中国のBYDが7月28日に日本で発売した軽自動車の電気自動車「ラッコ」は、実際のところ売れているのか。どのグレードが売れ筋で、何色が人気なのか。BYDに最新の販売状況を聞いた。
貴重な走行シーンもあります! BYD「ラッコ」の写真を一気に見る
発売1週間で741台を受注
BYDに聞いたところによると、ラッコの受注台数は8月2日までに741台に到達。好調な滑り出しを見せている。
販売店の話では、予約して試乗した顧客が終了後、そのまま成約に至ったケースも多く、反応はなかなか良好との声が届いているそうだ。フェア初日には中国本社のトップから販売状況の問い合わせが入ったほど、注目を集めたという。
最上級グレードのチーズイエローが一番人気
ラッコはエントリーグレードの「200」(214.5万円) 、中間グレードの「300Plus」(239.8万円)、最上級グレードの「300Premium」(249.7万円)の2モデル3グレード構成。購入時に適用されるCEV補助金は全モデル/グレード一律で15万円だ。ボディカラーは6色を用意している。
BYDオート・ジャパンの東福寺厚樹社長によると、今のところ受注全体の約8割がトップグレードの「300Premium」で、ボディカラーの一番人気は淡い黄色の「チーズイエロー」、2番人気は「アークティックホワイト」と「ミッドナイトグリーン」、続いては「コスモブラック」となっている。
販売好調の要因としては、最上級の「300Premium」の価格を250万円以下に設定できたことと、エントリーグレードの「200」を補助金込みで200万円切りの199.5万円で発売できたことが功を奏している、との分析だ。
目指せ年間1万台!
購入については、株式会社ジャックスとのパートナーシップにより据置率50%の商品(残価率50%を保証するものではなく、5年後の査定で状況による変動あり)を用意している。例えば200であれば、ボーナス払いなし5年間金利払いの場合、月々1.98万円を実現している。
また、購入後の不安については、基本保証として6年、15万km(オプションの有償延長保証では10年、20万kmまで対応)という、軽自動車としては異例の手厚い条件を提示している。
さらに、軽自動車として初のOTA(Over-The-Air)によるソフトウェアの更新に対応。「買った時が最新」ではなく、継続的に進化するクルマというコンセプトも、ユーザーを安心させる要因だ。
BYDではこれら3つを合わせて「“ラッコ楽”なサービス」と呼んでいる。
東福寺社長は、2026年度末までに1万台の受注獲得を目指すとする。来年以降に月間1,000台ペースで販売できる体制を2026年中に整備し、年間販売台数1万台超を目標としていくそうだ。
目標達成に向け、現在は77拠点、カバー率90%というディーラーネットワーク率を向上させていく方針。小規模店舗への出店も検討中だという。






























