ボルボ・カー・ジャパンが電気自動車(EV)のフラッグシップSUV「EX90」を発売した。最大7人が乗れる3列シートの大型SUVで、既存車種「XC90」がEVに「正常進化」を遂げたようなクルマに仕上がっているという。実車を確認してきた。
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戦略的な価格設定にも注目
EX90は最大7人が座れる3列の独立シートを装備。各シートは個別に調整可能で、3列目を含む全員がカップホルダーやUSBポート(タイプC)を利用できる。2列目はスライドやリクライニング、折りたたみ式アームレストなどを備え、長距離移動も快適。3列目には170cmまでの2名が快適に座れるそうだ。後席はボタンひとつで個別に折りたためるので、荷室容量を手軽に拡大できる。
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新型車「EX90」のボディサイズは全長5,035mm、全幅1,965mm、全高1,740mm(一部グレードは1,745mm)、ホイールベースは2,985mm。最低地上高は最も高いグレードで215mm。車両総重量は最も重いグレードで3,095kg
グレードは「EX90 Plus Twin Motor」(1,199万円)、「EX90 Ultra Twin Motor」(1,349万円)、「EX90 Ultra Twin Motor Performance」(1,399万円)の3種類。既存車種「XC90」のプラグハイブリッド車(PHEV)が1,294万円であるため、ほぼ同じ価格帯に収まっている。
普通であればEVはPHEVよりも高額になるところだが、ボルボでは今回、EX90/ES90の発売に当たって戦略的な価格設定を実施した。PHEVのユーザー、あるいはPHEVの購入を検討中の人たちに、すんなりとEVにスライドしてもらえるよう、あえてPHEVと同じ価格帯でEVを発売したのだ。
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ボルボ独自のバイオ素材に由来する「ノルディコ」やウッドパネルなどを使ったインテリアはクリーンかつ上質。Google搭載インフォテインメントシステムには2026年後半にも生成AIの「Gemini」が入るそうだ
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ボルボ・カーズの独自開発技術とNVIDIA、Qualcomm Technologies、Googleなどのサービス・技術を融合した「HuginCore」と呼ばれる次世代コアコンピューティングシステムを搭載する「EX90」は、同社初の「ソフトウェア・デファインド・カー」(SDV)でもある
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車内には、マイクとスピーカーを使って乗員の声を補正するシステムを搭載。1列(前席)と3列目でもスムーズに会話ができるという。小さな子供やペットなどが万が一にも車内に取り残されるのを防ぐ「オキュパント・センシング」(乗員検知システム)も採用
バッテリー容量は全グレード共通で106kWh、フル充電での航続距離は650km。基本的な動力性能はフロントモーターが最高出力177PS、最大トルク265Nm、リアモーターが279PS/405Nmで、「パフォーマンス」は前が299PS/390Nm、後ろが381PS/480Nmとなる。































