クレドールが長年追求してきた“薄さ”と“工芸”の美。その到達点を示すのが、トゥールビヨンを搭載した「GBCF997」と、静謐(せいひつ)なディープブルーの「GBBY967」だ。
いずれもゴールドフェザー U.T.D. の名を冠しながら、表現する世界はまったく異なる。彫金が光を操るか、漆が深みを描くか。2つの“羽根”が示す美の方向性を紹介する。
職人が手作業で生み出すダイヤルの芸術。クレドールの過去のモデルを見る
匠の彫金が時を照らす。<クレドール> ゴールドフェザー トゥールビヨン 彫金 限定モデル「GBCF997」
クレドールが長年磨き上げてきた彫金技法を結晶させた限定モデル「GBCF997」。ダイヤルの表に極細ローマ数字と魚々子(ななこ)模様(※)、裏面には、羽根のような放射状の直線が繊細な輝きを添える一本だ。
※魚々子(ななこ)模様
専用の鏨(たがね)を用いて金属面に小さな円を連続して打ち込む彫金技法。まるで魚の卵を散りばめたような模様に由来する。
プラチナ950製ケースは縦45.2×横38.6×厚さ8.6mm。優美なカーブを描くフォルムが軽やかな装着感を生み、薄型構造と紺のクロコダイルストラップがドレスウオッチとしての快適さと品の良さとを支えている。
風防は、内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス。防水性能は日常生活用防水。
ムーブメントは手巻き式のキャリバー6850を搭載し、トゥールビヨンを備えながら約60時間のパワーリザーブを実現。石数は22石で、精度は日差+15秒~-10秒。裏ぶた越しには、キャリッジから放射状に伸びる力強い彫金が広がり、匠の技を存分に味わえる。
価格は2,860万円、発売は2026年8月7日。世界限定25本の希少な芸術品だ。















