迎えた。今回の基調講演はこの10年あまりのスーパーコンピューティングを振り返るものであり、ビッグピクチャを述べるものであった。
ソフトバンクと理研が進める量子・スパコン連携は社会に何をもたらすのか?
日本の「富岳」は4位に後退、スパコン性能ランキングTOP500(2023年11月版)が公開
早大など、組合わせ最適化問題を現在の量子計算機で高精度に解く手法を開発
1兆年以上かかるとされていた1409次元の暗号、KDDIなどが29.6時間で解読に成功
NTTなど、高速・高精度の電波伝搬アルゴリズムを量子アニーリングで実証
京をはじめとする日本勢もTOP500に代表されるランキングの上位に多く入ることで注目を集めるほか、人工知能(AI)やディープラーニングでも活用が進むなど、さまざまな用途で活用されるようになったスーパーコンピュータに関わるホットな話題を詳細な説明付きで紹介します。