問題をおさらい!

  • トヨタ「カローラレビン」

    「カローラレビン」にも付いている「ドラシャ」って何? という問題でした

正解はこちら!

【答え】ドライブシャフト

答えは「ドライブシャフト」です。ドライブシャフトを略してドラシャ、というわけです。

ドライブシャフトを日本語でいうと「駆動軸」になります。エンジンやモーターなどの原動機から、駆動する車輪へ回転力を伝える軸です。

左右の車輪へ駆動を伝えるため、右用と左用の2本あります。4輪駆動車であれば、4本になります。

  • 「GRヘリテージパーツプロジェクト」の「リヤドライブシャフト」

    こちらの画像は、TOYOTA GAZOO Racingが「GRヘリテージパーツプロジェクト」として「カローラレビン・スプリンタートレノ」(AE86)の補給部品を復刻し、国内・海外向けに2021年11月に再販売を開始した際の「リヤドライブシャフト」です。トヨタの広報画像をお借りしました

前輪駆動車であれば前輪側にあり、後輪駆動車では後輪側にあります。駆動しない車輪にドライブシャフトはありません。

ドライブシャフトが原動機の回転力を伝える際、エンジン車では変速機を経て、左右の車輪へ振り分ける「デファレンシャル」(差動装置)に回転力が伝わります。モーターで駆動する電気自動車(EV)は、基本的に変速機が必要ないので、モーターの回転力は直接、デファレンシャルに伝わります。

デファレンシャルで右用と左用に振り分けられた回転力を車輪へ伝えるのがドライブシャフトです。

現在、ほとんどの乗用車はサスペンションが独立懸架の方式で、車輪1輪ごと個別に上下動できる仕組みになっているので、ドライブシャフトも車輪が上下するのにしたがって上下に振られます。

一方のデファレンシャルは車体側に固定されているので、ドライブシャフトがサスペンションの動きにあわせて上下動しても、変わらず動力を伝えられなければなりません。そこで、ドライブシャフトの両端には、等速ジョイントと呼ばれる部品が取り付けられています。

等速ジョイントはドライブシャフトがサスペンションの上下動により傾斜しても、回転力を同じように伝えられるように、角度の変化に自由度をもたらす部品です。

前輪駆動車は、前輪が進路を定める操舵の機能も持つので、サスペンションの上下動に加え、車輪が向きを変える動きをしても動力を伝えなければならず、等速ジョイントの役目はより重要度を増します。

角度を持つことに自由度をもたらす等速ジョイントとはいえ、角度の変化には限度があります。そこで前輪駆動車は、進路を変える車輪の向きに制約があり、小回りしにくくなる場合があります。

話が多岐にわたりましたが、ドライブシャフトは、クルマを走らせるため動力を車輪へ伝える重要な伝達軸です。

それでは、次回をお楽しみに!