2026年に入って、早いもので1カ月半が経過しようとしています。時計の世界では、今年に入ってからもすでに注目すべきアイテムが続々と登場。今回は3種の新作ウォッチを取り上げてみます。
F1の世界観を再現したクロノグラフ
1884年に創業した機械式クロノグラフウォッチの名門「ブライトリング」は、イギリスのスポーツカーメーカー「アストンマーティン」の名を冠したF1チーム「アストンマーティン アラムコ フォーミュラ ワンチーム」のオフィシャルウォッチパートナーに就任しました。
両者のコラボにより登場したのが、ブライトリングのF1復帰を象徴する腕時計「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 アストンマーティン アラムコ フォーミュラ ワンチーム」です。
F1マシンのコックピットに使われる素材から着想を得たカーボンファイバーのダイヤルを採用。グリーン(アストンマーティン・レーシンググリーン)と秒針のライムカラーがアクセントになっています。
ケース素材はチタン製で軽量な付け心地を実現。ケース径は43mmと昨今の腕時計としては若干大きめですが、ナビタイマーといえばこのサイズでしょっ! という安心感がありますね。
ケースバックからは腕時計のエンジンである「キャリバー 01」を鑑賞できます。パワーリザーブは約70時間と実用性も申し分なし。回転ローターは高耐久性PVDでコーティングしたタングステン製(濃いグレー)で、ムーブメントとのコントラストが効いています。1,959本限定で「One of 1959」と「Instruments for Drivers」の刻印が特別感を際立たせいています。
他の人とは違うナビタイマーを探している人はもちろん、アストンマーティンのファン、F1好きにもおすすめの記念すべき1本です。価格は156万2,000円。
皆既月食をテーマにした赤い腕時計
グローバルに活躍するビジネスマンをターゲットに据えたシチズンの人気シリーズ「アテッサ」に新作が登場しました。皆既月食が生み出す赤い月「Blood Moon」の美しさを表現した「Shades of Red」シリーズです。
本シリーズは、2026年3月3日20時4分(腕時計の発売日は2月26日)に日本全国で観測できる皆既月食がテーマ。太陽と地球と月が一直線に並ぶことで生まれる「Blood Moon」の幻想的な美しさを表現した2モデルです。
1本目はエコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントを搭載したフラッグシップモデル「CC4077-71Z」です。世界限定1,800本で価格は38万5,000円。
もう1本は、月齢自動計算機能「ルナプログラム」を搭載したモデル「BY1005-73Z」。世界限定2,200本で価格は19万8,000円です。
CC4077-71Zには白蝶貝の上に赤く着色した月模様の文字盤を重ね、立体的な造形を表現しています。赤のベゼル(腕時計外周のリング)がアクセントになっています。
BY1005-73Zは立体インクジェット印刷で月の模様と粗い凹凸感を表現した文字盤の上に、2枚目の文字盤と金属パーツを重ねることで立体感を表現しています。
近年は、価格帯を問わずさまざまな腕時計ブランドから赤をあしらったモデルが登場していますが、皆既月食に合わせて発表するのはおもしろい発想ですね。
カシオ×日本自然保護協会×かえるのピクルス
カシオ計算機は、自然環境の保護を目的に創立された「日本自然保護協会」と、同協会の大使を務める雑貨系ぬいぐるみ「かえるのピクルス」とのコラボウォッチ「プロトレック PRJ-B001NJ」を共同で開発し、3月13日に発売します。
コラボの背景としては、自然に寄り添い自然を楽しむプロトレックと日本自然保護協会、自然との共生環境保全を掲げるかえるのピクルスのそれぞれの思いが共鳴したためとしています。
9時位置のインダイヤルには葉っぱをモチーフにした針を採用。安全祈願の願いを込めて蓄光練り込み樹脂のインデックスを配置し、夜間の視認性を高めています。裏蓋にはかえるのピクルスをデザインするなど、コラボモデルらしいアイコンが随所にあふれています。
機能性も充実しています。専用アプリ「CASIO WATCHES」とBluetoothで接続すれば自動で時刻の修正ができます。また、腕時計のボタンで日時と位置をアプリ上の地図に記録して、行動ログとして情報を管理することも可能。充電しなくても太陽光などで駆動するタフソーラーを採用しているので、電池切れの心配が少ないのもポイントです。
里山保全への想いを込めた特別パッケージで、価格は3万6,300円。個性を演出するには最高の1本になるでしょう。
腕時計には、時間を知るという実用性の側面と、個性を演出するというファッション性の側面があります。近年では、仕事のときにも個性的な腕時計を着用している人が増えてきているといいます。腕時計で自分だけの個性を表現してみてはいかがでしょうか。











