1,000枚超のヴィンテージTシャツが集結する「大Tシャツ展」が表参道ヒルズで開催中だ。会場では「Tシャツ史」を彩る激レアなアイテムを鑑賞できるほか、アート、音楽、映画にまつわる貴重なTシャツをディグって購入することも可能。中には3ケタ万円の逸品も? たかがTシャツと侮るなかれ!
これまでに掲載したヴィンテージTシャツの写真を一気に見る
会場で見られるのはどんなTシャツ?
大Tシャツ展は「展示エリア」と「販売エリア」の2区画に分かれている。
展示エリアには「Tシャツ史をものがたる20枚」と「著名人の“思い出の1枚”」が並んでいる。
「販売エリア」は「アート」「音楽」「映画」の3つのゾーンに分かれる。壁面の「Tシャツ画廊」には、額装された貴重なアイテムが。これらも購入可能で、中には3ケタ万円のアイテムもあるそうだ。
各ゾーン中央のラックには、ハンガーに吊るされたたくさんのTシャツがある。これを1枚ずつディグっていくだけでも、かなり楽しめるはずだ。
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映画『羊たちの沈黙』のスタッフTシャツ。黒地バージョンもあるそうだが、白地はかなり珍しいそうだ。レクター博士をフィーチャーするでもなく、蛾を配したデザインが秀逸。着れば「変身願望」をかなえてくれそうな1枚だ
ヴィンテージTシャツの魅力とは?
取材・撮影は7月3日の内覧会で実施した。報道向けに割り当てられた時間が終了すると、会場には数量限定の内覧会招待券を購入されたであろう多くの愛好家が詰め掛けていた。ヴィンテージTシャツ人気はいまだに旺盛なようだ。
大Tシャツ展を主催するウェーバー(weber)の池田仁さんにヴィンテージTシャツの魅力について話を聞いてみた。
――街を歩いていると、バンドTシャツを着こなす若い人をよく見かけます。ヴィンテージTシャツの盛り上がりを肌で感じているのですが、現状はどんな感じですか?
「ヴィンテージ」というものが、ここ数年はすごくフォーカスされていると感じます。デニムや古着なども含め、ヴィンテージがいろいろと盛り上がっているという印象です。
――Tシャツというと、普通に買えば980円でも手に入ると思うんですが、けっこうな金額を支払ってでも手に入れたくなるヴィンテージTシャツの魅力とは、どのあたりにあるのでしょうか?
人それぞれだと思うんですけど、やっぱり、「人と違う」ところではないでしょうか。ファッションってやっぱり、自分を表現することだと思うので、人と違うとか、この1点しかないというものに魅力を感じるのだと思います。
クルマでも時計でも、何でもそうだと思うんです。(時間を知るだけなら)別にスウォッチでもいいのに、ロレックスを付ける。特に男性は、そういう部分にくすぐられるんだと思います。
――もともとは工業製品として大量に作られたTシャツでも、時間が経って、数が少なくなると価値が出てくるんですね。
30年とか、ある程度の歴史を経て、それぞれのTシャツに「味わい」が出てくるといいますか、同じ個体でも、やっぱり重ねてきた年月や通ってきた過程で、ボディの「やれ具合」みたいなものが全く変わってきますよね。
――あまり傷んでいなくて、ピカピカの状態で残っている個体に価値があるのは分かるんですが、いい具合に「やれて」いるものにも、やっぱり魅力がある?
そうですね。私自身も、そういうものの方が好きですね。自分のところにたまたま巡りついた、そういうストーリーみたいなものがあった方が、なんかグっときます。




















