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22 時計の沼にハマりたい!

冬のボーナスで「クラシック回帰」な最新腕時計を狙うなら?

NOV. 28, 2025 11:30
Text : 室井大和
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パーソナルキャリアが運営する転職サービス「doda」(デューダ)の調査によると、2025年冬のボーナスの平均支給額は56.7万円で、前回の調査から6.3万円も増えているそうです。これを全額投入しても悔いのない腕時計、ということで、40~50万円台で買える腕時計のオススメ3本を選んでみました。

今回はトレンドの「クラシック回帰」を押さえた新しいモデルの中から、シンプルで長く使える時計をチョイスしました。

チューダー「レンジャー」が新モデルで小径化

最初に取り上げるのはチューダーの「レンジャー」です。

  • チューダー「レンジャー」

    1950年代から続く探検時計「レンジャー」にアイボリーカラーのダイヤルが追加となりました

チューダーは1926年にロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフが設立した腕時計ブランドです。当初はロレックスの廉価版(弟分)という位置づけでしたが、現在では独自の技術とデザインで独自のポジションを確立。日本には2018年に再上陸し、話題となりました。

そんなチューダーが、探検時計の原点である「レンジャー」の最新モデルを発表しました。これまではブラックダイヤルに39mmというサイズでしたが、新モデルではブラックダイヤルのほか、アイボリーに近いダイヤルカラー「デューンホワイト」が加わり、36mmという小径サイズになったことが最大のトピックです。これまでと同サイズである39mm(デューンホワイトまたはブラック)も併売されます。

  • チューダー「レンジャー」

    新サイズ36mmはアクティブなシーンでも軽快な装着感が得られます

このデューンホワイトは、世界で過酷なレースに挑む者たちが共有する「冒険の精神」を映し出しているとのこと。ブラックダイヤルはこれまでのように、あらゆる冒険の舞台に対応する屈強さを象徴しています。

小径化された36mmケースには、堅牢性と耐久性、信頼性、高精度を実現したキャリバー「MT5400」を搭載。スイス公認検定機関(COSC)によるクロノメーター認定を取得していて、-2秒~+4秒という高い精度を実現しています。パワーリザーブは約70時間です。

  • チューダー「レンジャー」

    ステンレスブレスレットのほか、ファブリックストラップもラインナップ

スチールブレスレットのほか、フランスで150年以上の家族経営を続けるジュリアン・フォール社が19世紀の織機で作るファブリックストラップを組み合わせたモデルもラインナップしています。

高級時計ともなると傷やへこみを気にしてしまいますが、レンジャーほど傷が似合う時計は他にないと思います。価格は36mmスチールブレスレットで50万3,800円、ファブリックストラップで45万6,500円です。

  • チューダー「レンジャー」

    新色「デューンホワイト」と「ブラック」の2色展開です

ロンジンの傑作ドレスウォッチが復活!

次に紹介するのはロンジンの「ウルトラクロン クラシック」です。

  • ロンジン「ウルトラクロン クラシック」

    ハイビートが特徴のドレスウォッチ「ウルトラクロン クラシック」

1832年に創業した高級時計ブランド「ロンジン」は、ハイビートのパイオニアとして知られています。一般的に腕時計の機械式ムーブメントは毎時28,800振動(8振動)以上とされていますが、毎時38,000振動(10振動)の高振動ムーブメントは「ハイビート」と呼ばれ、針の動きが滑らかで衝撃や揺れなどに対しての影響が少なく、精度が安定するといわれています。

ロンジンは1910年に1/10秒の計測が可能なストップウォッチの特許を取得し、1959年には腕時計として初めて高振動ムーブメントの開発に成功しています。

  • ロンジン「ウルトラクロン クラシック」

    滑らかなステンレスブレスレットを装備したモデルなら、季節を問わず付けられます

「ウルトラクロン クラシック」は1967年に登場したハイビートモデル「ウルトラ-クロン」を現代に復刻したドレスウォッチ。ムーブメントはジュネーブの独立時計試験所「TIMELAB」によるクロノメーター認定を取得しています。シリコン製ヒゲゼンマイによる耐磁性も確保し、パワーリザーブは約52時間となっています。

  • ロンジン「ウルトラクロン クラシック」

    ステンレスブレスレットのほか革ベルトもラインアップ。ドレスウォッチとして使うなら革ベルトを選びましょう

ケースサイズは37mmと40mmの2種類を用意。ケース厚は10.95mmです。ブレスレットは微調整が可能なステンレススチールとブラックのアリゲーターストラップから選ぶことができます。

個人的にオススメなのは、小径サイズの37mm。よりクラシックな印象が強くなり、ドレスウォッチ感が増します。価格は37mmステンレススチールブレスレットで55万7,700円、アリゲーターストラップは54万1,200円です。

オリスの名作がリニューアル

最後はオリスの「ビッグクラウン プロパイロット」です。

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    オリスの名作航空時計「ビッグクラウン プロパイロット」がリニューアル。プロユースでも日常でも使いやすい人気シリーズ「プロパイロット」の新作です

オリスは1904年にスイスで創業。“日常の冒険のために生まれた航空時計”のキャッチコピーのもと登場した「ビッグクラウン プロパイロット デイト」は、41mmのケースサイズにジェットエンジンのタービンを連想させる特徴的なベゼルを採用している点が特徴です。

大型のリューズや、よく見ると表面にザラザラとした質感のあるテクスチャー仕上げの文字盤、アラビア数字のインデックスが視認性を向上させています。

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    ジェットエンジンのタービンを連想させるベゼルがアクセントになっています

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    文字盤はテクスチャー仕上げ。光を反射しにくく視認性向上にも役立ちます

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    バックルは飛行機のシートベルトから着想を得ました

ブレスレットにもこだわりが見られ、飛行機のシートベルトのバックルから着想を得たというバックル(リフトクラスプ)もアクセントになっています。

パワーリザーブは最近モデルとしては若干短い約41時間ですが、自動巻きなので、日頃から着用していれば止まってしまう心配はないでしょう。10気圧の防水性も備えています。

ダイヤルカラーはチョークグレー、ブラック、モスグリーンの3色。他ではあまり見ないユニークなラインアップから選べるのは嬉しいポイントですね。

価格はステンレススチールブレスレットで40万7,000円、レザーストラップで36万8,500円となります。

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    ブラック文字盤は赤の差し色が際立っています

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    チョークグレー文字盤からはモダンな雰囲気を感じます

  • オリス「ビッグクラウン プロパイロット デイト」

    ミリタリー感を強調したいならモスグリーンをチョイス

今回の3本は、いずれも長い歴史に裏打ちされた確かな品質と高い精度を有する逸品です。生涯をともにできる腕時計ですから、冬のボーナスを全額投入しても、きっと悔いのない選択となるはずです。


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※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。