マーキュリーは、2024年と2025年の中古マンション相場を駅別に比較した「中古マンション駅別相場上昇率ランキング」を発表した。上昇率トップは神奈川県の三浦海岸駅で、1㎡あたりの平均価格が31.6万円から73.1万円へ上昇した。

  • 中古マンション駅別相場上昇率ランキング

    中古マンション駅別相場上昇率ランキング

調査は、Realnetマンションサマリの中古マンションデータをもとに実施。首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)で2024年および2025年に流通した、流通時点で築20年以内の中古マンションを対象としている。投資用物件を除き、両年とも2戸以上の中古流通があった駅に限定した。

中古マンション相場の上昇率が最も高かったのは、神奈川県の三浦海岸駅。1㎡あたりの平均価格は2024年の31.6万円から、2025年には73.1万円となり、131.3%上昇した。70㎡に換算すると約2,200万円から約5,100万円となる。

2位は永田町駅で、1㎡あたり304.0万円から690.8万円へ上昇。70㎡換算では約2億1,000万円から約4億8,000万円となった。三浦海岸駅と永田町駅の2駅が、2024年比で2倍を超える上昇となった。

上位30駅では東京23区内の駅が大半を占めた一方、麻布・赤坂・青山の「3A」や番町エリアなど、超高額エリアの最寄り駅は上位に集中せず、23区内の幅広いエリアや東京都以外の駅もランクインした。

マーキュリーは、2025年には超高額エリアを擁する都心部の相場上昇が落ち着く一方、その周辺や、これまで価格上昇が比較的緩やかだったエリアなどで相場が上昇していると分析している。

  • 中古マンション駅別相場(㎡単価)ランキング

    中古マンション駅別相場(㎡単価)ランキング

2025年の1㎡あたりの中古マンション相場では、永田町駅が690.8万円でトップ。70㎡換算では約4億8,000万円となる。

上位5駅はいずれも1㎡あたり600万円を超え、70㎡換算で4億2,000万円以上。30位の銀座駅でも1㎡あたり360.0万円、70㎡換算で約2億5,000万円となった。

相場上位には港区や千代田区、渋谷区などの駅が多く並んだ。一方、上位30駅の2024年からの変動率にはばらつきもみられた。

例えば九段下駅は、2024年の1㎡あたり646万円から2025年には469万円へ下落。70㎡換算では約4億5,000万円から約3億3,000万円となった。同社は、超高額マンションが多く供給されるエリアでは、流通した物件によって相場が変動しやすいことも要因として挙げている。